いわしの回答(転記)
雛祭りにはよもぎ餅を菱形に作り、初節句には上下は菱餅、中は白餅の三枚重ねの菱餅をお祝い返しに配り、二年目からは「戴餅(いただきもち)」を配る――。これは、子どもの幸福を願う公家社会の儀礼だそうで、この戴餅にちなんで雛祭りに作られたのが「引千切(ひちぎり)」だそうです。
器になる餅を杓子形に作り柄を引っ張ってちぎったままの形にしておくのは、雛菓子用に大急ぎでちぎり形を整える時間がなかったことの名残なのだとか。杓子形のくぼみには、きんとんや餡を乗せ、真珠貝に形が似ていることから別名「あこや」とも呼ばれています。
なんと、この雛祭りの京菓子が、ここシアトルでいただけることになりました。京都で和菓子作りを修業された方が当地でお店を開き、月々季節の和菓子を提供してくださるのです。京都の季節感が、ここで味わえるとはまさに夢のよう。和菓子をいただくひとときは、まさに夢見心地。夢を見させてもらう時間です。さっそく桃の節句用に注文を入れました。家族みんなで「うれしい雛祭り」。今から胸を躍らせています。
引千切なんて、すでに日本人でもあまり馴染みがないのではないでしょうか。調べてみると、京都の雛祭りには欠かせないとされているようですし、同様の習慣が各地にあったようですが、こうしてなかなかレスが付かなかったところをみても、皆さん何のこと?とピンとこなかったことの表れではないかと思います。
なんとそれが、シアトルでいただけてしまうのですね。すでに日本人が忘れかけているならわしが北米で再現されるとは、すばらしいと思います。最近は着物にしても茶道にしても、古き良き日本の伝統には外国の人の方が詳しかったりする時代ですが、日本人も負けてはいられません。こういうところから改めて自分の国のことを見つめ直してみたいと思いました。
よく甘酒と混同されますが、桃の節句に飲まれるお酒は、桃が百に通じるところから、百歳までの長寿を願って大人たちが桃の花を酒に浸した桃花酒を飲んだことに由来しています。したがってその後に登場した白酒も大人の飲み物でした。蒸した餅米に味醂を加えたり、米麹と焼酎を混ぜるなどして仕込んで作られます。当然それなりのアルコールを含みますから、これは子供の飲み物ではありません。お雛様にお供えをするのは、雛人形の皆さんは大人だからですね。
サトウハチロー作詞の「うれしいひなまつり」にも、三番に「すこし白酒召されたか、赤いお顔の右大臣」という歌詞が出てきます。甘酒ではこうはなりません。
子供には甘酒を振る舞い、そして本物の白酒が飲めるまでに成長することを願う。それが雛祭りの白酒代わりの甘酒の本義でないかと思います。
閏という字に三水(さんずい)をつけると、『潤』という字になります。
なので勝手ながら、閏年2月29日は『潤(うるお)いの日』としてみました♪
水を加えて潤いということなので、ホットドリンクやスープで食卓を潤ってみる。
そしてお風呂には入浴剤・柑橘類・はたまた花を散らして潤いをプラス。
また乾燥しがちな時期なので、部屋はアロマミストで芳醇な加湿を。
潤いのある生活ということで、クラシックやジャズなど音楽鑑賞に浸ってみる。
リビングには季節の草花を添え、庭の木々には鳥用にミカンを提供してみる。
音楽を聴きながら庭に集まる鳥を眺めて、心も潤うという嗜好。
最後に、お仕事でお疲れの女性たちに向けて。
パックでたっぷり潤いを与えて、張りのあるお肌をつくる。
他にも生活に潤いを与える方法、きっとたくさんありますよね。
閏年2月29日『潤いの日』、何をして潤いますか?
冷たいお蕎麦をいただいたあとのそばつゆにそば湯を入れて飲む。お店によって濃さもいろいろですが、いちおうホットのドリンクになるので書いてみました。
もともと信州で始まって、それが江戸でも行われるようになったんだとか。
そばの栄養が溶け出しているので、健康にもよいとされていますね。
でも私は健康というよりも、これを飲むことでそばの余韻を楽しむようにしています。
いい蕎麦の蕎麦湯は本当に美味しいです。蕎麦に含まれる健康成分であるポリフェノール類は水溶性ですから、蕎麦湯にはこれが豊富に含まれているはずです。これを飲まない手はありませんね。
今年はうるう年なので一日得です。その分オリンピックでテレビを見てしまうから差し引きゼロだけど。でも一日得したということをプラスに考えて何か新しいことをはじめてみようかな?
