イエコト・ミシュラン #019
お盆休みが明けて、こんにちは、ハザマです。この夏期休暇、みなさまお元気でお過ごしでしたか? ご家族やお友達と賑やかな時間を楽しまれた方、故郷でのんびり過ごされた方、アウトドアで自然とともに遊んだ方、それぞれの夏を満喫されたことと思います。そして、〈イエはてな〉でもお休み前にお知らせしたスペシャル企画“エコ・ルポ”にご賛同のコメントもいっぱい頂いて、どうもありがとうございました! 休暇中にエコロジー実践とルポの準備をして下さった方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。8月22日(金)からのスペシャルいわしが楽しみです!!
さて、お休み明けの今日は“イエコト・ミシュラン”#019のいわしスタートです。今回はキッチンテーマ、id:hanatomiさんご考案の「ムダなく美味しく!食材100%活用・変身術」。たとえば冷蔵庫に少しずつ余っている食材をうまく使ってお料理に仕上げるレシピや、残ったお料理をさらに違ったメニューに変身させるアイデアなど、ムダなく美味しく食物をいただく工夫を教えて下さい。ちょっと残った食材でこんなひと皿ができます、なんていうプチメニューなども楽しそうですよね。下にご紹介するテーマ・メッセージもご覧下さいね。みなさまのイエで役立っているメニューやアイデア、今回も楽しみにお待ちしています!
イエコト・ミシュラン ピックアップタイトル
ついつい残ってしまう食材。冷蔵庫に野菜の使いかけがたくさんあるとか、お菓子が残っちゃったとか、おかずがこんなものに変身させれるよ。とか、飽食といわれる日本ですが、大切な食べ物を無駄にしないで楽しくおいしく美しく変身させられるあなたの家の定番一掃レシピや、気が付かないおいしいつくり回しなどを教えてください。
by id:hanatomi
ムダなく美味しく!食材100%活用・変身術
「ムダなく美味しく!食材100%活用・変身術」を教えて下さい
“アイデア・タイトル”
「どんな食材もぺロリ!二度美味しいポトフ」by ハザマ
“メッセージ”
我が家で一年を通して活躍しているメニューは、ポトフ。ジャガイモ、ニンジン、タマネギ、キャベツ、ブロッコリーなどはもちろん、たとえばゴボウやカブといった根菜、豆類や菜っぱ類だって、冷蔵庫にあるどんな野菜でもスープごと美味しくいただけますよね。だから、少しずつ残っている野菜を使って作るお料理としても最高です。
また寒い時期などはたくさん作っておいて、火を入れるごとにいっそう味わいが増す煮込み系のお料理ですから、私はたいてい二日目に味を変えて楽しみます。はじめはチキンブイヨンで作っていただき、翌日はさいのめトマトとトマトピューレとケチャップを加えてトマト仕立てにしたり、カレー粉を加えてカレー風味にしたり。あと、牛乳と生クリーム少々を加えて塩コショウで味を整えれば、軽いクリーム仕立てになってこれも美味しい。たくさん煮込んでも、こうすれば飽きずに最後まで楽しんでいただけるので気に入っています。もちろん、冷蔵庫で残り野菜がダメになっちゃうなんてこともなくていいですね。ポトフはヘルシーかつ味付け・食材ともに万能メニュー。二度美味しいポトフもぜひみなさまお楽しみあれ。
※今回の「いわし」ご投稿は8月25日(月)正午で終了とさせて頂きます。
※今回のミシュラン評価(ピックアップ賞)は8月25日(月)に「イエはてな」にて発表いたします。
「今日の一枚“リブ・ラブ・スナップ”」
ラベンダーの壁-夏ならではの光景、ラベンダーのドライフラワーです。
乾燥させた実(花)を小袋に入れてサッシェやアイ・ピローを作ったりと、娘との作業が楽しく進みます。飾り物を取り除き、清楚な香りと薄紫の色に包まれる夏の壁は、ほっと安らぎのひとときを与えてくれますね。
日本ではドライフラワーをこんなにたくさん並べて飾る発想はないですね。
季節のお花をドライにして香りとともに壁いっぱいにしつらえるとは。
クリスマスのグリーニングも思い出しました、季節ごとに変わる壁って素敵です!
