イエ・ハック ピックアップ賞

「マンションの集会場を使って大人と子供のコミュニティタイム」by id:Dictionary


私が子供の頃にはマンションの1階に集会場が一部屋ありました。
普段はおとなの方々の集会、会議などに使われていたり、地域住民同士の意見交換などに利用されていました。
そんな憩いの場ですが、この集会場、500円払うと貸し切りとしてマンション住民にも気軽に貸し出しもしてくれました。
リーズナブルでありながら、丸々借りることができるので、当時、同世代の子供たちと親を含め、総勢20人位集まり、親子コミュニティ=いわゆるゲーム大会のような催しを開催しました。

椅子取りゲーム、くじ引き、ビンゴ大会、かるた、冬場は餅つき、手巻きずしパーティーお好み焼きパーティーなど行います。
自分の両親だけでなく、友人や近所のご両親などとも交流が出来、更なるご近所さんとのスキンシップによる交流の深まりを体験することができました。
そして、こうした場で交流が深まることにより、日常の中でも気軽に助けあいが出来る関係を築けたのです。
ある日、鍵を忘れて家に入れず困っていた時も、交流の中で沢山の大人と触れ合うことが出来たために、ご近所さんのおうちにピンポーンと訪問して、事情を話して両親が帰宅するまでの間、お邪魔させて頂いたこともありました。
今まで気軽に触れ合えなかったことが、気軽に触れ合えるようになり、困った時に助けを求めることができる相手が増えました。
今はご近所さんとあまり交流の無い時代のために大きな犯罪や事故に巻き込まれることも多くなったかもしれません。
こんなご時世だからこそ、マンションの集会場を利用して、ご近所同士のコミュニティを深め、子供と大人の連帯を強めていくことが大事かもしれません。
他人との距離を作るようになってしまった今の時代、昔のように他人とも家族のように触れ合える優しさを持って自分も接していきたいです。


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