イエ・ルポ 2 #009
みなさまこんにちは、ハザマです。3週にわたって展開してきた『リブ・ラブ・サプリ』刊行記念キャンペーンのスペシャルいわし、おかげさまでたくさんの方々にご参加頂き、今日の正午に終了いたしました。いつもご参加下さっているみなさまも、新しく書き込み下さった方々も一緒になって、いつもの和やかムードで「本」をめぐる楽しいお話を繰り広げて下さってありがとうございました!とても素敵なプチイベントになりました。今回は、〈イエはてな〉ライブラリーの誕生を機に、本を作ることの楽しさ面白さ、よろこびをみなさまと共有することが出来て、本当に素晴らしい体験でした。今、少し落ち着いてこの本をひらきながら、さ〜て、次はみなさんとどんな本を作ろうかな…?と早くも思いをめぐらせています。ウフフ、ご本づくりを考えるのは楽しいですねw
さてさて、今日は“イエ・ルポ 2”#009のスタートです。今回は、id:hanatomiさんご考案のテーマ、「あなたのイエや地方ならではのイベント・季節行事」。テーマに関するメッセージも下にご紹介しますが、そこに書かれたイエ・イベントに加えて、地方独特の季節行事もテーマの中に入れてみました。あなたのイエやご友人宅のユニークなイベントごと、そしてその土地ならではの季節の暮らし行事を教えて下さい。以前の“イエ・ルポ”#013では「我が家&ふるさと自慢!のイエ行事」というテーマでお話したことがありましたね。そちらもぜひご参考に!今回も素敵なルポを楽しみにお待ちしています。
イエコト・ミシュラン ピックアップタイトル
あなたの家のイベントごと
あなたの家のイベントがどのように行われているか教えてください。誕生日にはいつもこんな鍋をするとか、正月の朝には父がこういうことをするとか、四季折々、いろいろな地域にお住まいの皆さんの生活の特色や似てるようで違うイエ暮らしについて教えてください。
by id:hanatomi
あなたのイエや地方ならではのイベント・季節行事
「あなたのイエや地方ならではのイベント・季節行事」を教えて下さい
“ルポ・タイトル”
「春の京都、西京朝掘りタケノコづくしのお食事会」by ハザマ
“ルポタージュ”
これは京都に住んでいた頃に毎年楽しみにしていた知人宅の春の恒例行事です。以前にコメントで少し書いたことがあるかも知れません。京都は里の幸が豊かな土地。丹波の栗や黒豆、さまざまな京野菜が有名ですが、西の京のタケノコも特産です。
毎年タケノコが採れはじめる頃、知人宅では土のついた朝掘りタケノコをどっさり用意して、たくさんの人を呼んでタケノコづくし料理でおもてなししてくれました。はじめに出てくるのは、穂先を使ったやわらかなタケノコのお刺身。それから木の芽和えや土佐煮。みんなお酒とともに春の味覚を満喫しています。私はお酒なしでお先にタケノコご飯。そしてメインのタケノコと鶏のすきやき!これがまた美味しくて大好物。お醤油とお酒と砂糖でさっと煮たタケノコに卵をくぐらせていただくのって、本当に美味しいんです。里の幸をぜいたくに味わって、とても幸せ♪
広い和室に老いも若きも集まって、中庭を眺めながら春の宴。今も毎年行っているそうです。4月にはその中庭の桜をライトアップしてお花見会もされてるんです。私はもう行けなくなってさびしいな…。春といえば思い出す情緒豊かな京都のイエ行事です。
※今回の「いわし」ご投稿は3月27日(木)正午で終了とさせて頂きます。
※今回のピックアップ賞は3月28日(金)に「イエはてな」にて発表いたします。
「今日の一枚“リブ・ラブ・スナップ”」
マトリョーシカ
これは、ロシアの伝統的な飾り物の一つです。大きな人形の中にひとまわり小さい人形が入っていて、その中にまた、小さい人形が入っています。大きいものだと数十個入っているものもあります。この人形の一番小さいものに、願いをこめて息を吹きかけると、願い事が叶うといわれています。置物としてもきれいなので、気に入っています。
私も大好きで持っているのですが、一番小さいひとに
願いを込めて息を吹きかけると願いが叶うって、はじめて知りました!