−ハザマ−
»“リブ・ラブ・スナップ”今回のテーマはコチラから
募集期間中にご投稿頂いた方にもれなくはてなポイント300ptプレゼントいたします。
また、スナップ賞にはアマゾンギフト券3,000円分をプレゼントいたします。
いわしの回答(転記)
他のツリーでも煮物のアレンジが出ていますが、和食・洋食・中華の煮物を例に、オーソドックスな例から懐かしの味、刺激的なレシピなどラインナップしようと思います。
<和食の煮物:春の筍・初夏のヒジキ・冬の切干大根・魚の煮物>
旬の食材を楽しむだけでなく、たっぷり作って常備菜にしておくと便利なのが煮物。毎日同じ食べ方では飽きてしまいますので、複数アレンジ方を用意してから作りましょう。
1.和食煮物は大量に作り、炊き込みご飯やまぜご飯の具にする。
2.澄んで癖のない煮汁の残りで、高野豆腐を煮ると箸休め一品できあがり。
高野豆腐はとても便利。煮物の具が少ない時に、高野豆腐を水で戻してから小さく切り、水をよく切って具に加えるだけ。高野豆腐の他にも、干しシイタケや枝豆も便利です。
炊飯器で煮物入り炊き込みご飯にする時は、米の量は少なめにし、水と出汁は目盛よりやや多めに入れます。最後に具を入れ、お酒を小さじ一杯入れるとふっくら炊けます。
切干大根は炊き込みご飯よりは、酢飯とまぜてチラシ寿司や茶きん寿司に合います。
3.魚の煮物は、煮汁を煮こごりにしてみましょう。
キンメダイやヒラメといった白身魚、ブリ大根といった青魚、アラ煮からも煮こごりが作れます。ポイントはゼラチン質。ゼラチン質は魚の皮・骨の中や周囲に多いため、煮物にする時も皮つき・骨つきで。魚の匂いが苦手な方は、添加物に塩の入っている料理酒ではなく、日本酒を多めに使ってみてください。
煮こごりは冷奴に薬味と一緒に盛り合わせたり、中華料理が得意な方は小籠包や肉まんなどの具に混ぜて、ジューシーな飲茶料理にグレードアップさせてみてください。
また、煮魚ごと冷やして、針生姜と一緒に煮こごりを添えるのも美味しいです。昔ながらの食べ方ですと、煮こごりをご飯にのせるだけ。これが懐かしい味だったりします。
煮魚(焼き魚)のおまけ:食べ残しの骨にお湯や熱燗を注いで、出汁や骨酒をどうぞ。
<洋食の煮物:ロールキャベツ・チリコンカーン>
洋食ではスープやシチューといったアレンジしやすいメニューも有りますが、今回は家庭料理の定番ロールキャベツと、メキシカンなチリコンカーンをご紹介。
4.ロールキャベツは大鍋で具もスープも多めに作ります。1日目はコンソメスープ。2日目はホールトマトやケチャップを加えてトマトスープにアレンジ。具のロールキャベツが無くなったら、トマトベースのスープに野菜とソーセージなど入れます。もう一方でパスタを茹で、湯で上がったらトマトスープに入れてスープスパにします。
5.コンソメベースのロールキャベツから別アレンジ。ホワイトソースを加えて煮込んだロールキャベツも美味しいです。そのままでもいいし、グラタン皿に移してチーズをのせて焼き目を付けたロールキャベツ・グラタンも美味ですよ。
6.チリコンカーンはメキシコの代表的な煮マメ料理。キドニービーンズ(インゲン豆)を使うのが主流ですが、大豆の水煮だと手軽にできます。お子さん用にはスパイス控えめで、トウモロコシの水煮をプラスすると甘みが増します。何と言っても、冷蔵庫の野菜の余りを使えるメニューとしてお勧めです。
一般的な作り方は次の通り。豚ひき肉とニンニク・タマネギ・セロリ等の野菜のみじん切りを塩コショウして炒めます。白ワイン(なければ日本酒)で、肉の脂の臭みを取ります。豆の水煮・ホールトマト・コンソメスープ・ローリエを入れ煮込みます。チリペッパーで辛味を付け、砂糖と塩コショウで味を整えれば出来上がり。
さて、このチリコンカーン、ご飯にも合うしパンやパスタにも合います。たっぷり作ったら、ロールパンサンドにしたり、ソーセージと組み合わせてスパイシーホットドックも最高。
食パンのサンドイッチにする場合は、4枚切りの厚切りを選んでください。厚切り食パンを半分にカットしたあと、切り口を上にし包丁で軽く切り込みを入れます(おいなりさんの作り方のイメージ)。そこへチリコンカーンを詰め、粉チーズを振りかければ、変わりサンドイッチの出来上がり。
ロールキャベツのおまけ:コンソメベースに醤油を足すと、おでん風になります。
