イエコト・ミシュラン #062
みなさまこんにちは、hazamaです。昨日31日、〈みんなの住まい〉サイトのVol.66が公開されました〜。今号の特集テーマは「ライフスタイルと間取り」。もちろん〈イエはてな〉からも、特集コンテンツ“イエコト・ミシュラン”に「家族の成長やライフスタイルで変える空間作り」の記事、そしてトップページのカバーストーリーには「父の創作子守り童話」が掲載になりました! みなさまぜひご覧になってみてくださいね。そして、〈みんなの住まい〉内の〈イエはてな Press Room〉も金曜日が更新日になっていますので、そちらも時折チェックを♪ ここでの語らいやみなさまのメッセージが、常に記事として伝えられています。〈イエはてな〉発の暮らしの提案やアイデアがより豊かに蓄積されていく感じもうれしいものですね!
もっと便利に素敵に!活きる・活かす家具使いコンテスト
「もっと便利に素敵に!活きる・活かす家具使いコンテスト」
さて、今日は“イエコト・ミシュラン”#062の語らいのスタートです。今回のお題は、「もっと便利に素敵に!活きる・活かす家具使いコンテスト」。このテーマ、家具が活きる、それによって空間が活きる、ということを自由な発想でとらえてみてください。たとえば、クローゼットや収納家具など家具自体のより有効的な使い方、キャビネットや本棚をめぐって素敵な時間やコミュニケーションを生み出すスペース作り。またここにこんな家具を置くと意外に便利!という経験談や、椅子やテーブルの配置によってこんな空間に変わる!といった家具レイアウトのトリビア的アイデアなどなど。家具の活かし方アイデアならどんなものでもOKです。日頃何だか不便に感じているイエの中の空間の改善案を練ってみたり、一度作ってみたかったスペースを家具とともにプランしてみるなど、ぜひいろんな角度からアイデアをひねってみてくださいねw 今回もきっと目からウロコのアイデアが飛び出すことを楽しみに、みなさまからのメッセージをお待ちしています!
“アイデア・タイトル”
「可動パーテーション活用で、空間も楽しさも自在に!」
by hazama
“メッセージ”
私は以前から、動かせる家具や折りたためる家具・モノのかしこさに魅せられているのですが、今回も真っ先に思い浮かんだのが、可動式のパーテーションでした。イエ空間用のパーテーションにも、木、籐、スチールなど、さまざまな素材やカタチがありますよね。なかには、木枠にキャンバス地が張ってあって、ちょっとしたポケットやフックが付いていたりと、すでにプラスアルファの便利なアイデアが施されているものもいろいろ。
そこで、パーテーションをリビング空間などにもっと活かせないかと発想がひろがりました。つまり、広い空間を必要に応じて「仕切る」という役割プラス、より「インテリア性」を楽しんだり、パーテーションを動く壁(面)としてもっと「付加活用」できないか?と考えてみたのです。そして浮かんできたいくつかの活用法は……。
■季節の素材やファブリックを楽しむ
日本でも欧米でも、よく枠組に布が取り付けてあるパーテーションがありますね。その目隠し布の部分、ここをいつもそっくり取り替えることができるようにします。そして窓のカーテンを季節ごと模様替えするように、シーズンに合った素材やファブリックをしつらえる。夏は麻やシースルークロス、冬はあったか色のネル生地やビロードに。ファブリックはスナップやピンできれいに留めたり、あるいはたっぷりと二つ折りのかたちで枠に掛けるだけでも素敵です。
また、夏はすだれを、冬は和紙を掛ける、というのももちろん美しい。日本のパーテーションは、昔からある衝立や屏風です。夏や簾戸、冬は障子にはめかえられる建具と同じように、衝立でもはめかえ式のものがありますよね。これは機能的な知恵とインテリアとしての美しさが両立した素晴らしい家具。そんな知恵を現在のパーテーションにあてはめてみるのもいいですよね。
■仕切りとしてだけでなく、ソファスペースなどのバックのインテリアに
これは屏風の使われ方にヒントを得ました。屏風は「仕切り」になるだけでなく、特に金屏風などは踊りの舞台や大切なしつらいの背景として立てられるものでもあります。これと同じように、仕切る機能のみならず、可動式の美しい壁として自在に配置してみる。パーテーションとして必要のない時は、ただ折りたたんで収納するのではなく、ソファスペースのバックに立てるなど、表情あるインテリアの役割を担うというわけです。
■家族やゲストとのコミュニケーション・ボードに
パーテーションの枠の中の面に、たとえば、上からファブリックなども掛けられる木板を固定しておくとします。そうすれば、木板の面はそのまま家族のコミュニケーション・ボードにも! 子どもたちが描いて持って帰ってきた絵を貼る、遊びに出掛けた時のスナップをピンナップする、もらったハガキや今日作った小物を掛けておく……。パーテーションがそのまま楽しいピンナップ・ボードになっていれば、家族やゲストとのトークもはずみますね。子どもたちは見せたいものを貼るのが楽しみになるかも知れないし、時にはパパからのメッセージが貼ってあったりするのもうれしい。そのイエらしさが映し出される楽しいパーテーションになるはずです。
こんなことを考えながら、簡単な造りのものをカスタマイズして、わが家オリジナルのパーテーションに仕立てるのも楽しそうではありませんか? 枠に手を加えたり、好きな色に塗装したり。いつものリビング・ダイニングに、新しい表情、シーズンごとの色やテクスチャー、そしていきいきとしたコミュニケーションが生まれたら素敵です!
