教えるなら、学ぶなら…暮らしのワークショップ・アイデアコンテスト

#045テーマ
「教えるなら、学ぶなら…暮らしのワークショップ・アイデアコンテスト」


“アイデア・タイトル”
「暮らしの達人おじいちゃま・おばあちゃま教授のワークショップ」by ハザマ


“メッセージ”
私が参加してみたい、企画してみたいワークショップはこんな構想。マチの中から、いろんな暮らしの達人おじいちゃま・おばあちゃまを探し出して教授として招き、「生きた生活文化と暮らしの歴史・知恵」を、「手と語り」で伝えてもらうという主旨のマチの講座です。


たとえば、地域や地元に伝わる「我がマチ名物料理講座」。竹トンボから小家具まで木と道具の使い方を教わる「木工むかしDIY講座」。手で作るいろんな裁縫モノや繕い方を学ぶ「お針手仕事講座」。お手製の産着から食生活や民間療法まで「手作りむかし子育て講座」。土を耕すところからはじまる「むかし田畑仕事講座」…。海があるところなら釣り、山のマチなら山菜やキノコ採り、マチの歴史を語る神社や古跡めぐりの講座など、地域によってもいろいろ考えられそう。


今でも、お料理やガーデニング、さまざまな手作りと、プロによるワークショップはたくさんありますが、この構想の一番の要は、そのマチに暮らしてきたおじいちゃま・おばあちゃまの手と語りから教わること。便利なモノがなんにもなかった時代に、人がどんな考えや知恵や方法で暮らしの一つひとつを作ってきたか、その頃の暮らしようや生活文化の成り立ちもおのずから身近に知ることが出来るのでは…。


私自身、おばあちゃんにもっと昔の暮らしのいろんな話を聞いておけばよかった、半纏の作り方を教わっておけばよかった、母を育てた時にどんなだったかを聞いてみたかったなどと、今頃になって強く思うんです。おそらく昔は、誰しもが暮らしの達人だったし、知恵者だった。便利な時代になっても、みずから考える、作り出す、やはりそこに生きた生活文化や人間が育まれていくはずです。おじいちゃま・おばあちゃまに、その実感ときっかけをもらう、いろんな講座。市区町村と青年会などが主体となって、各地でこんなワークショップがひらかれたら素晴らしい! 暮らしの近代化以前を生きた人たちに教わることが出来るのは今、今しかない!って思います。


»投稿または「いわし」の閲覧はコチラから


※今回の「いわし」ご投稿は10月19日(月)正午で終了とさせて頂きます。
※今回のミシュラン評価(ピックアップ賞)は10月19日(月)に「イエはてな」にて発表いたします。
※〈イエはてな〉では、いわしへ投稿されたコメントと画像をダイアリーに転記しています。できましたら「投稿画像のwidth属性」を450px以内に指定していただけますようご協力をお願いいたします。