現在私は折り紙で千羽鶴がライフワークです。それのもとになったのが、折り紙のおひなさまでした。昨年、どうしても折り紙でおひなさまが作りたくなって、調べていたら、なんと人力検索の中にありました。
http://q.hatena.ne.jp/1137489862
これを参考にして折り、イエはてなにも書き込みしました。
今年になって上の質問を見て、田中サタさん作の伝承の折りひなを発見しました。はじめてみたとき、これはもう職人??と思ったほどです。なんといってもかさねの色がすばらしい!私の中での一番の折りひなとなりましたが、どうしても折ってみたい!
探してみたら、折り方の本は絶版になっていますが、現在は自費出版になっており、購入できるとのことで、早速購入して、今年のおひなさまにしようと決めました。
折り紙の折り方(重ね折り)は伝承されて田中サタさんにひきつがれ、現在は創案者が誰だったのかは不明のようです。
本には、お内裏さま、おひなさま、三人官女、五人囃子の折り方が記載されていました。かなりわかりやすいのです。おひなさまは顔・髪・袴・五つ衣部分2枚・上着の計6枚の紙を重ね折りします。
今回は時間切れで五人囃子を折るのは断念しましたが、なんとか先ほど5体の人形を折ることができました。使用したのは和紙です。
実は前の色のいわしで「かさねの色目」について書いたのですが、これを見て調べようと思ったのです。そこで今回は、おひなさまの五つ衣の部分(実際は2枚分)をかさねの色目で再現してみました。
春なので、上着の色が赤色になるように調べた結果、「柳」のかさねにしました。
また、今回お内裏さまとお雛さまの位置は、平安時代からずっとそうだった置き方(右がお内裏様)にしています。
田中さんの言葉で、
折りひなは、ささやかな手すさびですけれど、これを折るとき、その指先まで、自分の心のぬくもりが伝わります。同時にそれは、おひなさまを愛し、人々を愛する心にもつながります。(上手下手や紙のよしあしは二の次です)
この田中サタさんの「折りひな」に出会うことができて本当に感謝しています。折り紙を折ることで自分の心のぬくもりを感じつつ、人々を愛する心につなげていける・・
たしかに複数枚数を折るのはたいへんですが、根気よく教えればお子様といっしょになって作っていけると思います。
きれいに折ることができるようになったら、プレゼントしてあげたい。そして折り方を教えてあげたい。
必ず次世代へ伝承していこうと思っています。折り紙は立派な日本の伝統文化です。
これはとても味のある作品ですね。手作りの温かさ、温もりが込められている感じがします。着物の色目やお内裏様の位置もポイントがあるんですね。女の子のお子さんがいらっしゃるお宅で、お母さんが手作りしてくれたら、キラキラ目を輝かすんじゃないでしょうか(^^)
餅花とも花餅とも呼ばれます。
よくお正月に餅をついたときに、お持ちにピンクの色をつけ、小さくちぎって木の枝にくっつけて花のようにします。
そしてこれを飾ります。
もともとは五穀豊穣を祈って行ったものだとか。
今回菱餅をつくるために、三色のお餅をつきました。白とヨモギの緑と紫芋の藤色です。
せっかく三色あるのに使わない手はない。はじめはひなあられをつくるために小さく切っていたのですが、餅花もひなまつりにお供えしよう!ということになり、急遽作成。
木の枝を剪定したものをよく洗い、おもちは四角に切って切り込みをいれました。切り込みのところを枝にくっつけます。
三色のおもちをくっ付けていくと、ほんとうに木の枝に花がついているように見えます。
昔、父はお正月用の飾りとして年末に作っていたそうです。そして小正月に埃をはらって、焼いて食べたんだとか。できあがった餅花を見て懐かしがっていました。
実家の雛壇の片側には、猫柳・梅・榊を飾り、もう片側には餅花を飾りました。
やはり赤っぽい餅でないと花っぽくはないですので、来年は梅酢をいれてピンクにしてみたいと思います。
小さい枝につけた餅花はうち用です。折り紙の雛壇にはちょいと大きすぎましたので、玄関の花瓶に水仙・猫柳といっしょに飾りました。
来年はピンクの餅花を桃の代わりに飾ろうと思います。
うちの雛人形は実家で毎年飾っていて、今年は飾るお手伝いをしました。
なんせ私が生まれる前に買ったものなのでうん十年経っています。
しかも子供の頃にすごーく暑い年があって、プラスチック部分が溶けてしまって、小道具がくっついたりして、ボロボロになってしまいました。
刀や柄杓など紛失しているし、お道具類もはげたりとれたり・・。
お人形のお顔や着物は全然大丈夫なんだけど・・・。
前に江戸時代のお雛様を見たことがありますが、道具類はちゃんとしているんですよね。それは小さくとも本物だから。
せっかくだから全部揃っている状態にしたいのだけど・・。
小道具類だけでも購入できるみたいですが、壊れちゃった道具もちゃんと供養してもらったほうがいいんでしょうか?