そんなフォーチュングッズでもあったんですね、さっそく息フゥーしてみますw
−ハザマ−
»“リブ・ラブ・スナップ”今回のテーマはコチラから
募集期間中にご投稿頂いた方にもれなくはてなポイント300ptプレゼントいたします。
また、スナップ賞にはアマゾンギフト券3,000円分をプレゼントいたします。
いわしの回答(転記)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%B1%E3%81%AE%E7%A5%9E
私の住む地域では毎年11月7日に参ります。お神酒と鯵をお供えするだけです。なぜ鯵を備えるのかは分りませんが。またその日は山には絶対に入りません
山の神というと奥さん・妻、特に恐妻を示すことがありますね。『古事記』や『日本書紀』に出てくるイザナキとイザナミの神様の話などに繋がり、興味深い文化ですね。他にも「海の神」とかいるようですね。
八百万の神とは言いますが、日本にも神様(自然に関わる神様)を大切にしている風土があるのだなぁと感慨深くなります。無信教国家と言われることもありますが、太古の歴史が現代まで受け継がれ、これからも続いていくといいなと思います。実際、こういうキッカケで日本文化に触れて発見があると楽しいですしね。
お神酒と鯵のお供えは分かりませんが、「オコゼ」の代わりが「鯵」になったのですかねぇ?単純に漢字が「魚へんに参る」と書くからか・・・?う?ん、謎が深まるばかり。いつかこの謎が解けるといいですね(^^)。
●参考資料
>http://www.chiiki-dukuri-hyakka.or.jp/book/monthly/9803/html/t06...
イワシ参加のみなさ?ん、忘れちゃいけない日がありました!
2月25日・・・『リブ・ラブ・サプリ』本の第1段が発行された日であり、
また凄い偶然でハザマさんのお誕生日でもあります。
(詳しくはイエはてなのラジオをチェック!)。
今回のイエ・ルポ2のテーマ『あなたのイエや地方ならではのイベント・季節行事』です。
イワシ企画に参加してる方=イエはてなLoveファミリーだと思うのです。
イエはてなは第2のイエで、私たちはその家族のひとり。
つまり2月25日は、私たちの家族のハッピー・ダブル・バースデー!!
そんな私たちが、2月25日にノン・イベントは無しでしょ!?
ハッピー・ダブル・バースデーということで、何かイベントを考えませんか?
(できればネット経由などで気軽に参加できる方法がいいですね)。
年に一度のご近所親睦会。夏真っ盛りの夕べ、ディナーを済ませた後、ご近所の人たちと集まってするパーティです。日本語では小規模の隣組(一区画)パーティみたいな感じかな。通りに住む人たちが参加するので、その通りをその時間だけ通行止めにして、大胆にも通りのど真ん中に椅子を置いて輪を作り、簡単なスナック、デザートをいただきながら親睦を深め、市からおまわりさんを招き防犯意識を高めたりします。
何しろ米国は引っ越しが多いので、常に人の出入りが激しく、顔見知りでない人々もたくさんという状況です。そんな中で日本の隣組のようなシステムがあることを知り、一見ばらばらに見える米国コミュニティを見直しました。やっているところとそうでないところがあるのは、リーダーシップの違いです。うちは主人がブロック・キャプテンで頑張ってくれているので安心。ご近所のおばあちゃん方からも頼りにされています。
