「星」「なおす」「お手伝い」

#010テーマ
」「なおす」「お手伝い


さて、今日は“リブ・ラブ・サプリ〜KIDS”#010の語らいのスタートです。子どもたちとともに過ごす暮らしの時間。今回も3つのテーマを挙げました。まずひとつは「星」。夜空の星やその観察にまつわること、星を題材にした本や歌、星のカタチのものなど、子どもたちの瞳をキラキラ輝かせるサプリを教えてください! そして次に「なおす」テーマ。こちらは、モノを直す、修繕する、繕う、リメイクも含めて、ぜひ子どもにもおぼえて欲しいこと、教えてあげたいことなどを。また「お手伝い」テーマでは、イエと暮らしの中のさまざまなお手伝いを楽しくしたり、学びにつなげる素敵な発想、あるいはご自身の思い出に残っているお手伝いのエピソードなどもぜひ。今回も、新しくユニークなキッズ・サプリが生まれますように、みなさまからのメッセージを楽しみにお待ちしています!


“リブ・ラブ・サプリ〜KIDS”フレーズ
「モノが生まれ変わる楽しさ、Let's リペアメイク・レッスン!」by hazama


“メッセージ”

モノがこわれた、洋服や布がやぶれた、さぁそんな時こそ暮らしのモノ作りを楽しむチャンス! たとえば、「ズボンの膝に穴があいちゃったね、なおしておいてあげるね」じゃなくて、「この穴からパッチワークしてみようか?」というひとことで、たちまち「なおす」から「一緒に作る」という楽しい時間がはじまりますよね!


普通にイエのモノを繕ったり修繕する時も、直し方を小さな頃からそばで見て、何となくでもいいから目でおぼえてくれればいいなと思いますが、少し創意が芽生えたら、リペア・アイデアをプラス。リメイクというよりも、「直すことをきっかけにもっと素敵なモノに変身させる」ことがポイントです。名づけて「リペアメイク」。勝手に命名してみましたw


先日うちでは、片付けものをいったん入れておく用の無垢の木箱が、うっかり重いセロテープ台を落としたはずみに一部割れてしまいました。割れた板を元に戻してクギで打ち付けましたが、修繕した感じがよくなかったので、上から思い切ってうちにあった水色のペンキを塗りました。すると、それだけで新しく愛らしい水色木箱になった!


こんな例って、よくあると思うんです。機械モノは別として、木・紙・革・布といった素材でできているモノなら何でも「リペアメイク」の考え方が通用します。セーターの肘あてやズボンの膝あても、かつては普通にお母さんが繕ってくれたものですが、「繕う」というより「デザインを加える」という見方で作ると、おのずと可愛くなるもの。


いつか感心したものに、古本屋さんで見たヨーロッパの古い絵本がありました。読みつがれて背がいたんでいるのを、別の紙で上から直してあって、それがとても愛情もって美しく仕上げてあり、また味わいになっていたのです。同じ紙で見返しも補強してあって、それは修繕してあるというよりも仕立て替えてあるという気持ちのいい印象でした。


こんな「リペアメイク」を子どもと一緒に考えながらやってみたら、きっと「直す手間」が「作ってみる楽しみ」に変わり、捨てたかもしれないモノが前よりチャーミングに生まれ変わることだってあるに違いありません。そして、大人も子どもも、作り直すいろんな技を手でおぼえながら創意も磨かれる。こんないいことないですよね♪ モノへの愛情、愛着も深める「リペアメイク」、楽しい可能性がいっぱいひそんでいると思いませんか?


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※今回の「いわし」ご投稿は3月22日(火)正午で終了とさせて頂きます。
※今回のピックアップ賞は3月22日(火)に「イエはてな」にて発表いたします。
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