イエ・ルポ #004 PickUp3



こんにちは、ハザマです。昨日は、かかりつけのキャットシッターさんがちょっとご来宅。近くまで来たというので、猫たちの顔を見に寄ってくれました。彼女が取り出した特製猫ジャラシに二匹は大興奮。よく遊んでくれる彼女のことが二匹とも大好きで、私なぞおかまいなしにお楽しみのご様子に、ちょっぴりジェラシーな夕べでした。
さてさて今日は“イエ・ルポ”#004のピックアップ賞のご紹介です。今回もいわしのポイントが満タンになるまでのたくさんのご投稿、ありがとうございました。十人十色の「ユニーク&こだわり空間」、本当に楽しかったです!

#004 ピックアップ賞

「みんなの家のユニーク&こだわり空間」のテーマでご投稿頂きましたが、みなさんの家へのこだわりは色々なんだなぁと、その多彩さが面白かったですねー。「バリアフリー」へのこだわりもたくさん頂きましたし、「鳥見部屋」や「温室に鳥」というのも印象的。なかには「廃車読書室」や「不思議なコレクションが並ぶ屋上」なんていう怪し気かつ楽し気!な空間もありました。
その中で今回は、感動の家づくり物語がツリーで盛り上がった築70年のフルリフォームハウス「外観と中のギャップ&1階」と、自家製オーディオでつくった「オールディズに最適な手作りオールドオーディオ空間」、そして充実ルポで楽しませてくれた「徹底的に廃物利用と自作にこだわる友人の家」の3つを選ばせて頂きました。
他にも味わい深いルポがいっぱい。ぜひためておいて、最後にはイエ・ルポ本を作りたいですね!

「外観と中のギャップ&1階」by id:mayomaru

うちは築70年の古い戸建を、外観はあえてそのまま触らず
中だけ全部リフォームしました。
外観はめっちゃ純和風です。
でも玄関の引き戸を開けると、バリアフリーのオールフローリングです。
特に1階はぶちぬきのワンルームなので、はじめてあがった人は
外観とのギャップにびっくりしますね。
家具やインテリア小物などは、すべてインドネシア製で
統一しているので、室内はアジアン風にしています。

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「オールディズに最適な手作りオールドオーディオ空間」by id:momokuri3

音楽はその時代の代表的なオーディオシステムで聞くことを前提に録音されています。だから今の音楽は今風のシステムで、昔の音楽は昔仕様のシステムで聞くのが最高、というのが私のこだわりです。
私は60〜70年代の音楽が好きなので、その頃に流行ったと言われるホーンタイプのスピーカーを自作して、それにビーム管という真空管を使ったやはり自作のアンプを組み合わせています。
クラシック好きの人はもっと昔仕様のシステムにすると思いますが、60〜70年代のロックにはこれが一番向いていると思っています。団塊世代の人達が通ったジャズ喫茶とかロック喫茶などという所にあったシステムがこんな感じだったのだろうと思います。ホール用のシステムなので、今のハウス風の音楽にも良く合い、新しい音楽を鳴らしても古さを感じません。
自作なので見かけはみすぼらしいですが、すごくいい音がします。いつか部屋全体を昔のロック喫茶風にしてみたいと、当時の写真などを探しているところです。唯一の泣き所は、近所迷惑なので小さな音でしか聞けないということです。

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「徹底的に廃物利用と自作にこだわる友人の家」by id:YuzuPON

若いのに中古住宅を手に入れた友人の家には、カマボコ板の表札がかかっています。綺麗に磨き込まれて古色仕上げが施されているので一見カマボコ板には見えませんが、外して裏を見ると「夕月」と書いてあります。スーパーで98円だったそうです。
玄関先の傘立ては昔梅干しなどが入っていたような茶色の瓶で、解体される家の前に置いてあったので、もったいないからともらってきた物だそうです。
家の中の家具は白に統一されています。やはり解体される家に置いてあった物で、危なく重機でつぶされる所を救出してきたと言っていました。傷をパテで埋めて白で塗装したそうです。
ベッドは廃材で作った手作りで、下がスノコになっているので通気が良いとのこと。唯一マットレスは新規に購入したので負けた気がすると言っていました。
窓辺には植物の鉢が篭に入って置かれています。篭は電柱のデリヘルの張り紙に使われていた針金を回収してきて編んだ物。中の鉢はヨーグルトの容器に茶色のラッカーをかけた物です。触ると塗装が剥げるので篭に入れていると言っていました。
こんなふうになかなかお洒落な家ですが、徹底的に廃物利用や自作にこだわっています。PCもジャンクの寄せ集めで自作した物で、OSはLinux、アプリは全てオープンソース、無いアプリは自分で作ると言っています。

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