日本も都市近郊では人の出入りが多くて、どこにどういう人が住んでいるのか全くわからない地域が多くなっています。でもアメリカでは逆に、そういう状況だからこそ地域のコミュニケーションが活発なんですね。
通りを通行止めにしてパーティなんて、日本では考えられないことです。国や地域の主権者は国民だから道路も主権者の物というような意識が発達しているのでしょうね。色んな意味でうらやましいです。
ゴールデンウィーク、夏休み、暮れと年に3回ほど、主婦友と飲み会をします。
家族のつながりも大切なのですが私には主婦友たちとのつながりも大切なつながりです。
子供も大きくなって悩みの種類も今までとは変わってきたりしています。
話をしあうことによって、だいぶ助けられることも多かったです。
同性同士だとなかなか主人にはわからないことなどが理解してもらえるという面があります。
これからも仲良くつきあっていきたいです。
男は普通に仲間同士で飲みに行ったりするのですから、主婦の飲み会だって普通にあっていいはずですよね。年に三回などといわず、月一くらいでやってもバチは当たらないと思います。主婦が生き生きしている家は幸せな家だと思います。
毎年暑い時期になるとお風呂場が甥っ子の遊び場になって大活躍です。
水鉄砲におもちゃや浮き輪までもってきて、お風呂でばちゃばちゃと元気に水遊び。
大人(主にお母さん)はその間のんびり自分の用事をしたり片付けごとをしたり。
おしゃべりな子なので元気な声が聞こえていると安心ですが、ふと声が途切れる事もあります。
「どうしたんだろう?」と見に行くと、頭を洗っていたりする事もあります。
行水なのだか水風呂なのだか・・。
でもきれいになって出てきてくれると一石二鳥です。
そんな夏の出来事です。
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あまりうまくかけてないですが・・お話風に書いてみました(^^;
夏は毎日でも水遊びをしたがる甥っ子です。
私も子供の頃は水風呂で遊んでいたのですが、今は寒くて入れません;
寒がりになってしまいました。
私も子供のころは、よく水風呂で遊びました。水中メガネまで持ち込んでいましたよ。今はもう狭く感じるバスタブですが、子供のころはあの大きさで潜れたんですね。なつかしいなぁ。
夏休みは昼間から子供が家にいますから、その相手もしなければならないお母さんは本当に大変ですね。そういや、暑いでしょ、お風呂で遊んでいいわよなんて、母の方からお風呂遊びをけしかけてくることがありました。あれは体のいい厄介払いだったのか(笑)。真夏の楽しい思い出です。
なんといっても愛犬の誕生日会です。
家族をいつも癒してくれてありがとう!
という思いを込めて。
大切な家族の一員です。
月に一回、お茶をたて、家族みんなで和菓子をいただく日を決めました。季節感が盛り込まれた和菓子は、字のとおり「和み」のひとときをたっぷり提供してくれます。みんなで食卓につき、語らいながらお茶とお菓子をいただく時間があると、それだけでも和み度が高まりますね。ほんの少しかしこまる時間が、子どもにも好評です。パクパク、バリバリとクッキーやチップスをほおばるおやつもいいけれど、和菓子の色や形、味わいを楽しむ時間もいいなあとしみじみします。うちの場合、みんなバタバタと忙しいので、だからこそ月一回の和みの日が必要です。
9月1日は、避難訓練の日ですよね!
