イエコト・ミシュラン #072


みなさまこんにちは、hazamaです。わぁ、今月も終りに近づき、早いもので今年も半分を過ごしましたね〜。今日は、わたしの「イエ・シネマ・コレクション」のご報告! 映画『武士の家計簿』をDVDで観賞して、感動……でした。代々、加賀藩の算用方を務める「算盤サムライ」の猪山家の実話。藩の財政を知恵で救うことはもとより、祖父や父に増して算術の才を発揮した主人公、八代目・直之が、イエの経済危機を思い切った方法で乗り切っていくのです。まだ小さな息子が毎日の食費支出を細かく記録したり、奥方は1匹の大鱈からさまざまな調理法を案じるなどの工夫をしたり、家族総出のてんやわんやの物語に、うなずいたり笑ったり泣いたり。しかし最後に強く心に残るのは、そして、父から息子へと教え伝えられていく「算盤サムライ」としての誇りと生き方、潔くまっすぐな精神のあり方に胸を打たれました……。日本の「イエ映画」を代表する名作かも。みなさまも機会あればぜひ!


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