イエコト・ミシュラン #052
みなさまこんにちは、ハザマです。あぁ、これが冬の空気なんだよなぁと実感する寒空がつづいた土日、みなさまいかがお過ごしでしたか? 先の“リブ・ラブ・サプリ〜SEASON”の語らいでも、「我が家のホットタイム」は熱いお茶やお鍋を囲むひととき、おうちで芋煮会や、ゆっくりのバスタイムと、いろんな冬のサプリが登場していましたよね。この休日はイエでそんなあったかな時間を楽しまれたのではないでしょうか。私も、コトコトお鍋を火にかけたキッチンで幸せ〜な夕べを過ごしました。久し振りにボルシチを煮込んだのですよw カリカリのガーリックトーストも一緒に、作りながらもうつまんでいる感じで(笑)。冬のキッチンも、こうしてみるとあったかいものですね♪
さて、今日は“イエコト・ミシュラン”#052の語らいのスタートです。今回のテーマは、「美味しさへの知恵とアイデア!保存食レシピ・コンテスト」と考えてみました。これまでにも、干し野菜や乾物、塩漬けやハチミツ漬けなどの美味しいレシピ登場しましたが、今回はより広く保存食アイデアを教えて下さいませんか? 切干大根のような保存食材そのものでも、醤油や味噌に漬け込んだ食品でも、市販の保存食材を活かした料理レシピでも! 美味しさや保存性、料理の幅広さや栄養面など、工夫のポイントをぜひ教えて下さいね。昔ながらの保存食の知恵にもヒントがいろいろありそうですねw 今回も、みなさまのオリジナリティあふれるアイデアを楽しみにお待ちしています!
美味しさへの知恵とアイデア!保存食レシピ・コンテスト
「美味しさへの知恵とアイデア!保存食レシピ・コンテスト」
“アイデア・タイトル”
「ドライジンジャーとフルーツピールで健康手作りティー」
by ハザマ
“メッセージ”
我が家でいつも作っている保存のきくフルーツピールティーをご紹介します。以前に、友人が贈ってくれたお茶で、果物の皮やレモングラスと乾燥ショウガを組み合わせたドライハーブティーが美味しくて、これはうちでも出来るかも!と作ってみたのがはじまりでした。紅茶に混ぜてフレーバーティーにするのが一般的と書かれていましたが、私はそのままハーブティーとして飲んでいます。まずはレシピから。材料はいずれも無農薬のものを使って下さいね。
[ドライジンジャー]
土ショウガを洗って皮ごとスライス、または刻んで、室温で完全に乾燥させます。
[ドライフルーツピール]
材料は食べた後に皮が残る果物、たとえばレモンやオレンジ、みかんや柚子などの柑橘類、リンゴなど。その皮を削ぎ切り、細切りにして、紙の上にひろげて室温で乾燥させます。
この健康手作りティーのポイントは、ショウガと果物の皮の生薬成分を美味しくいただくことと、果物の皮も残すことなくいただくこと。ですから、うちではショウガとフルーツピールを両方合わせるようにしています。
ショウガはご存知の通り、血行を促進して体をあたため、殺菌や食欲増進、消化促進の効果があることから、風邪の民間療法には欠かせないものですよね。これは普段から口にしたいものです。
また果物の皮も、みかんなら「陳皮(ちんぴ)」、ダイダイなら「橙皮(とうひ)」という生薬であり、主に食欲増進や健胃薬としての効果があります。リンゴも、皮の部分にはアントシアニンと呼ばれるポリフェノールが含まれています。その抗酸化作用で血中コレステロールの酸化を抑制してくれることで注目されているんですね。
いずれも、乾燥させて普通のお茶くらいに日持ちするものですから、みかんなど家族でたくさん食べた後に、まとめて作るといいですね。私は一人暮らしなので、オレンジやレモンなど作ってもすぐに飲んでなくなってしまいますが(笑)。
今の季節、伊予柑、ポン柑、ネーブルオレンジなど、いろんな柑橘果物も目白押し。果実からだけでなく、皮からもビタミンや健胃成分をいただきましょう。爽やかな柑橘の香りとジンジャーのスパイスフレーバーで、美味しい健康ティー。もちろん、ノンカフェインのお茶ですから、おやすみ前のあったかなひとときにも。簡単レシピなので、ぜひお試し下さいね!