今の住んでいる地域は、なんと大地震の発生推定地域でございます。
なので、9月1日の防災訓練は、町民、いえ県民総出でヘルメット姿です。
防災訓練もちゃんと行いますが、うちの町内では別の目的もあります。
昔は向こう『三軒両隣』といって、ご近所付き合いを大切にしてきました。
しかし最近は、回覧板を渡すのも少々よそよそしい場面もあります。
また、うちの住宅地も年数が経ち、高齢化も目立ってきました。
しばらく買い物や散歩で会わないと、心配にもなります。
そこで、町内の子供からお年寄りまで総出で集まる避難訓練の後半は、
奥さんチームでお汁粉などを炊き出しし、皆でワイワイ食べる時間を作りました。
和気あいあいと井戸端会議を楽しむことで、
日頃はなかなかできないご近所さん話をしたり、
最近の健康の事や、家族の事など話題にするのです。
避難訓練も真面目に参加するのですが、
これを機会に町内コミュニケーションも活性化。
ご近所さんと楽しい触れ合いの時間を持つことにしています。
都会の災害対策のネックになっているのが、地域住民の連携の希薄さです。なにしろ近所にどういう人が住んでいるかも知らないような土地柄ですから、住民同士が安否を気遣い合うとか、助け合うなんていうことが期待できないんですよね。
地域の避難訓練には、地域住民同士の触れ合いも大切な目標の一つ。高齢者世帯や小さな子供の多い家などを知り、いざ何かあった時にはまずそういう家から声をかけて一緒に避難しましょうとか、防災を話題に仲良くなって、みんなで災害に強い人の輪を作っていきましょうとか、そういう盛り上がりが、すごく期待されるところなんです。
楽しく炊き出しをしながら災害時のシミュレーションをすると共に、みんなで仲良くなっていく。これが最高の避難訓練の姿ですね。子供さんなんかも、そこで楽しい思いをしておけば、いざという時、あの楽しかった時に一緒だった人達とまた一緒だと、どんなに心強いことでしょう。そんな暖かな人の輪作りが、本当に災害に強い町を作るのだろうと思います。
私の産まれた地方では、3月3日はお雛様と同時に、大人男性の、裸押し合い祭があります。
女の子の節句に、大の大人の男性が、晒一丁で大きな蝋燭をかかえてねり歩きます。
この蝋燭は持ったら最後まで置く事が出来なく、交代までの長い時間持ちっぱなしです。
水行もあって、極寒の新潟では苦行です。
地元の中学ではこの地元の古来からの行事に参加するのが男子生徒の使命です。
お寺さんの屋根から、お餅やお札を撒く、持ち撒きもあって、福を授かろうと皆さん頑張って福を受けます。
この時に頂いたお餅を人にまた差し上げると、福を授けた事になる(頂いた方も、授けた側も)・・・と言われています。
これが終わると春が少しづつやって来て、忙しい田畑の仕事が始まります。
なんで雛祭りに?と思ったら、もともとはお正月の三日に行われていた行事だったんですね。
それが気候の関係で三月に移動になったとのことで、納得です。
でも三月でも新潟では寒いですよね。
中学生男子は参加が使命なんて…ひゃぁ、大変そうです?。
きっと今年もみんな、頑張ったんでしょうね。
えらいぞ男の子!!
主人がバンドを組んでおりまして、毎夏、スーパーの屋外コンサートに申し込んでいます。屋外といっても、駐車場と建物の間にあるパラソル付きカフェ周辺のことをさし、満席になっても40人ぐらいといった規模です。
彼はドラムスで、他にキーボード、ギター(ボーカル)の3人組。地元バンドが毎週末、代わる代わる登場する企画で、うちは結構人気バンドでもあるのでした。ビートルズのナンバーを中心に懐かしのクラシック・ロックを演奏するカラーが老若男女、誰からも受けるらしく、先方から「この週末が空いているから、もう一度やらないか」と声がかかったりすることもあります。
青空の下、飲み物を手に軽やかな演奏を聴くと、夏っていいなあ?を実感します。