※今回の「いわし」ご投稿は9月6日(月)正午で終了とさせて頂きます。
※今回のミシュラン評価(ピックアップ賞)は9月7日(火)に「イエはてな」にて発表いたします。
※〈イエはてな〉では、いわしへ投稿されたコメントと画像をダイアリーに転記しています。できましたら「投稿画像のwidth属性」を450px以内に指定していただけますようご協力をお願いいたします。
いわしの回答(転記)
時々、イエはてなの語らいでも話題になる学校机。ネットオークションなどにも出品されることがあります。まだ購入には至っていませんが、今年からアパートで一人暮らしを始めている親戚の女の子が、これをとても欲しがっているのです。彼女の計画は、「4つ並べてダイニングテーブルとして使いたい!」。机を4つ田型に寄せる、あの給食の時間の再現ですね。
最近は学校机もデザインが変わり、高さの調節が出来る機構を備えた物もあるようですが、彼女が通っていた小学校では、学校にスチール机が登場して以来長年同じデザインを保ち続けてきた伝統的(?)なタイプだったそうです。
「でもちょっと待てよ、学校机ってサイズが色々なかったか?」「そういえば一年生の机を運んでて、ちっちゃいなって思ったことがあった」。そこで学校机の規格を調べてみました。学校机はJIS規格により定められていて、1999年に大幅な改正がありましたが、新旧どちらも子供の身長を基準に、何段階ものサイズが定められていることがわかりました。「そうか〜、オークションなどに出るのはたいてい出品数1だから、4つ買い集めるには、ちゃんとサイズが揃っているかをよく確認しないといけないんだね」。学校机だけに勉強になりました。
旧タイプの学校机の場合は改正前の旧JIS規格で作られていますが、これには身長173cm以上の生徒向けの「特号」から、身長109cm以下の子供向けの「11号」まで、全12段階のサイズがあります。一般的なダイニングテーブルの高さはだいたい70cmですから、これは学校机で言うと、旧規格の「2号」(対象身長159〜172cm)の天板の高さに相当することがわかりました。「てことは、まず『特号』から『2号』の間のいずれかのサイズを最初に一つ手に入れて、あとはそれに合わせて買い足していけばよさそうだね」。だんだん方針が定まってきました。彼女の身長では「特号」はちょっと高い気もしますが、使ってみて高すぎるようなら、脚のカットは簡単です。
彼女は夢を広げています。普段は4つ並べてダイニングテーブルとして使う。でも4つ全てが同じではなく、それぞれの机の中には勉強道具やお絵かき道具、裁縫道具、趣味の道具などを入れておく。それぞれに「勉強の机」「図工の机」「家庭科の机」「クラブ活動の机」などと名付けて、何をしたいかによって、座る場所を変えて楽しむのと。また、時々一つだけ窓際に移動させて、校庭の見える大好きな席に当たった時のことを思い出しながら勉強したりもしたいなぁと、目を輝かせながら語って聞かせてくれます。これはとても楽しい計画ですね。椅子用座布団も、それぞれの机のイメージに合わせて作りたいと言っていました。
普通のイエでも、ダイニングテーブルが学校机になっていて、それぞれの席の机の中に、お父さん、お母さん、ボク、わたし、それぞれの個性的なアイテムが入っていたりしたら、イエがすごく楽しくなると思いませんか?それに、こんな楽しい給食の時間のようなダイニングやリビングがあったら、みんながそこに集いたくなりそうです。ポツンと席が空いてしまうと寂しいですから、「お父さん、最近帰りが遅いよ、夜の給食、欠席しちゃダメでしょう」。こんな言葉をかけられたら、ちょっと一杯の誘いを断ってでも、お父さんの帰りが早くなりそうですね(笑)。
大人には子供のころの郷愁を。子供には学校と同じ楽しさを。前に「学びとコミュニケーションのスペース『イエ図書室』計画」というのを書かせていただいたことがありましたが、学校机があったら、こんな計画もグンと楽しくなりそうです。
http://q.hatena.ne.jp/1270443201/259609/#i259609
家族みんながクラスメイトのように席を並べて過ごす、こんなリビング・ダイニング計画はとても楽しそうだと思いませんか。椅子付きで新品を4セット買うと、ちょっとしたダイニングテーブルを買うほどのお値段になりますが、同じ買うならこんな遊び心のあるテーブルもいいかもしれません。
部屋に収納が少くて、物が床まであふれている。
ソファーを置いていても、気がつくと座面が物置になっていて、ソファーにもたれて床に座っている…そんなイエも少なくないのでは?
そんなイエにオススメ、リビングに畳収納ボックスを置いてみませんか♪
畳収納ボックスとは、収納ボックスの上に畳を載せたものでサイズは幅30cm〜90cm、長さも60cm〜180cmと実に豊富にサイズがあるんです。
収納部分も引き出し式や、大きいサイズについてはバネで蓋部分の畳を持ち上げるタイプも。
畳収納ボックスの高さは殆どが30〜32cmで、腰掛けるのにちょうどいい高さです。
そしてこれは座った時の目線がダイニングチェアの方と同じくらいの高さになります。
下に滑り止めを兼ねた床の傷防止シート(フェルトやコルクなど)を貼っておけば、もたれかかっても大丈夫。
い草畳の利点は今まで何度もイエはてなで取り上げられていますが、湿度が高い時には湿気を吸い取り、
乾燥すると水分を放出してくれるので季節を問わず部屋を快適にしてくれます。
また和紙畳タイプは、飲み物などをこぼしてもさっと拭き取れダニやカビも防ぎ色焼けもしにくいという利点があります。
この畳収納ボックスですが、基本的には置いてあるだけなので手軽に移動でき、様々なシーンに対応します。
・1個でベンチに。
・2個をL字やニの字に置いてソファー風に。
・3個〜4個を並べて畳ベッドに、ゴロ寝スペースや急なお泊り客にも対応できます。
・4個をロの字に組めば家族が向き合って語らう団欒談笑スペースに。
私たち夫婦はこたつ派なので掘りごたつ風にして、畳ボックスに腰掛けて食事をしたり、
寝転んだりして畳の上でリラックスして寛ぐのもいいですね。
部屋のスペースにあわせて、部屋の真ん中に島のようにして置くもよし、壁にくっつけて畳コーナーや畳ステージにしても面白いです。
もちろん座面の下はすべて収納ですので、収納が少ない部屋でも大容量の収納が可能です。
タンスを畳収納ボックスに変えれば、部屋をより広く使えます。
高さもないので、地震がきても倒れたりする心配がありません。
中に季節モノのラグやカーテンなどの大物から・・・来客用の座布団やタオルケットを入れておいたり、ちらかりがちな雑誌に衣類など、余計なものはすっきり隠して寛ぎの和空間に。
将来、車椅子生活になった場合にも車椅子⇒床の畳へ、より車椅子⇒畳収納ボックスの方が
高さが同じ程度のため移りやすいですし、車椅子からの視線と畳収納ボックスに座った視線が同じ高さで会話もしやすいです。
*この畳収納ボックスをカラーボックスで手作りする方法を載せたサイトがありました。
http://www.tatamiwa.com/box%20tatami.htm
さすがに一から作るのはちょっと・・・という方には組み立てキットもあります。
家族で組み立てれば、より家族の絆が強まるのではないでしょうか?
