イエ・ハック ピックアップ賞

「間取りでかなえる家事時短」by id:ekimusi


今では優秀な家電に囲まれている私達、昔と比べたらずっと家事にかける時間は減っているはずです。
それでも夫婦だけで仕事・家事・育児をこなそうと思うと、日々の家事にかける時間は少しでも減らしたいところです。
そこで私は、少しでも家事の時間を短縮できるマンションの間取りを考えたいと思いました。


家事は、なるべく効率的に作業を同時進行していくのがコツです。


帰宅後、着替えてから夕食の用意をしつつ、洗濯物の仕分けとお風呂の準備をする。
入浴後、お風呂の残り湯を使って洗濯機を回し、お風呂掃除をする。
夕食を楽しみながら、今日の出来事を話したり、翌日の家族のスケジュールを確認。
食器の片付けと翌朝のゴミだし等の準備。
洗濯物を取り込みつつ、洗濯物を干し、次の日の保育園の持ち物の準備をする。
そしてボタン付けやアイロン掛け。


このように家事の同時進行をするためには、キッチンがイエの中心にあり、それを取り囲む形でお風呂や洗面脱衣所や寝室、子ども部屋が配置されていると動線が効率的で家事にかかる時間が短縮されます。
また、それぞれの部屋のドアを開けておけば、家族の居場所に目が行き届き易いこともポイントです。


そして最近よくベランダに設置されるようになったスロップシンクですが、これがキッチンと隣り合った洗面所の洗濯機の隣にあるととても便利です。
泥つき野菜を洗ったり、上靴を洗ったり、汚れの激しい服の漬け置きや布オムツや雑巾の洗濯など。
洗面所やキッチンの流しではちょっと・・・といったことでも、専用のスロップシンクがあれば、作業がはかどります。


元々は、友人からバルコニーのスロップシンクの使い勝手がいいことを聞いて憧れたのが発端ですが、やはり屋外にあると出入りが少々面倒です。
このスロップシンクが室内にあれば、寒い日に外に出なくてもすみますし、夏、イエに虫を呼び込んでしまうこともありません。


そうそう洗面所と脱衣所もできれば分けたいところです。
一緒になっていると、誰かが入浴中は洗面所を使いにくいものですし、洗面所を使うお客様に浴室や洗濯物を入れたカゴなどが置いてある所を見られるのもなんとなく気恥ずかしいです。
そこで洗面脱衣所から洗面部分を分離してパウダールームとします。
これなら年頃になった娘が入浴中でも夫が気兼ねなく洗面所を使うことが出来ます。


お風呂と隣接している脱衣室には、鏡と洗濯機、スロップシンクを設置して、ついでに少量の洗濯物や外に干したくないものもここに干せるようにもします。


また、取り込んだ洗濯物ですが、洗濯物は取り込んでからアイロン掛けをしたり、畳んで収納するまでが案外面倒なものです。
アイロンをかけたり、靴下などはセットにして、ボタンや小さなほころびは繕ってから畳んで収納する。
こういった作業全部を一箇所で出来て、終わったら道具も洗濯物も全部入れておける作業コーナーがあれば、あちこち移動しなくてもすみます。    


娘を寝かしつけた後、キッチンでハーブティなどを作って、出来上がるのを待つ間に、夫婦で仲良くテレビを見たり、音楽を聴きつつ洗濯物にアイロンをかけたり畳んで収納していく。
作業が終わったら出来上がったハーブティを飲みながら一日の労をお互いねぎらう・・・な〜んてね♪
娘が大きくなったら、是非この作業に参加して貰いたいですね〜。
そのためにも、リビングの一角に作業コーナーを設けて、常日頃から作業をしているところを見えるように。これは逆に作業しながら娘の様子を見守ることにも繋がります。


日々の家事が効率的に出来、時間と心にも余裕が出来たらその分、家族でのんびり過ごしたいですね。


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