実家のお雛さまを海外に持ち出すわけにもいかず、ここで一セット欲しいなあと思ったときに出会ったのが芥子雛です。十二単の装束を着せた「元禄雛」、大型の「享保雛」など、金箔張りの屏風の前に内裏人形を並べ、豪華極まりない雛人形がもてはやされた享保年間、ぜいたく禁止令の元、この規制を逆手にとって「芥子雛」と呼ばれる大きさ数センチの精巧を極めた雛人形が流行しました。芥子雛とは、芥子の実ほどの大きさという意味だそう。たとえば現代の木目込み人形による芥子雛を見ると、サイズは間口40センチ、奥行き45センチぐらい。ほっこり小さな空間に、お人形たちが嬉しそうに微笑んでいます。女の子の健やかな成長を願って、「今年も出会えたね」と桃の節句をお祝いしてくれているのです。
小さな空間で充実のひとときを過ごしたい気持ちは、うちの姿勢にぴったりで、お雛さまはぜったいに芥子雛にしたいと心に決めました――。海外発送は難しいので、次回の帰国でぜひ手にしたいと思っています。これなら小さくて持ち運びも楽でしょう。娘には代々大切に受け継いでいって欲しいと願っています。
芥子雛、初めて聞いた言葉でしたが、検索してみたらたくさんヒットしました。幅も高さも数十cmという小さな段飾りの写真がありましたが、それでもとても豪華ですね。全くフルサイズ(?)のお雛様に負けていません。これなら一生大切にしていける立派な雛人形です。小さなかわいらしさもプラスされて、とてもいい感じです。女の子はいいなぁ。
実は、ラーメンのスープを全部飲むのはこの私です。多分、貧乏症なんだと思いますが、でも素直においしいと思って飲んでいます。体に良くないかなと思いながらも全部飲み干します。どんなもんですかね。
みつ桃玉って、私が勝手に付けた名前です。でも雛祭り向きのかわいいデザートなんですよ。
材料は4人で食べるとして、白玉粉が60g、お砂糖が10gくらい。
これを梅酢と水を合わせて50mlにしたもので練ります。
梅酢は色づけ用です。
お水も梅酢も少量ずつ様子を見ながら加えて練ってください。耳たぶ位の固さが目安です。
よく練ったら、この分量なら20等分くらいがいいかなぁ。
取り分けて丸め、真ん中を指で押して平たくして茹でます。
白玉(桃玉)が茹だったら氷水に入れ、水気を取って引き上げます。
沸騰させてから火を止めて粗熱を取り、
黄桃缶のシロップ20mlくらいとホワイトキュラソーを大さじ1加えて冷まします。
缶詰の黄桃を白玉(桃玉)と大きさを揃えて丸くくり抜き、
桃玉と丸い黄桃をかわいい器に盛って、みつをかけてできあがり。
さらに彩りをかわいくするなら、
大きさを揃えてくり抜いたピンクのゼリーなんかを加えるとかわいいです。
カルピスにお湯を注いだホットカルピスにはまってます
イチゴ味がいちばん好きですがバナナ味もなかなかでした(好き嫌いありそうな味ですが私は好きです)
子供の頃はホットっていう発想がなくてひたすらアイスで飲んでましたが、ホットおいしい!
