グラデュエイト・スペシャル「イエはてな」賞

「2月14日、バレンタインデーを愛と平和の日に」by id:TinkerBell


バレンタインデーがテーマになったリブ・ラブ・サプリ#012。
イエはてながはじまって、最初にやってきたバレンタインの時でした。
そこで私はこう書いたんです。


「今年は社会派バレンタインにします!」
私は少しひねくれているのか、バレンタインには女の子が贈り物をするのが当たり前と思われているのに、ちょっと反発しています。
本当はバレンタインて、結婚して家庭を持つと戦争に行くのを嫌がるようになるから結婚禁止なんてめちゃくちゃなことを言われていた兵士のために、ひそかに結婚式をしてあげていた神父さんを記念する日なんですよね。
だから本当のバレンタインは、愛する人たちが戦争で引き裂かれない世界を作る日。
ニュースでアメリカのことをやっていました。イラクに行かされた兵士のお母さんが早く息子を返してと言っていました。きっと戦争で引き裂かれた恋人たちがアメリカにもたくさんいます。そういう人たちのことを思う日。
そのとおりだねと言ってくれる人にチョコあげます!


そこから、すばらしい語らいのツリーが伸びていきました。
これです。見てください!!
http://q.hatena.ne.jp/1170824685/71346/#i71346


愛と平和を大切にしていこうとする声がたくさん集まって、私は本当に感動しました。
皆さんの一言一言が胸に迫ってきて、涙が出てしまいました。
ここからかなぁ。私の中で、イエはてなが本当に大切なライフワークに育っていったのは。


それから毎年、バレンタインデーにはすてきな語らいが恒例になりました。
翌年のリブ・ラブ・サプリ〜SEASON #007にはこんなメッセージが。
バレンタインにこそフェアトレードのチョコレートを id:CandyPotさん
http://q.hatena.ne.jp/1202879009/143541/#i143541


だから私は、バレンタインにこそフェアトレードのチョコレートを贈ります。自然を守り、子供たちを守り、世界から貧困を無くす努力をしながら作られるチョコを選びます。バレンタインをお金持ちの国の女の子の贅沢で終わらせたら…愛が泣きます。


これもたくさんの共感を呼ぶ大きなツリーに育ちました。


さらに毎年バレンタインデーをテーマにした質問が積み重ねられてきましたが、同じテーマでも絶対にマンネリにならないのがイエはてなのレベルの高さ。
毎年多彩な切り口のすてきな回答が集まりました。
しばらく前にも、イエ・イベントとしてのバレンタインの計画を競い合うコンテストがあったばかりですね。


こうしてイエはてなが大きく育ててくれた、愛と平和のバレンタイン。
私は今年、その思いを込めて意中の人にチョコを贈り、それを受けとめてもらうことができました。
ずっとずっと前から好きだった人。
でも、告白してふられたらもう友だちでもいられなくなる。
高校生の片思いみたいなことを続けていた私でしたが、そんな私の背中を押してくれたのが、実はイエはてなの存在だったんです。


イエはてなも6年目。
私もそろそろリニューアルして、新しい話題を提供できるようにならなきゃ。
私も結婚を考えていいお年頃。
そうよ、私の今年の通年サプリは「目指せたかさごやで生活に新境地」!!
なーんて、イエはてなの投稿の話題作りにかこつけて。


ふられる恐さも、
「えーい、ふられてもそれが永遠のお別れにならないサプリを開発して投稿するんだ!!」
なんてわけのわからない目標を立ててクリア。


心を込めてチョコを作りました。
キッチンに立つことのすばらしさも、イエはてなが私に教えてくれたこと。
それまでの私は、女は家事という決めつけへの反発心から、ぜったいに料理なんかするものかとひねくれていました。
そんな私に、料理の楽しさ、食と健康の大切な関係、料理に込められた伝統のすばらしさ、料理を創作することの喜び、技術を身につけることのやりがいなどを教えてくれたのは、イエはてなに集う皆様でした。
そうしてイエはてなと過ごしてきた5年間の中で、私は本当に料理が大好きになりました。


そんな、何から何までイエはてなのお陰で迎えた今年のバレンタインデー。
私の思いは、しっかり相手に届きました。
お互いもう大人ですし、知り合ってからはそこそこ長いですから、早くも「たかさごや」プロジェクトが始動しています。
本当に、リニューアルした私を、これから皆様にお目にかけられるはずでした。


これからも毎年2月14日を私のイエはてな記念日として、愛と平和を真剣に考える日にしてまいります。
そして、リニューアルした私の毎日とそこから生まれるサプリを、何かの形で皆様にご披露し続けていきたいと思います。
卒業してもイエはてな同窓生の心は一つ。
バレンタインデーがこれからもずっと続いていくように、私たちがいるかぎり、イエはてなもずっと続きます。


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