「名も知らぬおじさんに」by id:Fuel


今は他人の子供を叱ってくれる大人が少なくなったといわれます。子供もそれをいいことに、他人は何も文句を言ってこないとばかりにやり放題の部分があります。
たしかあれは中一のころだったと思います。私たちは坂道を自転車で下っていました。車はほとんど通らない道でしたから、三台並んでおしゃべりに興じながら走っていました。道幅一杯に広がって走るのは大変危険なことですが、見通しのいい道ですから、車が見えたら避ければいい程度に軽く考えていたんです。・・・続きを読む