<中華の煮物:万能な肉味噌>
肉味噌は煮物よりは炒め物のイメージも有りますが、応用範囲が広いのが嬉しい常備菜ということで取り上げてみました。
7.ひき肉と野菜類のみじん切りを、ごま油と味噌と砂糖で炒め煮するだけ。
肉味噌に豆板醤を入れて、ラーメンにチンゲン菜と一緒に添えれば、坦々麺やジャージャー麺に。定番の麻婆茄子や麻婆豆腐、麻婆春雨のベースにも使えます。肉味噌を鶏がらスープで溶き、水溶き片栗粉でアンにし、アンかけの卵焼きやチャーハンにしても美味しいです。
麻婆茄子などごま油のこってり感と、味噌風味に飽きてきたなと思ったら、お酢をちょっとかけみてください。酸味が食欲をそそり、お口の中もさっぱりしますよ。
和・洋・中で主に煮物料理のアレンジを挙げてみましたが、きっと他にも7変化アイデアが眠っていると思います。他の皆さんの応用例も、楽しみにしています(^^)
カップヌードルのカレー味の麺を食べた後にスープに
ご飯を入れて食べます。
最初、友人に聞いたときは本当においしいのかな?と
半信半疑でしたが実際食べてみると麺を食べるよりも
その後のご飯を入れて食べている時の方が
おいしく感じます。
難点は、麺の後にご飯を入れて食べるので量が多く
ついつい食べ過ぎてしまうことです。
クッキー系のお菓子(ポッキーとかも)の割れてしまった小さなかけらなどをアイスクリームにトッピングするとおいしいですよ^^
チョコアイスとかよりシンプルなバニラアイスにのせることが多いです。
ちょっとだけあまってしまう野菜屑でヘルシーなお粥が作れます。たとえばキャベツの芯などを使って、発芽玄米の玄米茶粥なんてどうでしょう。
材料は、
発芽玄米 1カップ
普通にいれた玄米茶 4カップ
キャベツの芯や大根・人参などの葉の付け根や皮などの屑野菜 適宜
あればダシを取った後のダシ昆布 適宜
塩 小さじ1/2
玄米茶は普通にいれて冷ましておきます。
屑野菜やダシ昆布はみじんに切ります。
発芽玄米を洗米して、土鍋でも厚手のホーロー鍋でも、お粥モードのある炊飯器でも何でも適当な物に入れ、そこに玄米茶を注ぎます。
上からみじん切りにした材料と塩を加え、かき混ぜずにそのままお粥として炊いていけば、ヘルシーベジタブル玄米粥のできあがり。キャベツの芯から出る甘みがすてきなお粥になります。
もちろん入れるお野菜は何でも使えますが、特に普通は食べずに捨ててしまうような所を活用するといいですね。
冷蔵庫の残り野菜活用に野菜炒めは最適ですが、残り野菜を一気に使おうとすると中華鍋一杯の野菜炒めができてしまったりします。その食べ残した野菜炒めを、さらに春巻きに転身させることにしました。
1) 大量に野菜炒めを作ってしまうと、野菜からの水分が多く滲出しますから、残った野菜炒めはかなりつゆだく状態です。そこでまず汁を別の小鍋にあけてしまいます。
2) 汁を切った野菜炒めはキッチンばさみなどを突っ込んで、少し細かく切り刻みます。
3) 汁の方は一部を取って中華ダシと片栗粉を溶き、残りを加熱して、沸騰したら両者を合わせて中華餡状態にします。
4) 2と3を合わせてよく混ぜ、春巻きの皮で巻いて、摂氏160度くらいの低めの温度でこんがりと揚げます。
以上で、冷蔵庫の残り野菜でまず野菜炒めを楽しみ、さらに残った野菜炒めで春巻きを作って楽しむという二段階変身ができました。ポイントは野菜炒めの汁の処理です。少量の汁なら適量の春雨やビーフンなどに振りかけて炒め、それを野菜炒めに混ぜて巻いていってもいいと思います。
野菜炒めから春巻きとは、素敵なアイデアですね(・▽・)
同じ要領でもうちょっとお手軽なアレンジを紹介してみます。
冷蔵庫の残り野菜で野菜炒めを作る所までは一緒です。作る時は鍋ごと保存しても大丈夫な時期(梅雨?夏は火を通してもお腹壊す人もいますので。お年寄りや胃弱な方は注意して下さいね)。夜ごはん用に野菜炒めを作ります。
さて翌日、鍋に残った野菜炒めを汁ごと火を入れたら、焼きうどんにしてしまいましょう。主に油を少量プラスし、ソースと塩コショウで味付けするだけです。水分は鍋にうどんがこびりつかないよう加減しながら加えてください。うどんでなく、焼きそばにしても美味しいですよ。