※今回の「いわし」ご投稿は2月15日(月)正午で終了とさせて頂きます。
※今回のミシュラン評価(ピックアップ賞)は2月15日(月)に「イエはてな」にて発表いたします。
※〈イエはてな〉では、いわしへ投稿されたコメントと画像をダイアリーに転記しています。できましたら「投稿画像のwidth属性」を450px以内に指定していただけますようご協力をお願いいたします。
「今日の一枚“リブ・ラブ・スナップ”」
「バリ島の箱」
ヒンドゥー教の島“バリ”で見つけた素朴な箱。魅せられて手元に。朝な夕なにこの箱にお供えものを入れ、神へ祈りを捧げるバリの人達。自然素材で編んだかごの箱。手描きの図柄、組み合わせる色によって、編み目に味を醸し出している手仕事。その箱に毛糸玉を入れたり、リボンや紐類を入れたり、陽だまりで物作りする時に 持ち運ぶのに便利。そして、部屋のイン テリアアクセントにも重宝している愛すべき箱です。
織柄のものと、手描き柄のものがあるのですね。いずれも美しい。
私もタイで作られたというフタ付きの編みカゴをお裁縫箱にしているんですよ♪
いつもそばに置いて、目にもやさしいインテリアになるお道具箱っていいですね。
−ハザマ−
»“リブ・ラブ・スナップ”今回のテーマはコチラから
募集期間中にご投稿頂いた方にもれなくはてなポイント300ptプレゼントいたします。
また、スナップ賞にはアマゾンギフト券3,000円分をプレゼントいたします。
いわしの回答(転記)
カレーを大量に作って、それを冷凍保存することがあります。
一食単位で冷凍して、何食分かを蓄えた置くわけです。
時々、カレーが食べたいと思うのですが、その都度、作るのは面倒ですし、
さっと食べたい時にカレーが選択できるのが嬉しいです。
レトルトも悪くはないのですが、やはり手作りのものとは味が違いますね。
ただ、家で冷凍処理したものが、どれくらい安全に持つのかという不安が少しあります。
ですので、冷凍といえどもあまり長期にはせず、早めに食べるようにはしています。
肉類やシーフードを避けて、小さめの野菜中心にしたりもしていますね。
私の家でも忙しいときはカレーを作って翌日に取って置いたりします。実は、昨日作りました。食べたくなって昨日も食べたのですが、今日からまた残業が始まりそうだったので、これから帰ったら食べたいと思います。
私は意外とカレー作りには好きでこだわっているので、ルゥを入れる前によく熱をさましてから、というどこからか聞いたコツを取り入れています。昨日作ったカレーは、なぜかゆるゆるになってしまったのですが(涙)、きっと2日目のカレーの方がおいしいと思って食べたいと思います(笑)福神漬けのかわりにチャンジャを買ってきたので、それと一緒に。あぁ、お腹がすいてきました(笑)
チーズをかけるとまろやかになっておいしいです。
以前テレビで見てから、食パンを冷凍保存するようになりました。普通に保存するよりも長持ちしますし、何よりモチモチ感が増えるのでよりいっそう美味しくなります。オーブンなどで焼く時間を少し長くしたり、レンジで解凍してから焼く必要はありますが試してみる価値はありますよ!