もちろん完成タイプもありますので一人暮らしの方やお子さんがまだ小さい家庭や、ある日帰ったら、部屋が和空間に!というサプライズ演出をするのもw
畳収納ボックスはライフスタイルに合わせて空間をアレンジすることが簡単にできる、すごく便利な収納家具です。
エクステンションテーブル、つまり天板の幅が伸ばせる構造のテーブルですね。伸長幅は物にもよりますが、普段使うサイズの5割増しから倍近くにまで伸ばせる物もあるようです。普段は縮めて部屋を広く使い、来客があった時などには伸ばしてテーブルを広く使う。なかなか優れ物のテーブルです。
来客時以外にも、たとえば子供がいるイエでは、伸ばしたスペースで子供が勉強やお絵描き。食事の後でまだ食器などが残っている状態でも、引き出した部分はまっさらなスペースですから、子供はすぐにやりたいことに取りかかれます。親は後片づけを急ぐことなく、ゆっくりお茶でも。唯一の手間は、子供にせがまれて天板を引き伸ばす作業くらいですね。これはちょっと子供には難しい場合が多いですから、大人がやってあげましょう。
あるいは家族で何かの共同作業をする時にもいいですね。たとえば家族新聞を作っているとか、自治会の役員などをしていて町内に配布するプリントを仕分けする、なんていう作業があるようなイエでも、いつものダイニングテーブルを伸ばして使えば、まるで学校の生徒会役員室にあるような机に早変わり。ページの順番にプリントを並べて一枚ずつ取って重ねて、なんていう作業も楽々です。
あるいは、先のイエコト・ミシュラン#061に「イエが寺子屋になるようなスペース作り」(id:SweetJellyさん)
http://q.hatena.ne.jp/1280300689/269395/#i269395
という書き込みがありましたが、こんなテーブルがあれば、家族が出払っている昼間はリビングがカルチャーセンターに早変わり、なんていうイエも作れるかもしれません。
もっとも、エクステンションテーブルの購入にあたっては、いくつか注意しておきたいポイントもあります。たとえば、
・テーブルを最大に伸長した時に座れる追加人数分の椅子を、普段はどうしておくか
という問題です。来客があった時にたくさん座れるように、という目的でエクステンションテーブルを選ぶ場合、追加椅子の置き場の問題がクリアされないと、部屋には導入できません。
また、シンプルなテーブルに比べて構造が複雑ですから、
・伸長させる機構が複雑すぎないか、壊れやすくないか
・伸ばしたり縮めたりする作業がやりやすいか、手を挟んだりする危険を防止する対策は十分か、ストッパーは確実にかかるか
・引き伸ばした天板の安定性はどうか、ガタは出ないか、耐荷重は十分か
・脚の位置が邪魔になって伸ばした部分に座りにくくないか
といったことは事前に十分検討されなければなりません。最近は家具を通販で買うことも少なくないと思いますが、こうしたちょっと複雑な機構を持つ家具は、実店舗で十分に品物を確認しておくのが安心ですね。その上で同じ品物を買うなら、通販の利用も安心です。
導入にあたってはちょっと注意点もある特殊なテーブルですが、天板の幅と一緒にリビングの可能性も広がるこんなテーブルに、ちょっと注目してみてはいかがでしょうか。
最近わが家では、そろそろテレビ離れしようかなぁ、という声が上がり始めています。完全にテレビを見ないということではありませんが、テレビ以外のメディアにも目を向けていかないと、ちょっと人生貧しくなるかも、といった感じなんです。
そこで、テレビの存在は否定しないけど本にも目を向けようということで、テレビの画面に目がいけば文字通り自然に目に付く位置に、小さな本棚を置いてみたんです。最近のテレビは薄型ですから、使う本棚も、文庫本や新書本を収めておくような薄型です。大型の本は普通に収めず、棚板を抜いて広くしたスペースに、表紙をこちら側に向けて、斜めに立てかけて収めます。書店の注目本のレイアウトみたいな感じですね。ちなみに棚の縁にどっしりした文鎮を置いておけば、立てかけた本が倒れることはありません。
こんな感じで置いているので、冊数はほとんど入りません。でも、家族一人一人が数冊ずつ、今読んでいる本や、読み終わって家族に勧めたい本などを置いておくには十分です。
こんなふうに本の家庭内シェアをはじめると、家族の会話の奥がすごく深くなってきます。テレビ番組はターゲットとする世代が狭いことが多いので、親子間であまり深く語り合うことは少ないと思うんです。これがある意味、テレビ時代の家族の会話の減少の理由の一つ。でも、「家族にも勧めたい」という気持ちで置いた本からは、どんどん共通の話題が広がっていきます。
テレビとの連携も色々生まれています。
「みんな○○読んだ?今度あれの映画化のディスク借りてこようと思うんだけど見たい?」
なんて、テレビという機械が読書の延長に位置づけられるようにもなってきました。
最後に、わが家の本のシェアに関する暗黙のルールを、いくつかご紹介しておきますね。
まず、誰かの読み途中の本にはカード型のしおりが挿してありますので、他の人が手に取る場合はそれを動かさないということ。みんなそれぞれ自分らしい個性あるしおりを用意しています。
それからネタバレ厳禁。本の感想などを語り合いたい場合は、全員が読み終わっていることを確認してからです。
あと、他者のお薦め本をけっして批判したりばかにしたりしないこと。お薦めの本には、必ず何かの良さがあります。読んでみて、それを感じたからこそのお薦めです。嫌なら手に取らなければいいのですし、思想的な偏りが心配な本の場合も、読んで理解して考えた上で語り合えばいいのですから、たとえどんな本であっても、なんだこんなもの、という態度はしてはいけません。
