「お茶のひとときに昔話を聞く」by id:Oregano

昔話といっても、桃太郎や浦島太郎の話ではありません。父や母の子供のころや若いころの時代のできごとを聞くということです。
家族のお茶の時間は会話の時間でもありますが、親子の会話は世代の違いが邪魔をして話が盛り上がらなかったり、無理して話を合わせようとしてぎこちなくなったりしがちだと思います。うちもそういうことが重なって、家族の会話がはずまなくなっていました。
ところがある時、お父さんが若いころどうだったのと話を振ったのがきっかけで、とても話が弾むようになりました。父と母は同世代ですから、そうそうあのころはなどと、どんどん話が盛り上がっていきますし、聞いているこちらも色々知らない話が出てくるので、義理ではなく本当に興味深く話に加わっていくことができます。
昔のテレビのヒーローの話や音楽の話、学生生活の話、新入社員のころの話など、聞いていると本当に面白いです。さらに父や母のプライベートな話も出てくるので、意外なエピソードにびっくりさせられることもあります。
ちかごろ親子の会話が少ないと思ったら、ぜひ父母の昔話を聞いてみてください。お茶の時間が楽しくなること請け合いだと思います。

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