日本でもお祭りの余興にバンドが出たりして、私も頼まれて時々やらせてもらうことがあります。日本なら、そういう所ではまずベンチャーズでしょうか。エレキの若大将世代の人達が喜んでくれるんです。そして、「白い珊瑚礁」とか「思い出の渚」なんていうGSの曲。あとはロックンロールですね。Johnny B. GoodeとかRoll Over Beethovenとか。
Beatlesナンバーは大詰めに持っていきます。ロックンロールの流れで数曲やって、Get Back、Let It Beと、例の映画のルーフトップ・コンサートを思い起こさせる締めでいくと盛り上がります。
私もアメリカで演奏したいなあ。ニッポンのロックをご披露しますよ。いつかギター担いで遊びに行きたいです。温泉用の海パンも忘れずに(笑)
コスモス畑で将来を誓い合うと、その二人は結ばれて幸せになれる。
何十年も前に住んでいた街に、そんな話がありました。
その街の森林公園は、芝生広場でのボーイスカウトなどが有名でした。
芝生の周りには林があり、林道コースの中にひっそりと光のあたる空間があるのです。
その一区画だけ、秋になるとコスモスが一面咲き乱れ、なんとも幻想的な雰囲気になります。
休日になると、コスモス見物で人だかりになるのですが、
そのコスモス畑に恋人と2人だけになれ、将来を誓い合うと幸せになれる・・・
そんな逸話が当時、たいへん話題になりました。
今はその地を訪れる機会もなく、現在でも逸話が存続しているかは謎です。
秋桜畑で誓い合う・・・そんな素敵な話が他の街でもあったら嬉しいなぁ。
みかんの産地に住んでいます。
この時期(1月?3月頃)になりますと、もう「温州みかん」のピークは過ぎまして、「雑柑」(ざっかん)が出回り始めます。
雑柑というのは、「雑なみかん」ではなく、「温州みかん以外のみかん」のことを言います。
メジャーなところでは、「ネーブルオレンジ」や「八朔」「ポンカン」などです。
今はバリエーションが増え、「清見オレンジ」、「ハルミ」、「ハヤカ」なども人気です。
雑柑は温州みかんに比べて種が多かったり、皮が剥きにくかったりするものが多かったのですが、最近は改良が進んできて、温州みかん並に食べやすい品種も現れてきました。
私のお気に入りは「オキツ18号」。袋が薄く、食べやすく、種も少ない。ほのかに柚子に似た香りがあって、オレンジに似た甘みがあります。
雑柑が町内の無人販売所に並び始めると、そろそろ、春が近いということです。
家族で必ずやる行事・・・直ぐに浮かばないなぁと思っていたらありました。季節・旬の「初もの」を食べることは欠かしていません。初ものを食すと寿命が延びる・・・毎回そう言いながら、季節のものを味わいます。
これからだとタケノコ堀りに行って、タケノコ料理三昧になります。菜の花もありますね。菜の花とそっくりな「カラシ菜」というのがあるのですが、見た目はそっくりでも味は辛いのです。本物の菜の花は胡麻和えなどにすると甘い。河原に行って採ってくるのですが、菜の花とカラシ菜の生植場所も同じなので、見極めが難しい。毎年必ず間違えて、一回は辛い和えものも食しています。
春先から夏なら公園の梅とヤマモモを拝借して、まずは一口。年によってはとっても酸っぱいんですが、「初ものを食すと寿命が延びる」、と言いながら食べています。沢山とれるヤマモモで、ジュースやゼリーを作ります。
秋以降になると庭の柿や栗や金柑などが実ります。年によって出来不出来はあるのですが、柿は干し柿にするし、栗は取れなかったら山に行って山栗探しもします。金柑は丸ごとかじって食べれるのを知ってから、止められなくなりました。
他にも魚介類やら野菜や果物、旬の食べ物は色々ありますが、スーパーで手に入る食材よりは、自分たちで取ってきたものや育てた物を食べる時の方が、充実感は一入です。山や川など自然と触れ合う機会でもあるので、家族ともども健康的に過ごせて、なおかつ思い出も出来る貴重な1日になります。
