「日本のたんぽぽ保護活動とたんぽぽ遊び♪」by id:CandyPot

たんぽぽには、日本のたんぽぽと、外国から入ってきたたんぽぽがあります。見分け方は簡単で、普通の黄色いたんぽぽの場合、花の下の緑のところが反り返ってささくれみたいになっているのが外国からきたたんぽぽ、ささくれになっていないのが日本のたんぽぽです。
日本のたんぽぽはすごく少なくなってしまったので、もうなかなか見つかりません。見つかったらとても幸運です。私は「このたんぽぽは日本に昔からある種類です。数が少ないので大切にしてください」と書いた自作のカードを用意して、ひそかに土に立ててきます。外国からきたたんぽぽは増えすぎるくらい増えるので、ちょっと引っこ抜いて遊んでしまったりします。茎は中が空洞になっているので、茎を適当な長さに切って吹くと笛になります。ピープー鳴ります。
レンゲがあったら、お花をひとつだけもらってたんぽぽの茎にさすと風車になります。レンゲの花を口で吹くと、くるくる回ります。たんぽぽの茎をストローにして吹くと、もっとよく回ります。
たんぽぽの葉っぱを取ってきてお湯で茹でると食べられます。茹でたのを刻んで、卵とマヨネーズを和えたものに入れると、ちょっとほろ苦い春のサラダができあがります。