湯通ししたにんにくを醤油につけるだけの、にんにく醤油。数ヶ月漬けておくだけで完成します。作るのは簡単だし、料理の味付けにもピッタリだしで重宝しています。から揚げやハンバーグなどによく使っています。
うちでもにんにく醤油を漬けています。
長く置くほど味が出て美味しいんですが、よく使うのですぐに無くなってしまいます。
ステーキの仕上げにちょっと鍋肌に垂らして風味をつけても、とても美味しいですよ。
フレッシュな果物で作るのが美味しいですが、季節柄無い時は冷凍の果物も使用します。
少し悪くなり出した果物もジャムにしてしまうと保存がききます。
リンゴ、みかん、いちごなどなど・・・
お好きな果物で作ってみるといいです。
キウイなんかも美味しいです。
パンに使ったり、お菓子に使用したり、使う用途は沢山です^^
タッパーの底に少量の砂糖を布いて、その上にレモンスライスを置いて、
その上から少量の砂糖をかける、という感じで作ります。
甘党ですが、甘すぎるのも苦手なので、お砂糖の量は控えめにしてます。
最近は、紅茶を飲む時に、紅茶の中に入れたりしてます☆
自宅で作る梅干しはやっぱり美味しいです。
何よりいいのが、甘さ・塩気を自分で調整出来ることです。
材料はこれだけ!
・梅
・焼酎ホワイトリカー
・塩
・赤紫蘇
作り方は、まず梅を綺麗に洗います。
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そのあとにしっかりと乾かします。
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ヘタになる部分を綺麗に取りきります。
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保存容器の中に梅と塩を入れます。
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重しをのせます。
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良い天気の日に干します
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冷暗所で保存します。
ざっとはこのような感じです。
少し手間もかかるかもしれないのですが、自分の好みの味付けで出来るところがいいですね。
作った梅はそのまま食べてもおいしいですが…
我が家では下記のような使い方をしてます。
・梅ジャム
・梅ケーキ
・梅サワー
・梅パスタ
・梅納豆
・いわし梅干し煮
・梅ドレッシング
・梅ソースハンバーグ
・梅はさみ揚げ
・梅アイス
・梅肉ソース
保存食が保存調味料にもなります!
塩気があるので保存に利く素敵な日本の保存食。
これが梅干しですね!
クエン酸が身体にもよく、疲れを取ってくれるといういい面も多く。
食物繊維も多く、身体にも良いですね!
是非一度皆さんも作ってみて下さい
昔、高野山のお坊さんが、寒い冬に使い残しの豆腐を取っておて、そのまま凍らせてしまいました。
翌日、それを食べてみたら、まったく違う食感、味になっていました。
普通、保存のために冷凍する場合、食品のたんぱく質を変質させないために、そして復元性をよくするために
急速冷凍を行います。
ところが、こうや豆腐はゆっくりと凍らせて、わざとタンパク質を変性させて、まったく別の味を作り出しました。
冷凍乾燥という、食品を保存するために日本人が考え出した独特の技です。
ところ変われば呼び名も変わる。凍豆腐の名称いろいろ。
凍り豆腐(こおりとうふ) JAS(日本農林規格)の品質表示基準で決められた正式な食品名は
「凍り豆腐」、「こうや豆腐」、「しみ豆腐」など。
高野豆腐(こうやとうふ) 高野山を中心とした関西圏の呼び名。
ちはや豆腐 大阪の河内地方の呼び名。
凍み豆腐(しみとうふ) 甲信越や東北地方の呼び名。
連豆腐(れんとうふ) 昔ながらの手作りの方法。中央にひもでしばった跡が付いているのが特徴。
一夜凍り(いちやこうり) 北海道産。凍ったものをすぐ食べます。
昔から全国的に日本中で食べられていたこうや豆腐。
美味しくて栄養価の優れたこうや豆腐は、世界に誇る日本の伝統食品です♪
小さい頃は、常備品として煮豆と一緒に夕食の食卓にいつも並んでいた覚えがあります。
現代のこうや豆腐はフワッとしたなめらかな舌触りと、湯戻しをしなくても電子レンジですぐに調理することが
できるものもできてきました。
こうしたこうや豆腐には、普通の豆腐を急激に凍らせて乾燥させ仕上げに重層を加えてあります。
この重曹が入ったこうや豆腐を電気炊飯器の1合の目盛りの所まで水を入れ、その中に高野豆腐4つを
重なっても問題ないので、まとめて入れます。
そして、ご飯を炊く時と同じようにスイッチを入れると、なんと普通のお豆腐に変身!しちゃうんです。
重曹には、お豆腐の成分である蛋白質を柔らかくする効果があってそれは、高温になればなるほど
その柔らかくする効果を発揮するのです。
炊飯器の熱で蛋白質が柔らかくなり、そこに水蒸気の水分が入ってまるで普通のお豆腐の様になるのです。
こうや豆腐の食感がどうも〜という方にオススメです。
しかし重曹が加えられていない、こうや豆腐は、お豆腐のようには戻りません。
これは、こうや豆腐のからあげにすると美味です。
じっくり水で戻して中まで柔らかくなったら水気を切ってこうや豆腐を、手で食べやすい大きさにちぎりますw
手でちぎると味が、中までよ〜く染み込むんです!
