「読書を平和を生み出す力にする」by id:YuzuPON


読書週間は、まだ至る所に戦争の傷跡が残っていた昭和22年、読書の力で平和な文化国家を作ろうと呼びかけられてはじまったものです。戦争は、知の力で防いでいくことができる。本を読み、考え、知性と理性を磨いて新しい社会を作っていこう。そういう目的で始まったのが読書週間です。
最近は、戦争を賛美したり、再び戦争の準備をはじめることを呼びかける本も多くなりました。でもそれも、平和な国だからこそ、思想信条と表現の自由が保証されている国だからこそできることです。ひとたび戦争になれば、発禁焚書の嵐が吹き荒れます。
読書週間の意義を知ってから、私は文化の日を中心としたこの時期には、努めて平和を考える本を読むようにしています。今年の読書週間の標語は「君と読みたい本がある」です。皆さんと共に、平和を考える本が読めたらうれしいと思います。


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