だいたい3ヶ月に1度ぐらいの割合ですが、うちの夫婦と実家の家族5人で日帰り温泉ツアーに出かけます。
岐阜は温泉には事欠かなくて、日帰りできる施設もたくさんあります。
なので、ドライブを兼ねてツアーを組みます。
行く前には、親がどんな効能の温泉にいきたいのかさりげなくリサーチし、よし、次回は硫黄泉にいこう!とか考えます。
たいがい四季折々の花見を兼ねる場合が多いのですが、お弁当を作って、8時とかに実家に行き、車一台で出発進行です。
やっぱり温泉は気持ちいいですね?♪心身ともにリフレッシュ♪
露天で母としゃべるのもまた雰囲気が違って楽しいです。
高遠の花見兼温泉にいったときは、朝はやい出発なので、母が早起きしてくれておにぎりをにぎってくれました。
それを車の中で朝ごはん代わりに食べたりして、ちょっとしたピクニック気分です。
同じ温泉にいくことも多いですが、季節によって、新緑の山だったり、紅葉の山だったりして、おもいきり季節を感じることができます。
暑くない時期はワンコもいっしょに参加です。やっぱり外で食べるお弁当は格別ですね♪
気軽にいける日帰り温泉とドライブのセットはでかけたがりの親もけっこう喜んでくれます♪
そんなに頻繁に温泉なんてうらやましいです。
そうかぁ、日帰りならけっこう何回も行けてしまうのでしょうね。
わが家の方で日帰り可能な温泉ってあるのかな。
一泊くらいの予定ならかなりあると思うんですが…。
岐阜に住みたくなってしまいました(笑)。
御燈祭
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BE%A1%E7%87%88%E7%A5%AD
私の故郷は汽車は2,3時間に一本走るほどの過疎化・高齢化がすすむ地域。近くにある新宮市もその例外ではありません。そういところで育った私は、故郷には何もないところだと思っていました。
しかし学生時代、伯父に連れられ、日本舞踊を見にいったときのことです。いくつかの踊りのあとに、「御灯祭」を題材とした踊りを見せられて、驚きました。派生したものとはいえ、まさか遠く離れた東京で生まれ故郷の文化に触れることになるとは、思いもよらないことでした。
その踊りを踊った舞踊家の人たちの話では、数年前から御灯祭に注目し、舞踊に取り入れられないか研究したそうです。その後も御灯祭自体を見る機会がないまま日常生活を送っていますが、私の故郷にもキラリと光るものがあることを教えられました。
遠く離れた故郷の行事が全く違う人たちによって再評価されて、思いもよらない形で目の前に現れたわけですね。そういうことからあらためて故郷の文化の奥深さがわかっていくなんて、いいお話です。
最近は本当に各地で過疎化・高齢化が急進展していますね。そんな中で、いったいどのくらいの歴史ある行事が後継者を失っていったろうと考えると、本当に残念に思います。私たちは誰でも皆、自分のルーツを見つめなおしていくと、何かの失われかけている伝統に行き当たると思います。それを探して、何らかの形で受け継いでいく努力ができたらいいですね。
伊勢神宮では、無事に過ぎた一ヶ月を感謝し、新しい月の無事を祈る「朔日参り」と呼ばれる風習があるそうです。
そこで、赤福ではその参拝客を月ごとのお菓子でおもてなししようと考えられたのが「朔日(ついたち)餅」で、季節にあった餅を1日にだけ販売するんだそうです。
ほかにも伊勢神宮のすぐそばのおかげ横丁では、おすしやさんが「朔日粥」を1日の早朝から販売しているそうです。
私は一度だけ何もしらずに1日におまいりにいって、赤福本店にできている長い行列をみてびっくりしましたが、こういうことでした。
1月:赤福餅
2月:立春大吉餅(豆餅)
3月:よもぎ餅
4月:桜餅
5月:かしわ餅
6月:麦手餅
7月:竹流し(この月のみ羊羹)
8月:八朔粟餅
9月:萩の餅
10月:栗餅
11月:ゑびす餅
12月:雪餅