ブロッコリーの茎は、アスパラ風に使ってベーコン巻きなどにするなどの利用法が知られていると思いますが、根元の太い所は固くて食べにくいので、どうしても捨ててしまうことが多いと思います。しかし薄く輪切りにすれば固い繊維も歯ごたえのうち。茹でてザーサイ風に調味すると、ご飯のおかずによし、お酒のおつまみにも使える、気の利いた一品になります。
まずブロッコリーの茎を薄切りにします。あまり薄すぎると歯ごたえがないですから、スライサーなどでするよりも、包丁を使った方がいいと思います。
切ったら下茹でをします。下茹でといってもスライスした物をお湯に放ってしまうと旨味が抜けてしまいそうですから、ここは蒸し煮にします。具体的にはフライパンを使い、スライスした茎を均等に並べて5mm程度に水を張り加熱、沸騰したら蓋をして、沸騰を維持する最低限の火力で焦がさないように5分、水が蒸発してパチパチいいはじめてきたら蓋を取って少し火を強めて、フライパンを動かしながら残った水分を蒸発させて完了です。これで素材の旨味を水に逃さずに加熱できます。
フライパンを火から下ろして、まだ水分が残っていたらこぼして取り除き、茎1本分に対して大さじ1程度のゴマ油、少量の塩、少量のラー油をたらして混ぜ、余熱で味を染み込ませます。塩の代わりに中華調味料を使ってもおいしいです。
肉じゃが美味しいお汁がのこったり、肉じゃがが残ったりした時の
我が家の活用法(お薦め順)
◇…にくじゃがのおつゆが残ったとき…◇
1,卵で閉じて、玉子丼に
2,あぶたま!
おあげさんを開いて、中に生卵ポン(コップでするとやりやすいい)
爪楊枝で閉じて煮る。
(同時に付けあわせ野菜も煮られます。ニンジン、アスパラ……)
♪肉じゃがはつゆも濃い味なので、あぶたまはお薦めですよ♪
◇…にくじゃが…◇
1,肉じゃがグラタン ココットを入れて、チーズをのせるだけ!
2,肉じゃがオムレツ
肉じゃがをつぶし、卵と、お好きな残り野菜で閉じる。
甘口なのですぐ焦げますので弱火で。
3,肉じゃがコロッケ
4,肉じゃがカレー
♪洋風の物に変えると、目先が変わって食欲が増します♪
作りましたね。子どもの頃ですが^^ポッキーのケースでもつくったなぁ。夏休みの工作とかだったのですが、布を張るだけでとってもかわいい小物入れになったので、家でその後ちょくちょく作るようになりました。妹とつくったいい思い出です。
梅干の種って 周りがかたい殻みたいになっているやつですが、
それを割って中身を食べます。
昔は なんとなく食べてましたが、最近は食べてませんでしたねぇ。
割った殻が 細かいゴミになっちゃうし、かたい種は 割れませんからねぇ。
この質問で 思い出しました。
こんなところまで 昔は 食べてたのに、今は 食べなくなったなぁって。
だいたい食べれるものは すべて食べちゃうから 残り物自体、少ないなんですけどね。
中学の頃、土曜日には給食がなく、午後の部活のために弁当を持って行きました。
弁当にはたいてい梅干しが入っていて(というか、リクエストしてあえて入れてもらう)、その梅干しを食べたあと、梅干しの種を口の中に入れたまま「何時間持つか」という競争(?)を、よくやっていました。
文化部だから出来たことで、運動部だったらのどに詰まって大変なことになっていたことでしょう。
最長で、午後4時くらいまで頑張ったでしょうか。今思うと何をそんなに努力していたのかという気がしますが。もちろん、最後は噛み砕いて中の「芽」みたいなやつを食べるのがお約束。あれって、ふにゃっと柔らかくて美味しいんですよね。硬い種の中に「こんなのが入っていたのか」という感じでした。
もっとまともな「梅干しの種の活用法」としては、高山なおみさんのレシピにある「梅種じょうゆ」をおすすめします。
http://www.kyounoryouri.jp/recipe/2930_%E6%A2%85%E7%A8%AE%E3%81%...
NHKのテレビでも紹介されたのでご存知の方も多いと思いますが、これ、作り方は簡単(醤油を瓶に入れて梅干しの種を漬け込んで冷蔵庫に入れて置くだけ)で、なかなか美味しい味が出ます。冷や奴にかける醤油をこれに変えただけで、ぐぐっと「いつもと違う味」になります。
ちなみに、梅種じょうゆの種をさらに割って中身を食べたことは、まだありません。
醤油が滲みて、美味しくなっているのだろうか・・・?