こんなちょっとした心遣いさえできれば、テレビの横に本棚も置いてみよう作戦は、家族のコミュニケーションを、とても楽しく深いものにしてくれると思います。テレビもいいけど読書もね、ということで、小さな本棚がもたらしてくれるすてきな家族の時間を、ぜひ皆さんも楽しんでみてください。
以前こちらにホームバーのカウンターを作ったという意欲的な書き込みがありましたが、わが家にはカウンターが常設できるほどのスペースはありません。羨ましいなと思っていた時、いい物を見つけました。キッチン用隙間収納ラックです。たとえばシンクと冷蔵庫の間などのちょっとした隙間に突っ込んで使う、薄型のキャスター付きラックですね。一例をあげればこんな製品です。
http://item.rakuten.co.jp/model-bon/kitchen0041/
ここにカクテル作りに必要な材料や道具をコンパクトにまとめておけば、コロコロと引き出した瞬間、いつものキッチンがバーカウンターの中に早変わりするではありませんか。これはいけると、早速わが家のキッチンのサイズを測ってみたのですが、あいにく市販品ではピッタリする物がありませんでした。そこで自作です。使った素材はごくありふれた板きれでした。上面と前面のみきちんと目止めをしてサンドペーパーで磨き上げ、隣り合うキッチンセットと合わせた色で塗装してみました。これで隙間に格納している時の見栄えはお揃いです。他の部分は無理に色を合わせる必要はありませんから、汚れを防止する意味でクリアラッカーを吹いておくにとどめました。塗料の匂いが抜ければもう使えます。
ラックの下部には、カクテル材料となる様々なお酒の瓶。その他の段には、たとえば
・メジャーカップ
お酒などの液体の量を計るカップですね。30mlと45mlのカップが突き合わせになったステンレス製の物が一般的です。こんな物を使わずとも、目測でぴったりの分量を注げる人もいるようですが、初めてのカクテルを作る時には標準的な味を覚えるためにも、しっかり分量を量ることが欠かせません。
・カクテルシェイカー
お馴染み、カクテルをシェークする道具ですね。素材は主にステンレスですが、大きさや形は様々ですから、好みの物が見つかるまでに、何個も貯まってしまいます。これが数個並ぶと本物のバーみたいで、かっこいいですね。
シェイクした時に生じる色の濁りを抑えたい、素材の持つ味わいの鮮やかさをシェイクで損ないたくない、といった時に用いるグラスです。マティーニなどを作るときはシェイカーではなくこちらで。バースプーンやストレーナーと合わせて使います。
ミキシンググラスから注ぐ時にかぶせて使う、穴あきの蓋のような道具です。これでミキシンググラスから氷やフルーツなどがこぼれ落ちるのを防ぎます。
・バースプーン
片方がスプーン、片方がフォークになった細長いスプーン。真ん中の螺旋をうまく使って華麗にステア。スプーンはレシピで「1tsp(1ティースプーン)」などと書かれている場合の計量用にも使います。フォークの方はフルーツなどを取り扱う時などに。用途の広い道具です。
・ポアラー
瓶に取り付けて使う注ぎ口ですね。ワイン用のポアラーは注ぐ時にワインを適度に空気に触れさせて味わいを引き出すための物ですが、カクテル用は一定の分量で液体を注いでいくための道具。きちんとカウントしながら注げば、メジャーカップを使わなくてもある程度正確な分量が計れますから、急いでたくさんのカクテルを作らなければならないパーティーの時などに便利です。
・カクテルピン
カクテルに添えるオリーブやチェリーなどに刺して使う高級爪楊枝(笑)。凝ったデザインの物はなかなかのお値段です。
あとは、アイスペール(氷入れ)やアイスピック、アイストングなどの氷関係の道具や、フルーツをカットするまな板、スクイーザー(フルーツ絞り器)、そして手に馴染んだ果物ナイフやソムリエナイフなどなど。こういう道具をセットにして、ラックの中に配置していきます。これがなんとも心躍る作業。小さなラックに、まるで自分のお店が出来ていく気分です。
グラス類などは別の食器棚ですが、これでキッチンの遊んでいる隙間に、小さなホームバーセットが出来ました。下にはキャスターが付いていますので、手軽にコロコロと引き出して、すぐにカクテル作りが楽しめます。こんなことをせずとも普通に食器棚に収納しておけばいいじゃないか、と言われてしまえばそれまでですが、やはり道具をひとつにまとめて「世界を作る」という楽しみは格別です。
このアイデアをさらに広げて、キッチンにあらかじめ引き出し式ラックを複数用意しておいて、あるラックはイエ・バーテンダーのお父さん用、あるラックはイエ・パティシエールの娘さん用などと、それぞれの得意分野の道具と夢を詰め込んでいく、「家族のキッチン」計画、なんていうのもいかがでしょうか。カクテル作りやお菓子作りなどには、普段の料理では使わない特殊な道具が多々ありますから、そういう物を一個所にまとめて収納しておけばキッチンがすっきり片付きますし、なによりキッチンが家族みんなの場所になります。
作り付けの本棚があるのでそこへ収納!クローゼットのような扉を開けると机と本棚の空間が。私の一番のお気に入りです。
キッチンなどで使うワゴンは横から見ると「ロ」の字型ですが、
縦の一面が開いた「コ」の字型になっているワゴンもあります。
これって何だろう、物を乗せてコロコロ運ぶ道具なのはわかるけど、
なんでわざわざ強度が弱くなる形をしてるのかなと不思議に思っていたら、
どうもこれ、ベッドやソファを挟み込むようにして使えるワゴン、ってことらしいんです。
市販品では、こういう製品です。
ナチュラルな木製なのが、とってもすてきです。
http://item.rakuten.co.jp/aoyamat/list-0005/#list-0005
へぇぇ、そうなんだー、初めて知った!!
