忙しくても一緒に!家族で過ごす時間を生み出すアイデアコンテスト

#029テーマ
「忙しくても一緒に!家族で過ごす時間を生み出すアイデアコンテスト」


“アイデア・タイトル”
「家庭内部活、かなめは成果レポート!」by ハザマ


“メッセージ”
家族の時間、私がいつか子供を持った時にぜひともしたいと思っているのが、家庭内部活。ヒントは、先だってインフォメーションでご紹介した、明治〜大正時代に少年期を過ごした市井の人、吉田千秋さん兄弟の家庭内雑誌と部活の記録です。その様子は『手作り個人雑誌の小宇宙――吉田千秋の「SHONEN」』(大倉宏著、吉田文庫刊、2006年)という、本に詳しいのですが、手作り雑誌もさることながら、その中の記事にもなる吉田家の部活が実に面白いのです。吉田家では3人の兄弟姉妹で実行されていたのですが、これを親子で考えてみると、さまざまな家族の時間を生み出すのではないかと思うのです。


本の中にある「吉田ブラザーズ&シスター 諸会変遷」の図表をひらくと…図画会、鉱物採集会、植物学会、切手会(切手部、絵葉書部、マッチ部、外国図書部、貨幣部を含む)、説話会、科学研究会、語学研究会、吉田農園・植物園…と、たくさんの部会が記録されています。そして各部会ノートが吉田家に今でも大切に保存されているんですよね。何だか楽しくないですか?


あまりかしこまらないでいいと思うんです。たとえば家族でアウトドア部とか、スポーツ部、編み物部、クッキング部、菜園部とか。絵本部や読書部、音楽部、映画部、工作部に発明部なんていうのも楽しそうですよね! 家族それぞれに興味のあること選んで、一応部活と銘打って楽しんでみる。
そこで大切なのは、忙しくてもそのための時間を作ること、続けられること。そして何かのカタチに残るものにしたいということで、どんな活動でも目的や目標を作って成果をレポートしていくというのはどうでしょう。たとえば編み物部では、夏から秋まで、ママはパパのセーターを、お嬢さんは自分と弟のマフラーを編み上げることが目標!とか。スポーツ部の春から夏の目標は、パパの指導のもとに兄弟みんなが一輪車に乗れるようになること!とか。そしてその日の成果なり進行なりをレポートしていく。すると日々の話題になり、モチベーションも上がり、時間を持つことを忘れない、そんな気がします。年ごとに、次はこんな部会もやってみようよ、なんて発展していくともっと楽しい!
家族が共有できる「趣味・時間・話題」をひろげていく家庭内部活、いかがでしょう?!


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※今回の「いわし」ご投稿は2月9日(月)正午で終了とさせて頂きます。
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