美味しさへの知恵とアイデア!保存食レシピ・コンテスト

#052テーマ
「美味しさへの知恵とアイデア!保存食レシピ・コンテスト」


“アイデア・タイトル”
「ドライジンジャーとフルーツピールで健康手作りティー
by ハザマ


“メッセージ”
我が家でいつも作っている保存のきくフルーツピールティーをご紹介します。以前に、友人が贈ってくれたお茶で、果物の皮やレモングラスと乾燥ショウガを組み合わせたドライハーブティーが美味しくて、これはうちでも出来るかも!と作ってみたのがはじまりでした。紅茶に混ぜてフレーバーティーにするのが一般的と書かれていましたが、私はそのままハーブティーとして飲んでいます。まずはレシピから。材料はいずれも無農薬のものを使って下さいね。


[ドライジンジャー]
土ショウガを洗って皮ごとスライス、または刻んで、室温で完全に乾燥させます。


[ドライフルーツピール]
材料は食べた後に皮が残る果物、たとえばレモンやオレンジ、みかんや柚子などの柑橘類、リンゴなど。その皮を削ぎ切り、細切りにして、紙の上にひろげて室温で乾燥させます。


この健康手作りティーのポイントは、ショウガと果物の皮の生薬成分を美味しくいただくことと、果物の皮も残すことなくいただくこと。ですから、うちではショウガとフルーツピールを両方合わせるようにしています。


ショウガはご存知の通り、血行を促進して体をあたため、殺菌や食欲増進、消化促進の効果があることから、風邪の民間療法には欠かせないものですよね。これは普段から口にしたいものです。
また果物の皮も、みかんなら「陳皮(ちんぴ)」、ダイダイなら「橙皮(とうひ)」という生薬であり、主に食欲増進や健胃薬としての効果があります。リンゴも、皮の部分にはアントシアニンと呼ばれるポリフェノールが含まれています。その抗酸化作用で血中コレステロールの酸化を抑制してくれることで注目されているんですね。


いずれも、乾燥させて普通のお茶くらいに日持ちするものですから、みかんなど家族でたくさん食べた後に、まとめて作るといいですね。私は一人暮らしなので、オレンジやレモンなど作ってもすぐに飲んでなくなってしまいますが(笑)。


今の季節、伊予柑、ポン柑、ネーブルオレンジなど、いろんな柑橘果物も目白押し。果実からだけでなく、皮からもビタミンや健胃成分をいただきましょう。爽やかな柑橘の香りとジンジャーのスパイスフレーバーで、美味しい健康ティー。もちろん、ノンカフェインのお茶ですから、おやすみ前のあったかなひとときにも。簡単レシピなので、ぜひお試し下さいね!


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