というわけで、父に頼んだら日曜大工で作ってくれました。
できあがったのは、ソファを挟み込むように押し込んだ時、上の板が肘掛けよりもちょっと下になるくらいの高さです。
これを作ってもらったのは、もうしばらく前。
今ではイエでのくつろぎに欠かせないアイテムとなっています。
普通のティーテーブルでは、ソファにもたれている姿勢を起こさないと、上に置いてあるカップなどが取れません。
ところがこの「コ」の字型ワゴンをソファに滑り込ませると、それが小さなサイドテーブル。
カップが座ったすぐ真横です。
つまり、ゆったりもたれた姿勢のままで、香り高いお茶などを楽しむことができるんです。
う〜ん、このくつろぎ感、最高〜!!
さらにすてきなのは、このワゴンを挟んで座ると、そこに「二人の世界」ができあがること。
座っている二人とティーカップが横一直線に並びますから、人とテーブルの位置関係が三角形になる普通の状態より、ずっと親密な感じの演出になるんですよね。
夫婦、父と子、母と子、兄と弟、姉と妹、etc.
複数での交流とはまた違った、「ワタシと誰か」という二人の関係。
イエの中でそういう絆を築いていくことも、とっても大切だと思うんです。
そんな家族のすてきな関係作りに、このワゴンは活躍してくれます。
というわけで、どんなに夫婦仲の良いわが家でも、たまには父と母がケンカすることもありますから、そんな時は二人をソファに座らせて、私はこのワゴンを連れてキッチンへ。
うふふ、ケンカ中の二人は、3人掛けのソファの端と端に離れて座っています。
いいのよ〜、それで。
お茶が入りました。今日は優しい香りのアールグレイ。
クッキーも添えましょう。甘い物を食べると心が穏やかになります。
コロコロコロコロ、スッ。
二人の間に静かにワゴンが滑り込みます。
じゃ、あとはお二人でごゆっくり〜。
紅茶を飲み終わるころにはワゴンは普通のティーテーブルの位置。
二人の座る距離は、ぐんと近くなっています。
こうしてわが家では、ケンカをしてもそのあと必ず許し合える、言い争い一つしない聖人君子の家とは違った、とっても仲良しな家族関係が保たれています。
そのほか、くつろぎの姿勢のままでノートPCを使ったり、クッションを抱いた姿勢でテレビを見ながらメモを取る台に使ったり。
私はお酒は飲みませんが、夜、あかりを落としてお洒落な音楽でもかけながら、こんなワゴンをテーブルに、ゆっくりお酒を楽しむなんていうのもすてきでしょうね。
このワゴン、すごくいいアイデアなのに、使っているイエをあまり見ないのはもったいないなぁと思います。
「コ」の字型ワゴンがあると、普通のワゴンともティーテーブルとも違った、新しいくつろぎのカタチが生まれます。
日本では昔から限られた空間を工夫して、上手に使ってきました。
その一つが、靴を脱ぐ文化です。
おかげ様で座ったり寝ころがったりとイエの中ではどこでもくつろげます。
こうした巧みな空間使いは、家具にも言えます。
現在は部屋の洋風化と共にテーブルやデスク&チェアのスタイルが主流となっていますが、
昔は卓袱台、そして文机(ふづくえ)が活躍していました。
この文机(ふづくえ)という言葉自体あまり聞かなくなって久しい今日この頃ですが、
文机とはその名の通り読み書きをする際に使う、一人用の木製の脚折れ机です。
座って使うことから、座り机とも呼ばれています。
もともとは平安時代に僧侶が写経をするために登場し、江戸の頃、寺子屋の普及と共に一般に広がったものだそうです。
物を書く以外に晩酌時の酒卓や裁縫机などにも応用がきくとっても便利な家具です。
実は実家にはこの文机があり、今でも父が愛用しております。
私も気に入っていて昔はよく読書に作文、習字に裁縫、そして弟相手に連珠やオセロなどをする際に使っていました。
父が使用している文机は折りたたむと厚さわずか10センチになり、一台では文机ですが、
二台を組み合わせれば大きなテーブルになります。
そのもう一台の文机は双様机。
座り机とキャスターつきの縦長ワゴンの二つの顔を持ち、これまた好きな場所に動かせて文机として使用します。
学習机とは違い移動も簡単にでき、椅子を使う机に比べて圧迫感がなく、背板がないので足も伸ばせます。
座っていると、床も360度使うことが出来ます。
広い場所をとる習字や裁縫の際にも広々とした床も使えて、合理的。
使わない時に文机は脚は折りたたんで省スペースに収納することができ、あちこちへ手軽に移動できる
とても便利な家具なのです。
子どもと一緒に和室で勉強をする時にも重宝しますね。
複数あっても圧迫感がなく、使い方を限定しない家具なので、その使用の可能性は無限大、デザインもシンプルなので、
和室はもちろん、フローリングの洋室でも使えます。
そして、今私が気に入って使っているのが、文机とは異なり折りたためませんが同く背板なしのコの字型ローテーブル。
こちらは無印良品でリーズナブルな価格で取り扱われています。
こちらはちょっとした荷物置きから、棚・ミニテーブル・ラック・簡易ベンチなど、
置き方も使い方も自由自在の便利な家具です。
棚や簡易ベンチとして使用した場合の耐荷重は四十キロと、強度も十分。
文机と同じく、使い道を限定せずに幅広く使える便利なアイテムです。
洒落た座椅子に座って文机やコの字机でパソコンを使う、これはまさに現代版の文机の使用法といえるでしょう。
しかしパソコンの普及で、今ではゆっくり手紙を書くような機会が減ってしまっています。
