いわしの回答(転記)
お箸について。
以前何かで、日本人にとっての割り箸文化と言うことで、
「塗り箸よりもその都度新しい割り箸が実は贅沢品であり、安物の割り箸であっても、観念上は上等の塗り箸よりも高級である。また、その考えの根底には日本人の「ケガレ」思想がある」
と言った内容の記事を見たことがありました。
歯ブラシとか、コップ、食器とかのご意見もあるようですが、これらも同様に、他人が口を付けるという事柄の延長かな、と思いました。また、他のご意見としては「愛用」という考えもあるようですが。
実際、我が家でもお箸、コップ、歯ブラシは個人で使い分けていますが、確かに、愛着と言う感じではありません。また、海外ではフォークや食器類の使い分けは日本ほどうるさくないとも聞きました。
その人によって抜きやすさがあって別々の物を使ってます。
普段、私がまゆげを抜いてる物を、なにげなく主人が鼻毛に使ったとき、かなりショックでした。
毛抜きってデリケートですよね。愛用の毛抜きを無くしてしまって新しいのに変えたりすると、とても違和感があります。
眉毛を抜く毛抜きを鼻に持って行かれたら、これはショック。男の人にはわかってもらえないかもしれませんが、きゃぁって叫んでしまいますね。
家族それぞれ自分の傘を使ってます。
嫌というわけでもないんですが、なぜか決まってるというか。
ビニール傘は別として、ある程度のいい傘になってくると、「○○だからこの傘を使いたい」といったこだわりが出てきますよね。大きさが気に入ってるからこの傘を使いたい、軽さが気に入ってるからこの傘がいい、みたいな。
うちにも父専用の傘というのがありました。広げると大きくて、子供心に、まさに父のような傘だと思っていました。
母は洋裁が趣味で、他は何でも触らせてくれたのですが、「洋裁用はさみ」だけは特別扱いで触らせてくれませんでした。ずっしりしていて良く光っていて(油をさしていたのかも)、私は折り紙工作などが好きだったのですが「布用はさみは紙を切ると切れなくなるのよ*^^*」といつもほほ笑んでました。
布用の裁ち鋏ではぜったい紙は切っちゃだめって、やっぱり貸してくれませんでした。大きくて光ってて、大人だけが使える特別な鋏に見えて、すごく憧れていました。
家庭科の道具を揃えてもらった時、はじめて自分専用の裁ち鋏を持てた時はうれしかったなぁ。
マイwiiリモコンがあります(家族全員分)いろいろとシールとか貼ってわかりやすくしてます。
家族全員分があるというのがいいですね。ご家族の仲良しぶりが伝わってきます。やっぱり勝手に他の人の物を使っちゃダメなんでしょうね。家族全員常時手にぶら下げていたら楽しそうです(笑)
工具箱は私の宝箱です。特に高級品が入っているわけではありませんが、ヤスリ一本でも目に詰まった削りカスなどを丁寧に取り除いて手入れしていますし、自分なりに工夫した手製の治具なども色々入っていて、それぞれに思い入れの深い物ばかりです。いわば大人のおもちゃ箱と言えるかもしれません。
でも、持っているのに貸さないと嫌われますので、家族貸し出し用には百均で買った工具などを別に揃えています。
私も簡単な電子工作はしますが、ハンダゴテ以外は百円ショップ工具です(笑)。手製の治具というのがすごいですね。
私の工具でひとつ自慢ができるのはプラスチックカッターです。金切りノコギリの刃が折れたので、もったいないのでグラインダーで市販のプラカッターを真似て削り、木の柄を付けて作りました。自慢の一品ですが用途が特殊なので、誰も貸してくれと言ってくれないのが残念ですw。
バンドやってた頃のギターです。本当に欲しかったギターじゃくて、高校生だったのでお金が無くて妥協して買ったんですが、バンド仲間とセッションしたり、楽しかった事とか人前で初めて演奏した時すごい緊張した事とか、たくさん想いでがつまってるギターです。
ギターはある意味、武士の魂みたいなものなのかと思います。私の友人にも、今はいいギターを持っているのに、高校の時に買った安いギターを絶対に手放せないと大切に持っている人がいます。