スーパーでもひなあられが、だいぶ目に付くようになりました。
ひなあられの中に、いくつか粒の大きいものが混じってますよね。
あの大きい粒のひなあられが好きです。
白湯。ただのお湯です。でも白湯はそのシンプルさゆえに、最も心を落ち着け。リラックスさせてくれる飲み物になります。
白湯に合う水を見つけましょう。冷たい水は何でもおいしく感じますが、白湯にすると水の個性が大きく出ます。新しいボトルウオーターを試す時には、一度白湯にして飲んでみるのはお勧めできる方法です。
十分に沸騰させ、カップに注ぎ、ほどよく冷ましてからいただきます。疲れた体にも、すーっと染み渡っていく感触がします。おいしい水を探して、自分独自の白湯を楽しんでみてください。
今回のイワシ参加で初めて知ったのですが、
雛人形の飾り方は、地域や新旧で異なるそうですね。
特にお内裏様を右にするか左にするかの違い。
社団法人日本人形協会の解説によれば、古式と現代式で分かれるとのこと。
●七段飾りの写真付きで解説
http://www.ningyo-kyokai.or.jp/sekkukazari/hina.html
京都など古い土地柄で行われる古式(向かって右が男雛)と、昭和以降、昭和天皇のご即位の方式にならった現代式(向かって左が男雛)とがあり、いずれを用いるのも自由です。
上記の解説では、土地柄によって飾り方も違うと示唆がされているのですが、
皆さんのお宅や土地柄で、雛飾りの特徴やうちは違いますよ?という方いらっしゃいます?
ちなみにうちは、写真の通りお内裏様が向かって左の現代式でした。
寒い日はあったかいココア
帰ってきて、お湯をわかしてココアを入れる。
部屋をあっためている間にお湯が沸く。
あったかいココアを一口。
(´▽`) ホッ
目覚めにホットコーヒー
半分目が閉じているときにお湯を沸かし、着替える。
着替え終わるとお湯が沸き、弾きたてのコーヒーにお湯を注ぐ
そうして、出かける前のコーヒーを飲み目が覚める。
今日も一日頑張るぞ。と。
風邪をひいたかな?と思ったら
ホットレモン
ハチミツ+レモンにお湯を注ぐだけ。
甘酸っぱいこの味が喉に効く。
たまに、しょうが湯だったり、柚子茶だったり・・・。
冬の日のあったかいドリンクは体の芯からあっためてくれるので必需品です。
子供のころばあちゃんがよく作ってくれました。
お湯わかして、レモン絞りで絞ったレモン(絞るのは僕の役だったり)汁入れて、はちみつか砂糖たっぷり入れて。
種も実も少し入っちゃうのですが、それを選り分けながら飲むのがおいしかったなあ。
かつて英国では、四年に一度のこの日だけは女性からのプロポーズが歓迎され、男性はこの日にプロポーズされたら断れないと言われていたそうです。これって、バレンタインより確実お得!!ただし「好きです」の告白ではなく「結婚してください」のプロポーズですから、一生を決める覚悟が必要です。頑張れ恋する女たち!!
これは、バレンタインよりパンチ効いてますね!!男性は断れないんだぁ(覚悟)。ではでは、さっそく・・・(笑)
逆にイギリスに行ったとき、この日に男性にプレゼントを贈ると、違った誤解も招きそうですね(^^;
桃の節句を迎えるにあたり、ここのところ毎日のようにインターネットでいろいろお雛さまを眺めていました。このとき同時に雛祭りの由来なども目にするわけですが、厄払いの人形とひいな遊びが重なり雛人形ができあがったこと、今のような豪華な雛人形は江戸時代に入ってから見られるようになり、それ以前は立ち雛に見られるような紙で作ったお人形だった……などと覗き込んできた娘に話すと、影響を受けやすい彼女は「立ち雛、作りたいー!」――。目の前にあったピスタチオの殻を手に取り、「これで作る」と言い残し、お雛さま作りに没頭し始めました。
一体作った時点で豆豆しい可愛さに、わたしも思わず引き込まれてしまいます。布の柄を選び、小さなサイズに切り取り、ペーパークレーに巻きつけている姿を見て、ついには「ママも作る!」と便乗。庭から切り出した小枝で桃の木を作りました。
出来上がった立ち雛セットは、こちらです。
そのウサギはエミリー・ブラウンのっ! - asuka’s booktree 絵本手帖
ジェンダーのことはあまり口にしたくないのですが、このときばかりは心から「女の子でよかった」としみじみしてしまいました。桃の節句が招いてくれた、淡い春の時間でした。
娘は学校から帰ってくると、うっとりとピスタチオの立ち雛を眺め、「このお雛さま大好き?!」と毎日のように言っています。ご近所の方に見せにいったり、二体を学校に持ち出したり。手作りならではの気軽な扱いも合い重なり、歌にもある「楽しい雛祭り」そのままを味わっているようです。旧暦では4月3日にお祝いしますから、3月中はずっと飾っておこうと思います。