九月は長月とも云われ、夜が少しずつ長くなる月です。
時にはキーボードの代わりにゆっくりと手間と時間をかけて文をしたためることで、素敵な贈り物となります。
忙しい毎日の中で相手を思い、ゆっくりと文字を綴る、そんな豊かな秋の夜長を過ごしてみるのもいいですね。
参考サイト
(文机の歴史)
http://iroha-japan.net/iroha/B03_life/15_fudukue.html
(文机)
http://www.orientalspace.com/05/0503/000035.html
(無印コの字家具)
http://www.muji.net/store/cmdty/detail/4548718121656
(双様机)
日本独特の素敵な家具に「長火鉢」があります。木製の箱に火鉢がセットされた、アンティークな一品です。引き出しなども付いて、火鉢以外の用途も色々。これを冬だけの物にしておいたらもったいないですよね。
さあ、この長火鉢、こんな残暑の季節なら、どんなふうに使いましょうか。私なら「室礼」の空間として、長火鉢の上に「季節を飾り」ます。
たとえば花を飾るとして、それに適した高さを考えてみると、椅子に座って過ごすことが前提の洋室では、チェストの上などがちょうどいい高さになりますね。和室ではぐっと低くなって床の間の高さ。ほとんど畳と同じ高さに飾られることが多くなります。この違いは、落ち着いて座っている時の視線の高さに連動しています。
では、椅子やソファは用意されているけれど、やっぱり日本人だから絨毯の上にも座っちゃう・・・・、といった視線の高さが一定しない使われ方の部屋の場合は? そう!! その中庸と言うべき、長火鉢くらいの高さがちょうどいいんです。
私は長火鉢の上に厚手のガラス板を置き、その上に季節の花を飾ったり、扇や団扇を飾ったりして楽しんでいます。使っているガラスは、いわゆるガラステーブルの天板に使われていた物。強度が十分なので、使っていて安心感があります。
あるいは、長火鉢をテーブルとして使っても楽しいですよね。灰はよく均して綺麗に整えましょう。あ、まるで砂浜のようになりました。灰の上に貝殻置いちゃえ。そしてガラス板をかぶせます。これで、夏らしい涼しげな「長火鉢ガラステーブル」に変身です。季節ごとに灰を様々な物に見立てて、独創的なテーブルに仕立てていきましょう。灰の上に綺麗にスジを引いて石を置けば、インドア枯山水にだってなっちゃいます。
さてここで、こういう用途に使う厚い板ガラスの切り方について、ちょっとご説明しておきますね。必要な道具は、
- ガラスカッター(窓ガラスを切るような普通のガラス切りで構いません)
- ガラス切り用モノサシ(厚みのない普通のモノサシは使えません。私は厚さ10mmのアクリル板をモノサシ状に切り出し、底にゴムシートを貼って自作しました。必ず切断するガラスより長い物を用意します)
- 割り箸を割った物 1本
- ガラス用砥石(ガラスの切り口を研磨する専用の砥石です。プロはディスクグラインダーで仕上げますが、私たち素人には手で持って使う砥石の方が失敗が少ないでしょう)
- 作業中の手を保護する手袋
では、切り方の実際です。ガラス切り未経験の人は、薄い板ガラスで何度も練習してから取りかかってくださいね。
- ガラスを平らな台の上に置き、モノサシを当て、普通の窓ガラスを切る場合と同じようにガラスカッターでスジを入れていく。
- ガラスカッターで入れたスジの真下に割り箸を数センチ差し込み、
- 両脇に手の平を当て、軽く体重を掛けると、パカッと割れます。
テーブルの天板になるような厚いガラスは手では割れませんので、こんなふうに割り箸を支点にして割っていくわけですね。
うまく切れたら、切り口を砥石で滑らかに磨っていきます。割り取ったままのガラスの切断面は、一見ツヤツヤと滑らかに見えますが、ミクロの世界では細かな欠けの連続です。ですから、それをしっかりと磨り取っていく必要があるんです。磨り残しがあると、後日そこに欠けが生じたりする原因になりますから、大変でも丁寧に作業していってくださいね。手が触れても安全なように、切り口の角もシッカリ面取りします。四隅も砥石を使って丸めてください。
これは大変だ、という人は、ガラス屋さんにお願いして切ってもらってもいいですよね。手持ちのガラスが無い人は、最初からサイズと用途を指定して購入すれば手間無しです。でも、廃物を利用して自分の手で加工するならご予算ゼロ。必要なのは道具とスキルだけというのが魅力です。道具もスキルも後日また必ず役立っていきますので、ファイトのある人はぜひ挑戦してみてくださいね。
こんなちょっとのアイデアで、通年使える長火鉢。冬は暖かな炭火を楽しみ、夏は涼しげなディスプレイとして楽しんでいく。一つあると、ほんと、暮らしが豊かになりますよ。炭火は一酸化炭素が心配という人は、一年中ガラスを乗せて使っても、素敵なインテリアになると思います。
私は衣装ケースをパソコンの机にしています。
衣装ケースを二つ重ねて、その上に鉄板を置いて台を重ねて、さらに上にパソコンを置いて、さらにその上にモニターを置いて、パソコン用のデスクにしているのです。
衣装ケースは縦に長いので、前に少し余った所ができます。
そこにマウスパッドを置いて、マウスを動かすところにしています。
衣装ケースの中には、直ぐには使わない物を入れてあります。
