★★★(三ツ星)

「わがイエ・わがマチの楽しみの再発見でレジャーにまつわるCO2を大胆カット!」by id:SweetJelly


観光地や遊園地などに行って帰ってくると、あーやっぱりわが家が一番だ、っていう人がいますね。だったら最初から出かけずにイエで楽しむプランも考えてみるのも気が利いています。どこかに出かけることの代用として考えると貧乏くさくて嫌になりますが、そうではなく、わが家の未発見の楽しさを探し出してイエの価値を上げていく試みなのだと考えると、急に豪華な気持ちになってきます。これはイエの価値を高めるという意味においては、夢のリフォームと同等の意義があるからです。
今までイエはてなには、様々なイエを楽しむイベントプランが提案されてきました。イエ・ピクニックやイエ・レストラン、ベランダで天体観測をしながら寝袋で寝るというイエ・キャンプのような報告もありました。材料をずらっと並べて各自好きな盛り合わせでパフェを作って食べるパーティーなんていうのもありました。こういうのは友だち同士で企画しても楽しいですね。
もちろんこれからの季節なら庭に竹のベンチを出して、浴衣姿でかき氷など食べながら、夕暮れから花火なんていうのもすてきです。
こういう楽しみの創出・発見でイエがレジャー拠点化していったら、どんなにレジャーにまつわるCO2がカットできるでしょう。浮いた資金はイエを楽しむ設備投資に使いましょう。物量の投入はCO2削減に反することが多いですが、レジャーにまつわるCO2の大胆カットが実現できれば、少し位の贅沢で地球を害することはなくなると思います。
また、都会を除けば、多くのマチが観光を主要な産業に位置づけていると思います。つまり、実は見慣れたわがマチが本当はすごくいいところ!ということなんです。住んでいるマチの観光資源を再発見してみる散歩をしたりすると、居ながらにして素晴らしい観光旅行が出来てしまいます。さらにそれを一過性のレジャーに終わらせず、旅行先で出会った興味深いことをライフワークとして追いかけ始めてしまう人がいるように、地元の歴史や文化などを研究し始めたりすると、何回でも繰り返せる「CO2を出さない地元の旅」が楽しめます。
もちろん都会に住む人なら、都市の中にいくらでも楽しみを見つけ出せますね。こんなふうに歩いていける範囲で楽しめる、それでも遠くに出かけることに匹敵する新発見や新体験、新たな出会いなどが満載の楽しみ方。そういう余暇の過ごし方を開発していくことで、レジャーにかかるCO2を大胆にカットしていきましょう。CO2削減を目指すと経済活動が停滞すると心配する人がいますが、このプランなら逆に地域が活性化します。


»このいわしのツリーはコチラから


★★★ ミシュランコメント

コレが〈イエはてな〉発想なんだよなぁ〜!って膝を叩いてしまった「イエとマチをレジャー拠点化」計画。素敵です、楽しいです! このプランの肝は、CO2削減の方策主旨が「イエとマチを愛する」ことにあるんですよね。我慢・節約という考え方から一線を画し、イエの楽しさ発見&地域活性化という、このうえなくポジティヴなアクティビティに飛躍したメッセージが、スカッと胸に爽快です。イエでも、地元のマチでも、休暇時間を楽しめる場づくりを若い世代が積極的にリードしていくと、ぐんぐん豊かな暮らし文化とコミュニケーションが育まれていくのではないか…そんな期待感に胸が躍るメッセージに、キラキラの★★★を贈呈します!!