「竹あそび」by id:maruiti


自分が小学校に上がった年の年末のある日、親父がなにやら立派な竹を何本も肩に乗せて家に帰ってきた。
友人の竹林の整備を手伝った礼に竹を分けてもらってきたそうだ。
竹を担いできたから何だろうと思っていたら、いいもんを作ってやると言って笑った。


自分はまだ幼かったので見ていただけだが親父は大工仕事が好きだったので、大層張り切って、漬物樽に「こも」を荒縄で巻いて土台を作り、・・・続きを読む