そこへ、
しょうゆ、みりん、酒、ショウガ、ニンニク(お好みで)を混ぜた調味料を入れます。
ポイントは、こうや豆腐にまんべんなくもみ込むこと!調味料をすべて吸い込ませます。
次に、片栗粉を加えて、全体を混ぜ合わせればOK。
あとは、から揚げと同じように油で揚げていきます。
中温の油でこんがり揚げれば、こうや豆腐のから揚げ(^^)の出来上がりです。
こうや豆腐の煮付けだと、あまり食べてくれないお子さんにもから揚げにすると
パクパク食べてくれるかも♪
友人からトマトをケチャップにすると聞いたことがあります。栄養タップリで体にもいいから、ということで。
トマトを刻んで、ついでに他の野菜たちもちょこちょこ入れてしまって、塩や砂糖を混ぜて、ミキサーにかけて作る。自分で作ったケチャップは美味しい事でしょう。
ミニトマトは小さくても、普通のトマトの倍近い栄養価があるんです。
調理無しでそのまま食べられるのも魅力ですが、セミドライトマトにするとぎゅっとトマトの旨みが凝縮されて、
そのまま食べてもパンにのせても、パスタや炒め物など料理に入れても美味しくて、昔ながらの乾し椎茸や梅干みたいな万能食材に変身します。
このセミドライトマトの作り方は、天日干しが一番ですが、電子レンジやオーブンを使うと、とっても簡単に作ることができるんです。
①プチトマト(小さめがおすすめ)を洗ってヘタを取り、縦半分に切りペーパータオルに切り口を下に
して置いておき、水気をとります。
②お皿にキッチンペーパーを敷いて、切り口を上にして並べて塩を軽くふります。
(600Wの電子レンジの場合)
③電子レンジに5分かけて取り出し、出てきた水分をペーパータオルなどで拭いて、さらに5分電子レンジ
にかけます。
すごく水気が残っているようでしたら、もう一度水気を拭いて追加でレンジをかけます。
*トマトの大きさや電子レンジのワット数によって加熱時間を調節して下さいね。
塩の量もお好みで調整して下さい。
④水分がほぼなくなったらレンジから取り出し、そのまま30分程置いておきます。
そうするとさらに水分がなくなります。
⑤煮沸したビンに④のトマトを入れて、オリーブオイルと塩を入れておけば常温で保存がききます。
夏場や、梅雨時には唐辛子を入れるとより安心です。
オイルに漬けずにタッパーやジッパー袋に入れて冷凍庫で保存してもOKです。
○オリーブオイルで漬けた場合は、オイルも一緒に料理に使ってみてくださいね。
旬の時期にいっぱい買ったり、自家製プランターでプチトマトを作って、たくさーん採れた時にもおすすめです。
チーズと一緒にパンにはさんで食べると、濃厚なトマトの味にほっぺが落ちそうになりますw
漬物って便利な保存食ですよね。
植物性乳酸菌は腸にもよいのです。
http://www.excite.co.jp/health/topics/rid_1157/
ぬか漬けなどは一番メジャーかな?
