グラデュエイト・スペシャル「イエはてな」賞

「2月22日と11月1日は、人と動物のためのイエはてな記念日」by id:YuzuPON


http://q.hatena.ne.jp/1201668482/140221/#i141134
寒い日の猫の集いのねこだんご id:tibitoraさん
というツリーに付けたこの書き込み。


【わが家では猫を飼っていませんが】YuzuPON 2008/02/04 12:36:56
最近野良らしい猫が家の周りに出没しているので、雪の避難所としてダンボールハウスを作って置いてみました。そうしたらみごと中に入って過ごしてくれていました。一匹だけなので猫だんごにはなりませんでしたが、一人で丸くなっていました。母がいたく気に入っているようですので、飼い主がいないことが確定したら、わが家初の猫家族が誕生するかもしれません。


これが、今やわが家の主役と言っても過言ではない猫のことを書いた最初でした。


続いて翌週のイエコト・ミシュラン#006 「イエに色を加えて気分を変えるアイデア」というテーマの時に書いたのがこれ。


わが家に新たに加わった「猫の色」 YuzuPON 2008/02/13 22:14:11
わが家に猫が加わりました。家の周りに出没していた野良猫です。雪の日に避難場所としてダンボール小屋を作っておいたら住み着いたので、家族の一員として家の中に迎え入れることにしました。
この猫の、目の色が美しいんです。澄んだ緑色の真ん中に真っ黒な瞳。今まで猫の目をまじまじと見た経験がありませんでしたが、こんなに美しいものだとは思いませんでした。まるで宝石のようです。
そして毛の色です。わが家の猫は茶色を思い切り明るくしたような色をしています。とても暖かな色です。まだ家に入れて数日なので一緒に寝たりするほどにはなついていませんが、そばにいるだけで暖かくなってくるような色をしています。
この色が加わった時から、わが家の雰囲気ががらりと変わりました。笑顔も幸福感も従来比200%くらいになっています。父も私も帰宅が一電車早くなりました(笑)。


ミシュランの回答としてはかなり無理矢理でしたが、それでも皆さんにご報告したかった、わが家の大ニュースだったのです。


この猫は、どんないきさつでわが家に来たのでしょう。少なくともうちの周囲で生まれた猫ではありませんでした。迷って帰れなくなってしまったのか、それとも捨てられたのか…。おそらく後者でしょう。保健所や警察、迷い猫探しのサイトや掲示板、SNSのコミュなど、様々な所で飼い主さん探しをしてみましたし、あちこちにお願いしてポスターも貼りました。獣医さんにも片っ端から聞き込みをかけました。しかし、この猫を探しているという人の情報には出会えませんでした。


捨てられたのかねと私が言うと、母は、縁があるからこのイエに来たのよ、それでいいじゃないと言いました。父も、縁があるなら生まれた時からわが家の家族だったと考えていいなと言いました。


それなら今まで寂しい思いをさせた償いはわが家でしなければねと母。父も大きくうなずいていました。


こんなふうにスムーズに、家族全員の意見が一致して受け入れが決定したのには、イエはてなに集う動物を愛する皆さんの書き込みの影響が大きかったと思います。まずナビゲーターのhazamaさんが大の動物好き。そして動物をただかわいがるだけでなく、本当に命ある家族として愛している皆さん。


わが家も家族ぐるみでイエはてなを楽しんでいましたから、そうした皆さんの書き込みから受けとめる猫がもたらしてくれるライフサプリのすばらしさは、この猫と出会う前から、わが家の共通認識となっていたのです。


その結果としてわが家の一員に加わった猫。当然誕生日は不明ですから、毎年2月22日の猫の日を誕生日として祝っています。


わが家の猫の幸せそうな姿を見るたびに、命ある存在を尊び愛していくマインドを大きく広げてきた、イエはてなの役割のすばらしさを実感します。今後も、イエはてなという形は無くなるのかもしれませんが、イエはてなの広げてきたマインドは不滅だと思っています。


そうしたことも含めて、2月22日の猫の日と11月1日の犬の日を「人と動物のためのイエはてな記念日」として、家の動物の誕生日を祝いつつ、イエはてなのマインドを再確認し、広げていく日にしたいと思います。動物を愛するイエはてなファミリーの皆様も、ぜひお願いします。


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