家族4人(父・母・姉・私)それぞれ車を1台ずつ所有してます。父=外国産セダン、母=国産セダン、姉=2BOX、私=スポーツ。環境によろしくない一家です。
私の家もそうです・・・。
私=軽・乗用車 父=乗用車・ワゴン 母=軽
ドライブ用と買い物用って感じになってます。
他にお金を使うこともないので車がふえちゃいました
わが家はスープを飲むことが多く、家族分のお揃いのスープ皿があります。長く使い続けているので、どれも少し縁が欠けたりしています。でも愛着があるお皿なので、誰も買い換えようと言いません。
いつの間にか、どのお皿が誰専用と決まってくるようになりました。微妙な縁の欠け方などで、一枚一枚のお皿の見分けが付くからです。家族皆、自分のお皿でないと落ち着きません。
以前母が入院したことがあり、その時、一枚だけ使わずに残ったお皿を見て、とても寂しくなったことがありました。無事退院できてそのお皿にスープを注いだ時、涙が出ました。
ひとつの物を使い続けていく間に、それぞれに家族一人一人の個性が重なっていく。物を大切にしていく最高の姿ですね。お母さんの入院のエピソードにもじわりときました。幸せな家族。そして幸せなお皿たちです。
うちのダイニングテーブルには、それぞれ小学生が学校机の椅子のような紐付き座布団というか、背もたれに紐で縛る座布団が付いています。
最初は全員同じ座布団でしたが、古くなって交換していたりするうちにいつの間にかバラバラになり、座布団で誰の椅子かが識別できるようになりました。
掃除の時などに動かしてうっかり場所が変わっていたりすると、誰かが正しい位置に戻します。家族全員、自分の椅子でないと落ち着かないようです。
家族の歴史を感じる話ですね。
そう言えばうちの椅子もだいぶ古くなってきました。椅子を引く時にどこを持つといった癖がそれぞれの背もたれにあらわれてきて、場所が入れ替わっていると、なんとなくわかるようになってきました。
仕事用も兼ねているので、パソコンは別々ですね。
パソコンを使わない母を除いて父と私がそれぞれ持っています。
以前は、配偶者のパソコンもありましたが、
父のパソコンが故障したとき、配偶者のパソコンから部品を取り外して修理したので、今は自宅では使っていないです。
でも年賀状印刷のときだけこっそり父のパソコンを使わせてもらっています。(自分のは触らせないですけど。)
昔はデスクトップで共用だったのですが、気がついたら
一人で一台ノートを持つようになってました。
パーソナルって言うくらいだから当たり前かもしれませんが
わが家は飲み物の好みがバラバラなので、朝や食後などのお茶タイム用の飲み物をそれぞれで用意しています。父は緑茶。母は日本茶ですが、ほうじ茶が好きなようです。私は紅茶専門。母は紅茶も好きですが、茶葉の好みが違うので、それぞれ別々に用意しています。
キッチンには家族それぞれのお茶が並んでいて、それぞれが好みの缶に入れていますが、でも家族のお茶タイムにそれをいれるのは、いつも誰か一人です。父の緑茶はちょっとさましたお湯で、母のほうじ茶は熱々のお湯で、私の紅茶も熱々のと、それぞれ家族の好みに合わせていれ分けます。みんなの好みに合わせて一番上手にいれられるのは、やはり母です。
コーヒーだけは家族全員が同じ物を飲みますが、いれてくれるのはいつも父と決まっています。
お酒って全然このみが違いますよね。うちは父が酒。兄ビール。私カクテル系のようにいつもばらばらでした。
親戚があつまったら最後には皆でお酒を飲むので、いろんな種類が勢ぞろい。
父は贈り物で貰ったお酒などを大事にとっていて何かの時にお客さんなんかに振舞ったりしていました。
いちど、父のとっておきの酒にオレンジを入れてカクテルにして飲んだらおこられました 笑
「いい酒なのにオレンジなんて入れて飲むなーー!」 笑
母は「おいしいっていってるからいいじゃないの」って笑ってました。 ^-^