手でしっかりと返してあげることで、長いこと保存して、継ぎ足ししていくことが出来ます。
日本意外ではキムチとして韓国でも作られていますね。
そう思うと世界的にも漬物は素敵な保存食なのだと思います
時々は水抜きをしてやらないとズルズルになるし、毎日手で返してやらないと糠床の機嫌が悪くなる。
容器にあった糠の量と漬け込む量があるし、気温に合わせて冬には部屋に入れてやるなども必要。
夏場は昼間は冷蔵庫に入れてやるのが手っ取り早いが、その分のスペースの確保が苦しい家庭も多い。
なお、今の時期には小蕪が美味しい。
食べない分は最初から一個ずつラップに包んだうえでビニール袋に入れて、冷凍保存すると数ヶ月先でも美味しく食べられる。
ラップでの個包装と二重の密封という手は応用が利く。
一重では乾燥が早く、一週間ほどで悪くなるが、二重にすれば数ヶ月は大丈夫。
お肉なんかも買いすぎたら、この手で処理すると長持ちする。
作りすぎた料理もトレーで凍らせて二重に包装する手がある。
ただし、冷凍庫の容量が足りなくなったら、諦めて処分するしかない。
誰の事を行っているか分かるかなぁ?
自分は、ひじき炒めが好きなのでスーパーの惣菜コーナーで買うこともありますが
たまには、一度では食べられない量を自分で作ることがあります
ひじきは、自分の好みで芽ひじきを選ぶのですが
一緒に入れる具材はこんにゃくやたまねぎ・・それとツナカンや豚肉
調味料にしょうゆを入れてかき混ぜます。
最後に見栄えがよくなるようにねぎを入れます。
これが基本ですが気分によってえのきだけを入れることもあります。
逆に手抜きをしてひじきとこんにゃくと調味料でしょうゆを
入れるだけの場合もあります。
でもいいんです。好きなので。
それをご飯の上に入れてどんぶりのようにして食べるのも
おいしいし、おかずの一品としてもいい
ホント、たまらないですw
去年の夏に家で穫れたレモンをハチミツに漬けて置いたら、意外と長持ちすることが分かりました。冷蔵庫に入れておき、忘れていたのもあって数日置いていたのですが悪くなっていませんでした。暑いときは、サイダーに入れたり、夏の終わりにはお湯で割って飲んだり。
今は、私の部屋に葉っぱ一枚だけ残したレモンの木を置いているので春になって暖かくなったら外に出して太陽の光を十分に浴びせたいです。今年もレモンが実りますように。
最近は、食材のそのままの旨みを引き出すために蒸し料理にはまっています。調味料もすくなくて済むので非常にヘルシーです。野菜と、豚肉なんかを一緒に蒸して、ポン酢でたべるなど手軽な上、栄養のバランスもとれているのでお得感があっていいです!
干物の一種ですが、生の魚を干すのではなく、焼いた魚を干すのが焼き干しです。加熱してから干すところは煮干しと似ていますね。煮干しは普通の干物と違って常温で長く保存が可能ですが、焼き干しも加熱によってタンパク質を熱変成させてから干しますから、肉汁や脂分がジクジクが染み出したりすることがほとんどなく、かなり長持ちするんです。
昔からある伝統的な加工法なので、作り方もとても簡単。ほとんど書くことがないくらいシンプルです。魚をさばくことが出来る人なら、すぐに手作りできますよ。
材料として使えるのは、お店で買える物としては、豆アジとか小イワシなど。ただし保存食にするわけですから、魚は出来るだけ新鮮な物を選んでください。新鮮なアジは目が澄んだ黒で、身に弾力があります。エラの中を見れば、鮮やかな色をしています。体表が良く輝きヌメリがあれば、十分な鮮度と言えるでしょう。そうでないものは、買ったらすぐに食べないとダメになってしまいます。焼き干し向きではありません。
なお、焼き干しはトビウオやハゼなど、様々な魚でも作られます。高級ダシ材料として「アゴ」の焼き干しというのがありますが、あれがトビウオで作られた焼き干しです。淡水魚ではアユやイワナなどの焼き干しが有名ですね。今やイワナなどは大変貴重なご馳走ですが、昔は保存食の材料にするくらいたくさん獲れたんでしょうね。