キャベツの大外の1枚目(農薬タップリ?)や
たまねぎを切った時に切り残した部分。(たまねぎ最上部分)
これら、通常は野菜くずとして捨てられるケースが多いと
思いますが、フライパンや鍋についた油分を落とすのに
使っています。
その事で、洗剤の使用量が減りますので、地球環境の
悪化改善に少しは役立っているのかなと考えます。
昔、サツマイモの栽培に失敗したことがあります。鶏糞をやりすぎて、葉だけが茂ってしまったのです。窒素分が多いとこうなるそうで、あまり良い芋がとれません。
でもこのとき思わぬ発見がありました。母が「今年ツルだけ茂ってね」と近所の叔母さんに愚痴ったところ、イモヅルの食べ方を教えてくれたのです。イモヅルといえば、戦中飢えをしのぐために食べたというイメージがあり、あまり美味しそうなイメージがありません。でも、その叔母さんによれば手間がかかるが美味しい、とのこと。
というわけで、イモヅルを食べてみることにしました。まずツルの中にも食べられるところを選ばなければなりません。主茎(地面を這う一番太いつる)は食べず、葉がついてあるツルを食べます。そのツルの葉をとり、皮を剥きます。
一番手間がかかるのが皮剥きですが、ここを乗り換えればあとは簡単。口に入る、好みの長さにきり、キンピラにするだけです。味は苦さやすっぱさといった癖はなく、普通に美味しい味でした。
私が子供の頃、庭のいたるところに生えているものが食材でした。
それも、殆どが自分たちが食べたものから生えてきたものだったりします。
みかんを食べてみかんの種を植え(オレンジだったのかもしれません)
グミを山で積んできて食べたら種を植え。
びわを食べたら種を植え。
メロンを食べたら種を植え、スイカを食べても種を植え。
とにかく種のあるものを食べては庭に片っ端から植えていました。
山で採ってきたうどを植えたり、イチゴにとうもろこしにナスにきゅうりににんじん大根アスパラ。
畑にはなってないんです。きちんと土を調えたりなどまったくしてなく殆ど放置状態。
でもすべての野菜がその季節ごとに食べることができ、
私と母が片っ端から植えていった種も何年かたち忘れた頃に実をつけるようになりました。
スイカや、メロンができたときはちょっと感動ものでした。
今でも種を見るとつい植えたくなりますが、植えられるほどの庭がないので泣く泣く捨てています。
アボガドの種も三方向に楊枝を指して、下のほうが少しだけ水につかるように容器にいれると
やがて根を伸ばし、芽をだし大きく成長していきます。
根が十分出たところで植木鉢などに植えてやるとちょっとした観葉植物になります。
でも、食べられる実はなかなかできないので残念なところです。
カレーは一回作ると二日くらい食べ続けることが多いと思いますが、そうすると主食に食パンを多く使う家では食パンが余りがちになります。そこで残りカレーと残り食パンで、カレーパンもどき作りをお勧めしてみたいと思います。
まず残りカレーの半量程度の体積のジャガイモを用意し、茹でて皮を剥いて潰します。カレーの鍋を温め、潰したジャガイモを入れてよく混ぜ、ジャガイモで味が薄まった分を、カレー粉、塩コショウ、ケチャップ、ウスターソースなど好みの調味料で補います。大きな具は包む都合上、ここで潰してしまってください。鍋を火から下ろして冷ませば、しっかりとした固さのカレーパン向きの中身になります。
そろそろカレーが冷めるころ、食パンの加工に取りかかります。耳を落とし、まな板に乗せて、綿棒で伸ばします。特に縁の部分を薄くしてください。パンの方向を変えながら、四角を維持したまま伸ばします。
適当に伸ばしたら、そのパンの上にカレーを乗せ、四隅に接着剤代わりの溶き卵を塗り、巻いていきます。パンの接着部分はフォークの背などを使ってしっかり押しておきます。
さらに表面全体に溶き卵を塗って、中温程度(菜箸を入れるとやや大きめの泡が上がってくる程度)の油で、表面が軽くきつね色になるくらいまで揚げ、油を切って完成です。
先に切り落としたパンの耳も一緒に揚げて、砂糖でもまぶしておやつにしてください。
お?、単にカレーとパンを組合わせるというわけでなく、ちゃんとしたカレーパンへのアレンジになってますね!
