アイヌのチセ」by id:chinjuh

 アイヌ語で家のことをチセというのですが、アイヌの伝統的なチセには床がないんですよねえ。そもそもアイヌは木材を板にする技術を持ってなかったそうです。
でも、そのおかげで逆に温かくすごせたらしいんです。地面に直接囲炉裏を切って、その周りにござを敷いて寝起きをします。囲炉裏には一年中夏でも小さな火を絶やさない。そうすると、地熱がたまるので、冬にも最小限の焚き火で温かくすごせるそうです。明治時代に床のある和風建築に住むようになったら、寒くて風邪をひく人がたくさんいたって聞きました。
でも、アイヌのチセを体験するのは大変そう。家をたてて、地熱をためるとこからやらないと、冬に凍死しますねー。
http://www.tamagawa-grp.co.jp/press/solarcat.html

このいわしのツリーはコチラから