イエ・ハック ピックアップ賞

「ブーツ収納ボックスの製作」by id:TinkerBell


ロングブーツは玄関での困りもの。
これを自分の部屋に置ける収納ボックスを作ってみました。
市販品だとこんな感じです。
http://www.dinos.co.jp/p/1132203969/


材料はダンボール箱
4リットルの焼酎のペットボトルが4本入るダンボールは、底面の各辺が約30センチで、ちょうどいいサイズです。
高さは40数センチなので、2つ合体させて、高さ70センチ弱の箱にして使います。
内部の構造は、上のURLの市販品の紹介図を参考に作りました。
自分なりに工夫して必要なパーツをダンボールから切り出して、接着は装置が大げさですが手軽に扱えるホットメルトガンを使いました。


装飾は、かわいいラッピングペーパー。
水性の糊で貼るとしわが寄ったりして大変そうだったので、スプレー糊を使って貼っていきました。
やや大型の工作だったのでちょっと手間取りましたが、できばえは上々。
ほとんど市販品と変わらなさそう…かな?くらいの見栄えになりました。
うまく作れなかったらベランダに出しちゃえ、と思っていたのですが、これなら部屋に置いておけます。


でも、室内に置くとなると、湿気や臭いの対策が重要になりますね。
市販品には「臭いと湿気を防ぐ光触媒シート」が付いているようですが、私はまず、ブーツを臭くしない方法を徹底することからはじめました。


靴の臭いの原因は汗。
よく足が蒸れると言いますが、足の裏にはたくさんの汗腺がありますから、本当は蒸れるのを通り越して汗をかいているんです。
その汗に皮膚常在菌が作用すると、あの独特のニオイになっちゃうんですね。


でも、足の裏に不必要な汗をかかせにくくすることはできるんです。
汗の出具合には個人差がありますが、食事の内容をヘルシーにすることで、誰でもそれなりの対策が可能です。
特に動物性の脂肪やタンパク質をたくさん摂ると、代謝に伴って汗をかきやすくなりますから、ブーツを履く前日や当日はちょっとヴィーガン
穀食菜食でいきましょう。
これでかなり足の蒸れが違ってきます。


もちろん日頃からの足のケアも大切ですね。
入浴をシャワーだけですませると、どうしても足の方の手入れがお留守になりがちですから、ゆっくりバスタブに浸かりましょう。
そうして、じっくりと毛穴を開かせてからケアしていくのが効果的です。


ブーツを履く時は、替えのストッキングやソックスを必ず持ちます。
そして、蒸れてきたなと思ったら迷わず履き替え。
これでかなり臭いが抑えられます。


イエに帰ったあとは、まず風通しのいい場所でしっかり乾燥。
湿気を残したまま収納すると、臭いが取れなくなったりしますから注意します。


収納は、ブーツキーパーに乾燥剤や消臭剤を組み合わせて。
乾燥剤や消臭剤の役目には、よく乾燥させたお茶殻や備長炭が使えますが、これらはなかなかの優れ物ですよ。
アルコールが主成分の除菌スプレーもよく効きます。


そして一度収納したら数日履かない。
ブーツにも休養を与えます。


こんな注意で、部屋に置いても全然臭わない状態に保つことが可能です。
どうしても気になるようなら生活空間から離れた場所に置くことになりますが、廊下や部屋に置いても気にならない状態に保っていくことがブーツのお洒落の基本、ですよねー。


少し蛇足も混じりましたが、適度な通気でブーツにとって好ましい保管条件を作り出し、形もしっかりキープしつつ収納しておける収納ボックスの素材として、ダンボールはとても適しています。
ブーツを買った時の箱に入れてもいいようなものですが、出しやすさ、しまいやすさはこっちの方が格段に上。
私は自作してしまいましたが、市販品には光触媒シートが付いていたりと、手作りにはないメリットもあるようですから、手間暇かけて作るよりは、購入を計画する方がいいのかもしれません。


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