「はずかしながら自作の絵を…」by id:tough


今年のGWに人生初挑戦として始めた油絵ですが、いくつか作品が仕上がりました。せっかく描いたので飾ろうかな、いや、こんなヘタクソなのを飾ってもつまらないな、それより自分の部屋に自分で描いた絵を飾るなんておかしいな、と思っていたのですが、そこに父の一言。せっかく描いた絵をどうして飾らないんだと。
絵は、描かれた時から飾られることを望んでいるんだ。それに油絵は何度でも重ね塗りができるのだから、飾って鑑賞することで加筆する部分がわかってくるというのもあるだろう。それに自作の絵を飾るのもけしておかしなことではない、自分で作った料理をうまいといいながら食べるのと同じことだろう、と言うのです。
そこで、初作品の静物を飾ってみることにしました。非常に照れくさかったですが、改めて壁に掛けてみることで、イーゼルの上にあった時とは違う見方ができるようになり、少し絵の描き方がわかってきた気がしています。
ちなみに父は書道が趣味ですが、自分であんな偉そうなことを言っているわりに、自身の作品は全く飾ろうとしません。なぜ親父は飾らないんだと聞いたら、書は油絵と違って加筆することができないだろう、お前のとは違うんだよとごまかされてしまいました。そのうち父の作品も飾らせてやろうと思っています。親子で恥をかき合うのもいいものです(笑)。


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