この年になると、1日が過ぎていくのがどんどん早くなって、気がつくと1ヶ月がすぎているというのもしばしばです。今までは振り返っている時間すらない状況でした。
本当は赤福に月ごとの朔日餅を買いに行きたいのですが、それもかないません。
そこで、asukabさんのツリーにもあやかって、毎月1日には、季節のお餅を他の和菓子やさんで購入して食べることにし、無事に過ぎた一ヶ月を感謝し、迎えた月の無事を祈りたいと思います。
それとともに、前の月に行ったことを振り返ってみる時間にしたいと思います。
これから朔日の日は前の月を振り返る大事な日となりそうです。
こういう時間を敢えて作るのは今の私にはとても必要・・。
これはお餅でもお粥でも、お吸い物でもなんでもいいと思います。季節を感じられるものを意識できれば。
お粥にして食べながら家族会議を開くというのでもいいかもしれませんね♪
神奈川県湯河原町に、吉浜稲荷神社という小さな神社があります。
毎年秋に、「お稲荷さん」と呼ばれる大きな縁日があります。
http://yugawara.blog119.fc2.com/blog-entry-90.html
夜店が並び、参道には提灯。昔ながらのお祭りという感じがします。
神社に近付くと、だんだん祝詞の声が聞こえてきます。(スピーカーで流している。)
境内では、参拝者には無料で甘酒を振る舞ってくれます。(夜だけかもしれません。)
今は普通の「お祭り」に見えますが、まだ物流が発達していなかった頃は、この縁日の日に立つ市が町内の「大きな買い物」をする貴重な機会で、今のお年寄りが子供だった頃は、着物などはこの縁日で買って貰ったりしたそうです。
また、この縁日で販売される名物に「抜き柿」というものがあり、お湯につけて渋を抜いた柿が袋に詰めて売り出されます。
一見すると普通のお祭りですが、細かく観察してみると、地方色の残るお祭りです。
また、このお祭りと前後して強い季節風が吹き、これを「稲荷風」と呼びます。
「稲荷風」が吹くと、湯河原一帯は、もうすぐ冬です。
なんだか日本の原風景を見るような季節の行事ですね。
お稲荷さんというとキツネが頭に浮かびますが、あれは稲荷神社の御祭神のお名前が「御饌津神」(みけつのかみ)であるところから、キツネの古語である「けつ」(キツネをケツネと呼ぶ地域があるのはここからですね)と、後世になって関連づけられたものと聞いています。元々は稲の字が入っていることからもわかる通り、農耕、穀物の神様ですね。
だからきっと、その吉浜稲荷神社の縁日も、農耕がお休みになる冬の始まりに合わせて行われてきたのでしょう。「抜き柿」というのも、いかにも庶民が庭に実った柿の実を家庭で渋抜きして並べて売っていたころの様子を感じさせてくれますね。
うちの復活祭恒例行事です。チョコレート製の卵やゆで卵、中にぶどうやナッツを入れたプラスチック製の卵を庭に隠し、家族みんなで探します。隠す役目のイースター・バニーは毎年交代制。いい大人でも盛り上がってしまう楽しい探し物遊びです。チューリップの葉の陰とか、桜の切り株の上とか、色がカモフラージュするようなところに置かれると、結構わからないものなのですね。大胆に芝生の上にそのまま置かれていても、見えないときがありました。
息子が小さな頃は、プラスチック製の卵の中に木の実やぶどうを入れるヘルシーなエッグハントでした。しかし年代が上がるにつれ、どうしてもチョコレート系のお菓子に変わりつつあり、最近はその傾向を反省し、再びナッツ、果物やゆで卵に戻りつつあります。
ゆで卵の色づけも楽しいです。日本にいる頃はセロファン紙で包む卵でしたが、米国ではろうクレヨンで模様を書いた後に食紅でピンク、黄色、水色、オレンジ、薄紫、黄緑に染めます。淡くカラフルな色になり、心はまさに春。今年はルーシーとペニーの卵がすでに春色なので、染めずに済んでしまうかもしれませんが。
イースターを迎え、やっと春が来たと実感できます。