重陽節句に「着せ綿」」by id:YuzuPON


どこでもやっていることではないかもしれませんが、うちでは重陽節句に合わせて「着せ綿」と呼ばれる行事があります。前日の8日に菊の花に綿をかぶせて、翌朝、花の香りの移った綿を取り外して顔に当てるのです。ただそれだけ。なんだそりゃという感じの単純な風習ですが、これをやることで若さと健康が保てるのだそうです。ほんのり菊の香りがする綿は、少し朝露をふくんでしっとりしています。とても爽やかな感触です。


新暦の9月初旬に合わせてこれをやるのは、なかなか難しいんですよね。早咲きのものを選ばないといけません。
でもうまく咲いてくれなかったら、旧暦でやってもいいんです。うちではどちらでやってもいいことになっています。旧暦でやれば10月ですからばっちりいけます。


»このいわしのツリーはコチラから