「文化と産業を語る資料として将来価値が出る?親子でカタログ集めまくり」by id:tough


私は子供のころからカタログ類が大好きでした。模型やゲームのカタログはもちろん、ホームセンターでもらえるスチール物置から工具類のカタログに至るまで、カタログと名が付けば、全てもらってこないと気が済まない子どもでした。大型家電店などに行くとカタログだらけですから、もう大変な量になります。一枚一枚カタログを集め回る子どもを、お店の人はきっといぶかしげに見ていたと思います。
本のカタログ、というか、図書目録も好きでした。文庫本の目録は本棚に飾れる本その物の形をしていますから、これは宝物でした。レジ横に置いてある小冊子「これから出る本」も欠かせません。本屋さんでは毎回新しいのをもらいに行く私を、親に頼まれてもらいにきている感心な子どもだと、勝手に解釈してくれていたようです。その店でマンガ本を買ったら、会計の時に「君のご家族は皆さん本好きなんだね」と言われて驚いたことがあります。
そんな子供のころからのカタログ収集癖が貯めに貯めたカタログ、クローゼット一杯!しかし母のカタログ好きも負けていません。母は主に通販カタログです。ニ○センからベル○ゾン、通販○活から生協まで、ありとあらゆる通販カタログがわが家には届きます。一度も注文したことがないのに、カタログだけは大好きなのです。
なんで子供服のカタログなんて注文してるんだよ、
それはあなたが結婚して子どもが出来た時の想像をして楽しむためよ、
ティーン向けのカタログは何だよ、
それはあなたの彼女になる人がどんな服を好むのかを知るためよ、
俺は未成年と付き合う趣味はないよ、
という具合です。
とにかくそういうわけで、親子で貯めに貯めたカタログが山のようです。最近私は住宅建材や住宅設備のカタログ集めに凝っています。エクステリアのカタログも夢が広がりますね。きっと何十年か後には、これらが貴重な時代を語る資料になっていると思います。だから絶対に捨てません。


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