ポイントはカレーに蒸かしイモをいれて、カレーパンの具をしっかり作っている所。それと食パンでお手軽カレーパンにされている所がいいですね。
こちらのレシピはちゃんと油であげてカレーパンにされていますが、食パンで挟んだサンドイッチとしても美味しそうです。
食パンに、カレーと蒸かしたジャガイモで作った具を塗り、レタスと目玉焼きをのせたら、豪華なオープンサンドになりそう。ハンバーガーみたいにサンドイッチ風にするのもいいですね。また、ロールパンに切り込みを入れてこのカレーパンの具をメインに、レタスとソーセージをはさみこむホットドックタイプも美味しそうです。
お正月のお節や祭礼などに欠かせないお煮染めは、季節を楽しむ暮らしには是非取り入れたい料理です。しかーし!! これはちまちまと一人分を作る料理じゃないですから、一人暮らしでは豪快に余ってしまいます。というか、元々が大家族時代の料理ですから、最近の核家族では、作ったはいいけど食べきれない、なんていうことが多々あると思います。すると必要な量だけ買える調理済み市販品の登場になってくるわけですが、それでは味気ないですよね。
そこで、お煮染めは余っていい物として作る、最初から次のメニューの「素材」として利用する前提で作る、というのがお勧めだと思うんです。そんな例を、2品ばかりご紹介してみたいと思います。
まずは、お煮染めで作る「中華ちまき風炊きおこわ」からいってみましょう。おこわは普通は蒸して作りますが、ここでは簡単に炊飯器で炊いてしまいます。材料は4人分として、
- もち米 2合
- 中華だし 中華スープとして飲むとしたら2カップ分に相当する量
- 醤油 大さじ1
- ごま油 大さじ2
- 日本酒 大さじ1
以下の分量は、お煮染めの残り具合によって、ごくアバウトでOKです。
- お煮染めの余り
椎茸、竹の子、蓮根、ちくわ、等々。その他何でも入れちゃう入れちゃう♪ - お煮染めを作る時に出たニンジンの屑
お煮染めにしたニンジンも余れば使いますが、味の付いていない人参も入るとフレッシュな風味になりますから、飾り切りなどで出た屑をとっておきましょう。数日経ってから作る場合は、しなびないようにジップロックなどにつっ込んでフリーザーにでも入れておけばいいですね。 - 焼き豚の余り
お節の場合はきっとあるはず。切り落とした端っこ等を使います。ハムの端っこもあったら入れちゃいましょう。無ければ別途、生の豚肉を用意して炒めて使います。一掴みもあればいいですから、フリーザーに入れたままの使い残しなどが活用できます。
さて、作りましょう。もち米は洗米後、2時間くらい浸水しておきます。
お煮染めは、おこわの具として適切な大きさに切っておきましょう。既に味が染みている素材ですから、大きさによる味の変化はほとんどありません。気軽に適当に刻んでください。
このあたりで、もち米をザルに上げ、水を切っておきます。
中華鍋を強く熱し、焼き豚、ハム等を使う場合はごま油大さじ1を回し入れます。生の豚肉を使う場合は、特にバラ肉の場合、後で脂切りをしますから、中華鍋には分量外の少量のごま油を馴染ませてください。そしてどちらにしても強火でガンガン炒めていきます。豚肉の場合は少しカリッとするくらいまで炒めましょう。豚バラを使った場合はかなり脂が出ますから、炒め終わったら脂を切っておきます。
焼き豚、ハム等を使った場合はそのまま、豚肉の場合は脂切り後にごま油大さじ1程度を追加で回し入れ、生のニンジンを入れて炒めます。後で炊きますから、そんなにしつこく炒めなくていいですよ。ニンジンの香りが立ってきたら、お煮染めの残りも加えて炒めます。仕上げに日本酒を振りかけ、中華鍋をザッと煽って混ぜたら、別の皿などにあけておきます。
そのままの中華鍋にごま油大さじ1を回し入れ、強火で軽く煙が立つくらいまで熱し、ザルに上げておいたもち米を入れます。油が全体に回るように中華鍋を煽りながら(チャーハンを作る要領ですね)、強火で3分ほど炒めてください。
炒めたもち米を炊飯器にあけ、ひたひたまで水を注ぎ、中華だしと醤油を加え、さらに、おこわの既定水分量まで水を加えます。少し固めの方が美味しいですから、水は若干少なめの方がいいかもしれないですね。そして炒めておいた具を加えて、掻き混ぜずにそのまま炊きあげれば出来上がりです。盛りつける時にタケノコの皮や笹の葉などがあったらそれを敷くと、雰囲気出る出る。以上でお煮染めで作る「中華ちまき風炊きおこわ」の完成です。
続いてはおめでたいお煮染めがまたまたおめでたい料理に変身する「ちらし寿司」にいってみましょう。これは二日続きのお祭りの二日目などにも向くメニューだと思います。
まず寿司飯を作ります。本格的にやるなら、このへんのページの解説がお勧めです。寿司屋のおかみさんのブログですから、この通りにやれば本物の手際が身に付きます。
