★★★(三ツ星)

「家庭菜園の収穫を持ち寄って楽しむ収穫祭」by id:TomCat


収穫祭と言っても、色々な野菜が次々実る夏場が楽しいですね。各自、それぞれのベランダや庭で採れた物で料理を作って持ち寄ります。ゴーヤー、ズッキーニ、キュウリ、トマト、ナス、ピーマン、シシトウ、オクラ、そしてイエはてな界隈で大人気の大葉等々。どれも一軒のイエでは食べきれないくらいの収穫があるでしょうから、どっさり使って料理が作れますね。

 
貸し農園などちょっと広いスペースで農作業を楽しんでいる人がいると、カボチャや冬瓜、以前ここで話題になったユウガオの実なども栽培しているかもしれません。あ!! スイカやトウモロコシなどを育てている人がいたら、さらに楽しくなりそうですね。

 
持ち寄る料理は、どこかに自分が育てた野菜が使われていれば何でもOKとします。でも、できるだけ丹精込めて育てた自分の野菜が引き立つものを工夫したいですよね。さあ、何作ろうなんて考えるのは、イエはてなのお題みたいで楽しそうですね!!

 
素材としての野菜も丸のまま持ち込んで、野菜だけのバーベキューも開催しましょう。そんなもんウマイの? と言う無かれ。意外や意外、野菜だけでも本当に満足できるバーベキューが可能なんですよ。タレ(?)は、たとえばオリーブオイルとバルサミコ、そして少々のニンニク、塩、コショウ、そんな物で作ったドレッシング風の物などを工夫してみてください。炭火でこんがりと焼かれた日本の夏野菜と、抜けるような青空の地中海の夏が合体したような、素敵な味わいのひとときが楽しめると思います。

 
日本人なら欠かせない箸休めのお漬け物も、手作り野菜で用意できるといいですね。農村の寄り合いに顔を出すと、次々と色々な漬け物のお皿が回ってきます。しかし同じ漬け物は一つとしてない。みな、それぞれ独特の、そのイエの味なんですね。漬け方も漬け床もみな違うから、一皿一皿がそれぞれもてなしの逸品なんです。家庭菜園でも、そのくらい凝れると楽しいですね。

 
こうして一日それぞれの菜園の自慢の野菜を披露しながら、栽培のノウハウなども持ち寄って語り合えたら、本当に楽しい一日が過ごせると思います。みんなに振る舞うことを前提として育てる菜園は一層やり甲斐が増しますし、農薬や殺虫剤などを使わない、人にも環境にも配慮した栽培に力が入りますね。

 
ちなみに私は、友人達と計画しているこの行事のために、今年はちょっと珍しい品種のスイカ栽培に挑戦してみようと計画中なんです。農作業好きの、農作業好きのための、農作業好きによる持ち寄りパーティーは、春が来る前から作付けする品種を選んでワクワク。楽しいですよ!!


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★★★ ミシュランコメント

こちらも、「家庭菜園」の収穫を持ち寄るというアイデアから、二重、三重の豊かさがひろがるプランとして、膝を打ちました! このパーティー企画があると、家族はもとより友人にもふるまうというよろこびで、菜園のお世話にもきっと熱が入ります。この手で育てた野菜の味を引き立てるレシピを考えるのも一興。収穫の話題で盛り上がりながら、みんなで持ち寄った美味しい料理に舌鼓すればもう一興。さらに、栽培ノウハウの交換や野菜レシピの開発などの展開や、メッセージに書いてくださったように「今年はちょっと珍しい品種のスイカ栽培に挑戦してみようと計画中」なんていうワクワク感を生み出すとは、ちょっと普通の持ち寄りパーティーでは考えられない豊かさに満ちているではありませんか!? これはもう、飽きるということなく毎年恒例で発展していく、ライフワークのような集い。★★★に決定です!