イエ・ハック ピックアップ賞

「ワイヤーネット活用法」by id:Fuel


"イエコト・ミシュラン" #043「楽しくて使いやすい!見せる収納アイデアコンテスト」の時に、「机の横に工具壁」ということで、ワイヤーネットを使ったアイデアを披露させていただきました。
http://q.hatena.ne.jp/1251694405/231388/#i231388


それを見た母が「あらいいわね」と、キッチンにも取り付けてよとリクエスト。しかしキッチンの壁面には全く余裕がありませんでしたので、冷蔵庫の側面に設置することにしました。取り付けは、たまたま手元に頑丈そうなマグネットフックがありましたので、それを2個使って、冷蔵庫の横に吊り下げる形にしました。下部も小さなマグネットフックを使って固定。フックの引っ掛け部分を結束バンド(インシュロック)でギュッと止めたら、がたつき無くうまく固定されました。


こういう所に使用するマグネットフックは、スチール面に傷を付けない保護フィルムが付いている物を利用するようにします。でないと、冷蔵庫に傷が付いてしまいます。とにかくこれで、冷蔵庫の横がバラエティに富んだ収納スペースになりました。


ついでに洗濯機の背面の壁にも取り付けてほしいと言われました。壁を傷つけたくなかったので、こちらは突っ張り棒を2本立てて固定。これはワイヤーネットの標準的な取り付け方ですね。


百均などでも見かける小型のワイヤーネットは、インシュロックなどを用いて箱に組み立てると、クローゼット内等の整理に便利な入れ物になります。通気が良く、中身がよく見え、しかもフックなどを使って周囲に物をぶら下げたり、小物を整理する篭を付けたりと自由自在。うまく活用すると、なかなか便利に使えます。


収納の扉の裏にもワイヤーネットを取り付けると、これも何かと便利に使えます。重い物は無理ですが、筒を固定してラッピングペーパーを丸めて入れたり、コード類をぶら下げておいたりといった用途には十分です。


さらにワイヤーネットは、物を保管するという意味の収納とはちょっと違いますが、物を納まりよく収容するという意味での収納にも大きな威力を発揮します。何を納まりよく収容するかというとケーブル類。PC周りやオーディオ・ビジュアル機器周りは、あれこれケーブルが煩雑になりますね。しかも、電源ケーブルは束ねたり丸めたりしておくと熱が籠もって危険ですし、ノイズの関係から電源ケーブルと信号ケーブルは添わせず離すべきなど、色々な注意点もあります。


そこでワイヤーネットの登場です。サイズは小さな物で十分。それを機器のラックの後ろなどに置き、針金式のケーブルタイなどを使って適宜ケーブルを固定。これで驚くほど機器の周りがスッキリしますよ。


中継ケーブルをうまく使って、ワイヤーネット上でケーブルを抜き差しして配線を変更できるように工夫すると、一種のジャンクションボックスの役割も担ってくれます。複数のAV機器を使っている場合に便利な工夫です。お試しください。


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