→ http://ichii445.blog42.fc2.com/blog-entry-70.html
寿司酢は市販の粉末寿司酢などを使ってもいいですが、ネタとなるお煮染めが甘めの味付けの場合、寿司酢はちょっと甘みを控えておいたほうがいいかもしれません。必要に応じて粉末寿司酢の一部を米酢に置き換えることで甘さを調整してください。寿司飯さえ出来上がれば、もう80%は完成しています。
お煮染めは、椎茸など汁気を多く含む物はちょっと絞り、3?5mm厚くらいにスライスしておきます。あとは桜でんぶ、錦糸卵などを用意してください。で、お重に寿司飯を盛り、好き勝手に具を盛りつければ完成です。大葉などもあったらあしらってください。中心にイクラなんかを盛るとさらに豪華です。お正月なら酢蛸やイクラもあるかも!! ひゃ?、来年のお正月明けが楽しみですね(笑)
ちょっと待った、こんな程度じゃまだお煮染めが余るよ、という場合は、盛り付けに一工夫。お弁当風にお重の一部を仕切ってそこにお煮染めをそのまま詰めてもいいですし、お重を使わず平皿にピラフのように寿司飯を盛って具をデコレーションした後、周りにお煮染めを飾ってもいいですね。これでおめでたさ二倍のお煮染めちらし寿司の出来上がりです。
以上、お煮染めの変身メニューを2品、ご紹介してみました。お煮染めにはそれぞれの家庭の味があります。余っても楽しい変身メニューがあれば、季節を彩るおめでたい日に「わが家のお煮染め」が復活するのではないでしょうか。
【以下ちょっと余談】
人は古来から「家を継ぐ」「家系を絶やさない」ということに、とても強いこだわりを持ってきました。でもそれは「血を継ぐ」ということだけじゃない。それよりもこれからの時代は「味を受け継いでいくこと」が大切ではないかと思うんです。
味なら、嫁取り・婿取りといった姓氏の継承とは無関係に、誰でも受け継いでいくことが出来ます。少子化時代を迎えるこれからの日本。姓氏は受け継げなくなる家系が増えてくるかもしれませんが、味の継承は努力次第で全ての家で可能でしょう。息子や娘がいない家だって、誰かを「味の養子」にして、自慢の味を伝えていくことは不可能ではありません。
家の味、郷土の味をいつまでも大切に受け継いでいく食生活。ライフスタイルの変化から、核家族では食べきれないような料理もありますが、そういうものにこそ今回ご紹介したような変身メニューを取り入れて、新しい暮らしに適応させていく努力が出来たらなあと思う今日この頃です。
確かにお正月と言えば、お煮しめは欠かせませんね。うちのお正月は、筑前煮ときんぴらが代々受け継がれています(北関東出身の母の味なのですが、筑前煮は本来、九州の郷土料理なんですよね(笑)。
さて、煮物アレンジはいろいろ出ていますが、中華ちまき風のおこわ、かなり惹かれました。雑煮やお汁粉といった餅料理とはまた違い、もち米を使っていることからおこわにするのは縁起も良いですね。
うちでは家族3人で筑前煮は作り足して食べるほど人気のある一品です。なので大きい具はあまり残らないのですが、煮汁は最後の方にどうしても残ります。
煮物で余った煮汁と細かい具をもとに、最後は卵丼にして〆にします。出来上がりのイメージとしては親子丼の感じです。
煮汁に竹輪などの練り物、糸こんにゃくを加えて火を通し、とき卵を入れます。半熟に固まってきたら、ネギなどの青物をサッとのせて、卵がお好みのかたさにまで火が通ったら出来上がりです。
大鍋のまま煮汁で卵丼の具を作るので、丼の見た目を良くするため、ご飯に卵煮をのせたらミツバをちらし、真ん中に刻み海苔をたっぷり盛ります。
鍋をそのまま使うので洗い物も少なく済みます。正月のまったり雰囲気の中、お手軽に家事も済ましてしまおう?という、お気楽レシピでございます(笑)
かたくなってしまった食パンを細く切って油で揚げるとおいしいおやつが出来上がります。
子供の頃はよく作ってもらって、砂糖やきなこなどをかけて食べていました^^
サクサクしていておいしいです^^
サンドイッチを作った後の食パンの耳でも作ってもらっていました。
パンの耳に何度、命を救われたことか。
20円でした。食パン3斤が入る大きさのビニール袋一杯のパンの耳、ぼくは20円で売ってもらっていました。
これを完食するのにはかなりの技術が必要なんです。
すぐにカビますし、なんていっても飽きる。あのモソモソしたパンの耳、あれを受け入れるのには工夫が必要です。
tibitoraさんが書いておいでのように油で揚げるっていうのは、かなりポイント高いでしょう。食材は揚げると別の顔になること、多いですもん。
ただ、一人暮らしで極貧の大学生にとっては、油を多く使う揚げ物っていう選択肢、なかったんです。
まず、考えます。
パンの耳のどこが食べにくいか。
あの、パサパサ感、モソモソ感、すなわち水分の足らなさから来る口当たりの悪さが敵なんです。
じゃあ、水分与えましょうよ!!