たまにパソコンを動かす時などは、中の物を取り出してみたり、掃除したりします。
この前、クーラーを掃除する時に、真下に在るパソコンも動かす必要があったので、全部どけた時、中身を見てみました。
すると中にはいらないゲームソフトとか、マザーボードとか、今となっては何故入れたのか分からないようなものも入っていました。
たまには掃除する必要があるようです。
モノを置いたり家具を置いたりするとどうしても空間が狭くなってしまう。
大きな家に住んでいるわけではない庶民な自分にとってはほんの少しの空間もとても大事であります。
そんなときにふとテレビを見ていた時に目をつけたのがこれ
http://www.youtube.com/watch?v=XMHfBCuvh4I
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なんと壁に貼り付けることで収納するという方法。
これにより空間スペースを出来る限り最大限に残しつつ家具を配置することが出来るのです。
http://www.muji.net/store/cmdty/s1/S02710
壁に貼り付ける家具、こんなに沢山の種類があります。
壁に取り付けたり寄せ掛けたり常に壁を利用するのは当然ですね。
家具を置いても空間を利用するのは壁があってのおかげ。
その壁をさらに利用出来るのは便利ですね。
我が家も描けられる物は壁にかけるようにしています。
時計はもちろん。写真、カレンダーなどはキレイにフレームに入れて絵画を飾るようにして飾っていますし
音楽を聴くスピーカーも壁に埋め込んでしまいました!
うちは原則として、胸の高さより高い家具を置いていません。
衣類の収納のための小タンスだけはどうしてもこの高さになってしまいますが、その他は、120cmくらいまでに抑えています。
理由は、第一に地震対策で、倒れた時に下敷きにならないためです。
第二に、背の低い家具を使うことで、壁面が見えるようになるため、部屋が広く感じられるというメリットがあるからです。
とはいえ、以前はそのようなことを考えていなかったため、身長より高いカラーボックスなどもありますが、それはどうしているかというと、横に倒して、膝の高さくらいの収納スペースにしています。上にはお気に入りの写真を飾ったり、写真専用プリンタ(小さい)を置いたり、携帯電話の充電スペースにしたりしています。
それと、滅多に使わないものは、やはり家の外、物置や倉庫などに持って行くことですね。家具の容積そのものを減らさないと、結局、高さを抑えるのは難しいですから。
アイデア自体はとりたてて新しいものではありませんが、ちょっとの工夫で、いつもの部屋の飾り方が、何倍も楽しくなると思うんです。
使う椅子には、昔の学校椅子のような、幅の狭い板を何枚も並べて座面にした物が適しています。板の隙間に適当な物を差し込むだけで、立てかけた物がずり落ちるのを防ぐストッパーとすることが出来るからです。これで絵本なども安定して飾ることが出来ます。
油絵のイーゼルのミニチュアを、座面の板の隙間に足を差し込んで固定するように作ると、小さな絵本やCDのジャケットなどを飾るのに最適です。イーゼルのミニチュアに団扇や扇を飾っても面白いですね。
木の風合いが生かされた椅子なら、野菜や穀物などの植物性素材をそのまま飾ってもかわいいです。学校椅子を4つ並べて、そこに色々なモノを飾っている人がいるのですが、以前お邪魔した時には、穂の付いた稲の束、一部皮の残った乾燥させたトウモロコシ数本、黄色くなったカボチャ、そしてドライフラワーの花束が、それぞれ座面にさりげなく置かれていました。これがすごくいい感じだったんです。椅子が学校椅子だったので、まるで畑や花壇の植物たちが並んでお勉強しているようなかわいらしさでした。
椅子をいくつか並べて飾る方法は、縫いぐるみなどにも適していそうですね。大きな縫いぐるみは一つの椅子を占領。小さな縫いぐるみは一つの椅子にいくつも並べてと変化を付けて飾ったら、とても楽しい部屋になりそうです。
あるいは、そうした飾り物を置いた椅子の中に、一つだけ何も置かない空の椅子を並べて、それは実際に座るための物と位置づけておくのも楽しそうです。野菜たちや縫いぐるみたちと並んで座ってお茶でもいただいたら、どんなに楽しいことでしょう。
座面に差し込んで使うストッパーやイーゼルのミニチュアなどは、紐の付いた布袋を用意して、使わない時はその中にしまっておくといいですね。これはもちろん、背もたれのところに掛けておきます。今のスチールの学校椅子では構造的に出来ないことが多いですが、昔の木の椅子時代には、よく体操服袋などをこんなふうに椅子の後ろに掛けていた人がいたようです。
もちろん使う椅子は学校椅子に限りません。現代的なデザインの椅子に花を飾ったり、高い背もたれの籐椅子に反物を飾ったりと、色々なアイデアが考えられると思います。揺り椅子にストールや膝掛けを飾って、ついさっきまで童話に出てくるおばあちゃんが座っていたような椅子、というのも楽しそうですね。
有り合わせの椅子を使うもよし。簡単な構造の椅子なら自作も出来ます。色々と発想を膨らませていくと、さらに椅子を使った楽しみは広がっていきそうです。
トイレの天井近くはデッドスペースなので、突っ張り棒式の棚をつけて、トイレットペーパーをストックしています。
軽いものである事と、臭いがついても別にいいもの、中で補充して使うものなので
