「いつものコース 季節を変えて楽しむ」by id:greenbaaba


年を重ねるごとに、全てが自然体で在りたい―,自然に回帰したい―と思う気持ちが強くなってきています。このような気持ちからなのか、自宅からほど近い「森林公園」という散歩コースに度々足が向いてしまいます。
広大な面積を持つこの公園は、老いも若きもペットまで温かく迎え入れてくれます。


春、サクラに囲まれた馬場では、ゆったりと乗馬を楽しむ騎手。その格好良さにしばし見とれて…。



それから、サクラ咲く木々の下をくぐり、ゆっくりと歩を進めて正門へ。遠く近く賑やかな声。噴水の周りで水の行方を不思議そうに見つめる幼き子。それを温かく見守るパパとママ。また、子犬を嬉々として追いかける子等。ブゥ〜♪ウ〜♪とラジコンを器用に操り、レースを楽しんでいる小学生達。…などなどを景色の中に観ながら、広い芝生の方へ。そこには、思い思いのランチタイムが始まっていたり、ボールで戯れたり。
この賑やかな風景が、この後、静かに散策するまでのアプローチ。

小川に沿って枝を揺らす枝垂桜並木を辿り、ダイナミックな山桜を愛で、小道の起伏を繰り返しながらの5〜6kmが私の散歩コースです。
途中、展示棟でこの森林公園へ飛来する鳥たちの写真展を観賞。スタッフの方から説明を受けたり、質問したりと楽しく談笑する時間も。また、木々や花の名札を見ての学習もしっかりと。


秋の紅葉も素晴らしい情景を楽しませてくれます。
桜葉の紅葉はもちろん、イロハもみじの鮮やかな紅。アメリカン楓やメタセコイヤの見上げる黄葉のダイナミックさ。この風景が公園全体に展開しています。
前夜雨風に洗われた翌日に訪れる公園も素晴らしくて堪りません。散紅葉のカーペットが深々とどこまでも…。時折、はらはらと舞い散るもみじのシャワーを浴びて…。


この自然との一期一会は、なにものにも換え難い散歩中のプレゼントです。


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