夏に涼しい料理&テーブル作りコンテスト

#072テーマ
「夏に涼しい料理&テーブル作りコンテスト」


さて、今日は“イエコトミシュラン”#072の語らいのスタートです。お題は、「夏に涼しい料理&テーブル作りコンテスト」。今回は、久し振りに料理プランやレシピも含めたテーマです。これから迎える夏本番、イエの食卓にも、目にカラダに涼しい料理を並べたい! つまり、涼感あふれる献立や、カラダを内側からクールダウンさせてくれる夏の食材をポイントにしたメニュー。そのひと工夫やレシピのポイントとともに、お料理やテーブルの涼しげなしつらいなどの趣向を一緒にプランするのも楽しそうですね! もちろん、家族や友人とのちょっとしたサマー・パーティーの計画でも。この夏を涼しく元気に楽しくするダイニングテーブル。今回も、みなさまからの素敵なメッセージを楽しみにお待ちしています!


“アイデア・タイトル”
「夏の赤い食材で元気になる〈タボーラ・ロッソ〉!」by hazama


“メッセージ”

今年のゴールデンウィークに「緑」をテーマにした料理と食事会を楽しんでから、すっかりそんなテーマのあるメニューづくりにハマってしまった私。夏のテーブルということで、「赤」い食材をポイントにしたテーブルを思いつきました。題して、「タボーラ・ロッソ」!


なぜイタリア語かといえば、頭に浮かぶ料理がイタリアン中心であったことと、夏の太陽が似合うラテン気質の陽気なダイニングで、気分も元気に!という思いから。なんだか、かえって暑いじゃないか!?といわれそうですが、食材とお料理は涼しくなるものを考えたのですよw わが家で一夕のトラットリア気分、どうでしょう?


【「タボーラ・ロッソ」メニュー&ポイント】


・薬味野菜が美味しいトマトのマリネ
(友人のお母様直伝のうちの定番料理から。生タマネギ、セロリ、パセリをたっぷりみじん切りにして、ワインビネガーとオリーブオイルとレモンと塩で仕立てたマリネ液と混ぜます。底が平たい容器に、みじん野菜のマリネ液と1センチ厚くらいの輪切りトマトをミルフィーユのように重ねて漬け込みます。それを半日かひと晩、冷蔵庫でねかせて。盛り付けは、トマトを取り出して並べ、その上にきざみ野菜をどっさり盛ります。トップに小さく切ったレモンやパセリをのせるといっそうパーティー仕様に。生タマネギで血液サラサラ、トマトでリコピン補給!)


・パプリカいっぱいのカポナータ
(夏が旬で、ピーマンよりβカロテンやビタミンC・Eが多く含まれるというパプリカ。赤色を中心に、オレンジ、黄色と、色をとり混ぜて、ズッキーニやナスなどの夏野菜もいっぱい入れて栄養満点のひと品。ここではやっぱり、赤いトマトベース煮込みのシチリア風で!)


・パスタ アーリオ・オーリオ・エ・ペペロンチーノ
(夏こそ、ニンニクとトウガラシをきかせたペペロンチーノ・スパゲッティ! ニンニクで血液サラサラ&スタミナ補給、トウガラシでカプサイシン発汗してカラダを内からクールに!)


・赤牛ローストの赤米サラダ添え
(最近、気になっていた熊本・阿蘇産の「赤牛」。自然に育てられた和牛で、脂肪が少なく赤身の旨さが特徴、タウリンが多く含まれる健康ビーフなんだとか。これをシンプルにローストし、赤ワインとバルサミコ酢を煮詰めたソースをとろりとかけて。そこに古代米の一種「赤米」を炊いて冷まし、サラダとしてそのまま添えます。赤米と赤ワインのポリフェノールも夏バテ予防に!)


・スイカのシャーベット
(スイカにも抗酸化作用をもつリコピンがたっぷりだそうですよ〜。食後はスッキリとシンプルなシャーベットはいかが? サイコロに切って冷凍したスイカの実と、ガムシロップまたは砂糖で作ったシロップ、レモン汁を調整して加えてフードプロセッサーにかければできあがり。ミントを添えてどうぞ!)


こんなメニュープランなのですが、いかがでしょう? 赤牛と赤米のほかはすべて、カラダを内側から冷やしてくれる夏野菜と夏果実。それに、赤い食材って、こんなに栄養価に優れたものが多いんですね〜。いい発見でした!


ちょっと大人なメニューなので、冷やしたアペリティフや白ワイン、赤ワインと、イタリアのお酒もゆっくり楽しみたい感じです。こんな「赤いテーブル」で、食欲とおしゃべりもはずみますように。この夏のわが家のパーティーはコレでいきます! みなさまのイエでも、いかがですか?



※今回の「人力検索」ご投稿は7月4日(月)正午で終了とさせて頂きます。
※今回のピックアップ賞は7月5日(火)に「イエはてな」にて発表いたします。
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