ベットの下は気づくとホコリがたまってしまうので
ピッタリ合う小物入れを収納として並べています。
化粧水や美顔器、ドライヤーや充電器など。
就寝前のお手入れケアなどをベット下に収納しています。
スッキリするし、化粧水などは日の当たらないベット下に置くので、持ちもいいので助かってます。
猫は高い所に昇るのが大好きですから、高さの違う家具を階段状に並べてやると、とても楽しく遊んでくれます。
ただし、背の高い家具は地震などで倒れる危険があり、何らかの転倒防止器具を使って安全を確保する必要がありますから、使う器具によっては家具の上部が猫階段として使いにくくなってしまいますね。
そこでお勧めなのが、チェスト程度の高さの家具です。背の高さの違う物を段差を付けて並べ、さらにその上の壁面に、猫階段の続きとなる棚を、何段か高さを変えて取り付けてやるのです。これで見栄えスッキリでありながら、低い所から高い所まで昇って降りて楽しめる、楽しい猫のプレイスペースの出来上がりです。
さらに、猫階段のために新たに登場した家具の引き出しや扉部分は、猫を飼うために必要な収納スペースとして活用します。
まず、部屋の中の危険物や、猫にいたずらされたくない物をしまっておく場所として。
輪ゴムやボタン、紐やビニール袋など、日常生活の中のありふれたモノも、猫にとっては誤飲すると命取りになりかねない危険物。ハサミや千枚通しなどの尖った物も当然危険物ですね。
そのほか、編みかけの毛糸玉やティッシュなども、猫にとっては絶好のおもちゃですから、ちょっと目を離した隙に、うわぁぁぁ、ということになりかねません。そういう物も、使い終わったらサッとこの中に入れてしまいます。
読みかけの本、小さな音楽プレーヤーといった、ひょいとテーブルの上に置きたくなる物も、席を立つ時はこの新しい収納スペースの中へ。これで買ったばかりの本を汚されたり、ヘッドホンのコードで遊ばれたりして、後で泣くことがなくなります。猫のいる部屋には、こうしたテンポラリ的に使える収納スペースが欠かせません。
猫用品も、ここにしまっておきましょう。
まず猫じゃらしやネズミのぬいぐるみなどのおもちゃ類。こういうのは出しっぱなしにしておくと、猫が見つけて勝手に遊んで、あっという間にボロボロということになりがちです。また、勝手に遊ばせると、ちぎれた物を飲み込んでしまったりする危険もありますから、人間がいない時はきちんと片付けておくことが大切ですね。
爪切りやコーム、ブラシなどのグルーミング用品もこの中に。猫のいる部屋に常備しておけば、いつでもサッと、気が付いた時にお手入れしてあげられます。
普段は使わないけれどイザという時には活躍する投薬器やスポイトなども、区画を区切って衛生的に管理しておきましょう。
もちろんキャットフードなどのストック場所としても使えますね。
そしてノートを一冊。猫の健康上ふと気付いたことなどを随時記録しておく猫日記です。今すぐ確かめるまでもないけれど獣医さんに質問してみたいことなども、思いついた時にこのノートに書き留めておきます。家族全員で閲覧、記入できるようにしておくと、猫の健康管理にとても役立ちます。
さて、並べる家具ですが、少し予算を掛けていいのなら、ユニットの組み合わせで自在な並べ方の出来る収納家具が色々見つかりますが、一念発起して自作というのも楽しいと思います。箱さえ作れれば、そんなに難しい物ではありません。ポイントは、前面の扉の取っ手で統一感を出すということです。同じデザインの取っ手を使うことはもちろんですが、背の高さが違っても、取っ手の高さは全て横一直線に揃えて取り付けます。これで統一感が大幅アップ。難しい細工や高度な技術のいることは避けて、素材の持ち味をシンプルに生かすデザイン・細工・塗装などで仕上げていけば、きっといい物が作れると思います。
壁面に背の高さの違う家具を段差を付けて並べる方法は、猫のいないイエでも、遊び心のある収納スペース作りの方法としてお勧めできると思います。猫がいないイエでは上面が色々なディスプレースペースとして使えますから、わざと段差を付けてやると、床脇のついた床の間のような、変化のあるディスプレイが楽しめると思います。
両親が年老いてきて、自分も一時期病気で体が思うように動かなかった時期があったときに、改めて家の中をみると意外と使いづらいと思ったときがありました。そのときの事を思い出して、家具でバリアフリーの一助になるようなことはできないかと考えてみることにしました。
普通バリアフリーといって思い出すのは手すりをつけたり、段差にスロープをつけたりといった家の改造のことです。もちろんそれができるに越したことはありません。しかし、今回は家具の大きさや配置でそれにかわるものができないかと思いました。
自分の家をざっと見渡して、まず思うのは天井近くまでそびえている家具が多いということ。年齢を重ねると一般に背が低くなり、場合によっては車椅子生活になったり、あるいはそこまでいかなくても腕をあげることが億劫になったりします。
となると、できるだけ低い家具を使ったほうがいいのではないだろうか、ということを考えました。
そのアイデアが使えるかどうか、私は一冊バリアフリー住宅に関する本で調べてみることに。
人が年を取って来ると少しの凹凸でも躓き易い胃もの。
少しでも凹凸のない空間が欲しいですね。
ものを並べたり積み重ねたりしての工夫は常識。
新聞紙や雑誌等意外なものも利用したいですね。