リブ・ラブ・サプリ #024 「家族や友達と、紙1枚で遊ぶお話づくり」

#024 テーマ
頭のストレッチ」「夏の衣替えに」「果物を楽しむ

“リブ・ラブ・サプリ”フレーズ
「家族や友達と、紙1枚で遊ぶお話づくり」by ハザマ

“メッセージ”
私はコトバ遊びの色々が好きなのですが、なかでも頭のストレッチにオススメなのが、紙1枚でできる物語お話づくりです。これはヨーロッパの古くからある遊びで、実際に遊んだことのある方もいるかも?イタリアの詩人・ファンタジー作家のジャンニ・ロダーリという人が『ファンタジーの文法』という本の中で紹介しているので引用してみます。

「それはだれですか。/どこにいましたか。/何をしましたか。/何と言いましたか。/みんなは何と言いましたか。/終わりはどうなりましたか。
グループのはじめの者が一番目の質問に答を書き、誰にもその答がわからないように紙を折っておく。二番目の者は二番目の質問に答をあたえ、やはり紙を折っておく。こうして質問が終わるまでおなじことをくりかえす。おわると、これらの答をひとつの物語として読み上げる。」

一度やってみて下さい。みんながバラバラに答えを考えるのでナンセンスなお話が出来上がるのですが、たいてい意味がおかしくて笑ってしまうか、時には偶然に面白い符合が生じてお話のイメージがふくらむこともあります。大人も遊べますし、子供さんと一緒にしてみるのも楽しそうです。

これは6人いないと出来ないことになりますが、もし2人だったら、こんな遊びもあります。「○○とは?」の○○と、「××である」の××を別々に考えてくっつける遊び。「月とは? 白いタマゴの殻である。」というようなちょっと奇妙な文が出来たりします。
いずれも、普通の頭で考えたのでは思いつかない予想外の文章が出来るのがお楽しみ。お茶やお酒を飲みながら、時にこんなコトバ遊びに興じてみれば、もっとやわらか頭になれるかも?

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※今回の「いわし」ご投稿は5月28日(月)正午で終了とさせて頂きます。

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