もっともベーシックなのはパンの耳おかゆ。水の代わりに頑張って牛乳買って、それで砂糖なんかも混ぜておかゆ風に。
それから鍋したとき、おじやや〆のうどんの代わりに細かくちぎったパンの耳。
鍋に投入するんだったら冷凍保存のパンの耳でなんら問題なし。
さらに上級者向け。
カップラーメンの残った汁にパンの耳、投入。
これ、かなりおいしいです、ただし、投入する分量を間違えなければ。
あのね、いくらお腹減っているからって、パンの耳でお腹一杯膨らませようって考えてしまうと、この一品、ダメになります。
あくまで、パンの耳はアクセント。
ちょうど味噌汁の具に「麩」が入ってるくらいの気持ちの余裕持ってパンの耳入れると、最高にうまいです。お試しあれ!
パーティーなどで残るフライドチキンなどの骨を見ると、これをゴミにするのはしのびなくなります。食材としてはゴミですが、これも尊い生き物のご遺骨ですから、粗末に扱ってはいけない気がします。そこで最近のわが家では、残った骨からスープを取ることにしています。
まず骨を湯通しします。油抜きと、指や口が直接付いた部分の殺菌消毒のつもりです。澄んだスープを取るならこの後よく洗う所でしょうが、微妙に残る衣の香辛料などがいい味になりますので、そのまま別の鍋に移して煮出します。
同時に適当な野菜屑をブーケガルニ代わりに入れておきます。パーティーの後は往々にして野菜スティックなどが残りますから、そういうのもここに活躍させます。
弱火でコトコト十分に煮出して漉すと、いいスープが出来上がります。ホームパーティーで出る程度の量なら、雑炊などを炊くのにちょうどいいくらいのスープが取れると思います。
同様に多くの魚の骨なども、煮出すといいダシになります。
最後に、ブーケガルニ代わりにした野菜は堆肥化してプランター野菜の栄養に還流、骨も庭に埋めてちょっと手などを合わせて、土に戻ってもらいます。
ただし、スープ取りは長時間煮出すので、ガスコンロなどでやっていると、無駄を無くすつもりがかえってコスト高+エネルギーの浪費になってしまいます。そこでわが家では、家の消臭に使っている炭の使い古しを七輪で燃してスープ取りに活用することにしています。七輪は上手に使うと意外なほどに長時間火が持ちます。ベランダの隅に七輪を置き、そこで鍋をコトコト言わせながらゆったり読書などを楽しんでいると、そのうちスープが出来上がります。
我が家ではタケノコの煮物やキンピラごぼうが定番料理ですが、余ると天ぷらになります。煮物に小麦粉と卵を混ぜるだけですが、もともと煮物だけに、味がしっかりついていてそのまま食べれて美味しいです。また納豆なんかも余ってくると同じように料理して、食べています。納豆は油であげるとあまり匂いも気にならず、美味しいと思います。
親戚が帰省するときのおもてなし料理として、手巻き寿司をよくします。が、ネタや寿司飯がどうしても残ってしまいます。ごくわずかなら翌日、そのまま食べてしまいますが、ある程度残っていると、チラシ寿司に変身です。
なるほど手巻き寿司のネタでチラシ寿司というのはいいですね。
残った具が、ちょっとの量でも、まぜご飯(酢飯)にして、薄焼き卵などで茶きん寿司にするというのも、少量でも楽しめそうなレシピになるかなと思いました(^^)