では作り方です。ここでは手に入りやすい豆アジでいってみましょう。形は小さな方が早く干し上がります。まず下ごしらえ。綺麗な水でざっと洗い、ワタとエラをを取り出します。豆アジくらいの小さな魚なら、刃物を使わず手だけでエラとワタを同時に引っ張り出してしまうことが可能です。うまくいくかどうか自信がない人は、包丁かハサミを使ってやってください。豆アジさんに合掌・・・・。
再度流水で隅々まで綺麗に洗い流したら、水気を拭き取り、炭火などの強火の遠火で焼き上げます。グリルを使う場合は、弱火で焦がさないように焼いてください。
焼けたら網状の物の上に並べるなどして、風通しの良い場所で3日から5日くらい干してください。時々裏返して満遍なく乾燥するようにしてやります。また、夕方にはいったん取り込み、夜露の当たらない風通しの良い場所に移しておきましょう。こうしてカラカラに乾燥すれば出来上がりです。
保存は、湿気と酸化を避けて冷暗所に。十分に乾燥させた焼き干しなら、乾燥剤と脱酸素剤を入れて密封しておけば、保存性は煮干しとほぼ同じと考えていいでしょう。
さて、焼き干しの使い方ですが、最もオーソドックスなのはダシとしての利用法でしょう。あるいはミルサーなどで粉砕して、胡麻や刻み海苔などと混ぜると、美味しいふりかけも作れます。こういった使い方は煮干しと同じですね。
あるいは炭火やストーブの火で軽く炙ると、そのまま食べられます。これはおつまみにいいですよ。甘辛いタレで煮付けて甘露煮という方法もあります。焼き干しは味が濃く、一回ダシを取ったくらいならまだ十分旨味が残っていますから、ダシを取った残りを焼いたり甘露煮にしても美味しく戴けます。
最後に、ちょっと現代風の活用法の一端として、お夜食にピッタリの、ダシの利いた卵雑炊をご紹介しておきましょう。
まず焼き干しはそのまま具にもなりますので、食べるに邪魔にならない位の大きさに切るか千切るかしておいてください。
一人分として3カップの水を用意し、その中に焼き干しを入れて半日くらい置きます。
半日経過。これでいいダシが出てますよ。鍋に移して火にかけ、醤油少々塩少々で薄く味を付け、ご飯お茶碗軽く一杯を加えます。ご飯は普通に炊いた白飯ですが、ザルにあけてざっと水洗いしてぬめりを取ってから加えると、ダシ汁の中でさっとバラけて上手に作れます。ダシ汁の中でご飯の固まりをバラそうとつつき回すと、汁がヌメってベトベトになって美味しくありません。
ご飯を入れて一煮立ちしたら弱火にして焦がさないように注意しながらしばらく炊き、火を止めたら仕上げに溶き卵を細く回し入れて蓋をして、余熱で卵を半熟状にして完成です。
最近は豆アジなんていうと、特売ですごく安くても、こんなもん子供が喜ばないからなどと、あまり人気がなかったりするんですよね。でも、焼き干しにすれば日持ちがしますし、ふりかけにでもすればお魚を好まない子供でもバクバク食べられます。何より骨まで食べられてカルシウムもたっぷりってのがうれしいですよね。魚は下ごしらえがちょっと手間ですが、慣れればそんなに時間はかかりません。新鮮な物が手に入ったら試してみてください。
魚は日本で古くから食べられていたものだけあり、
保存にも様々な方法があって、とても興味深いものですね。
冷蔵庫などない時代、内陸部に運ぶためにされた様々な工夫など、
現代に知っても、そんな方法があるんだと、驚かされるものがあったりします。
普段は、手に入りやすい生の魚を干した干物を食べることが多いですが、
焼き干しなどそのほかの干物を食べるのも美味しそうです。
スーパーの特売等で安かった時にまとめ買いします。
テレビで知ったのですが、シジミを徐々に冷やし冷凍するとうまみが何十倍にも出て、濃厚なものになるのです。
ですので、安いときに買って、保存もしつつ、うまさも引き立つ。一石三鳥。
ぜひお試しあれ!
トマト缶、にんにく、オイル、塩コショウ、玉ねぎ
これらをフープロにかけ、煮詰めていくだけです。
トマトソースは万能な保存食なので、パスタ、グラタンはもちろん、カレーの隠し味にも美味しいですし、スープにも使用できます!
ざく切りにして作ればそれもまた食感があって美味しいソースになります
バジルを加えると香りがよくなります