★(一ツ星)

「高野豆腐竜田揚げバーガー&フライド野菜ランチ」by id:YuzuPON


高野豆腐は適当な器に入れて、十分にかぶるくらいの熱湯を注ぎます。柔らかくなったら水中で優しく押し洗い。セーターみたい(笑)。水が濁らなくなったら引き上げて、握って水気を切ります。


下味付け用調味料は、
・おろしニンニク 1かけ分
・ショウガ汁 1かけ分
・酒 大さじ1杯
・みりん 大さじ1杯
・醤油 大さじ1杯
といった感じです。これは分量比率の目安なので、使う高野豆腐の枚数によって調節してください。


下味付け用調味料を入れたボウルなどに高野豆腐を入れます。スポンジのように素早く吸収しますから、軽く絞って吸収量を調節し、バットなどに移して片栗粉をまぶしてください。あとは180℃くらいの油で表面がこんがりするまで揚げます。


これを、レタスやトマト、お好きな野菜と共にバンズに挟めば、すてきな高野豆腐竜田揚げバーガーの出来上がりです。ソースは、芥子マヨネーズが良く合いますが、せっかくのベジタブルメニューですから、純植物性素材のマヨネーズタイプドレッシングに粒マスタードを加えるなどするといいですね。


これだけでも、パンの炭水化物、高野豆腐の蛋白質と脂質で基本的なパワーの源となる栄養素はしっかりカバー。体の酸化を防ぐビタミンEや、揚げ油の脂質の代謝を促進し肥満を防止してくれる大豆サポニン等々なかなかヘルシー。さらにレタスやトマトなどの野菜でビタミンを補っていけば、高野豆腐バーガーだけでも充実した食事内容になると思うのですが、残念ながらカロテンが不足していますから、これをサイドメニューで足していくことにします。


バーガーのサイドメニューといえばフライドポテトですが、今回は人参でいきましょう。ついでに、ゴボウ、レンコンといった根菜類も一緒に揚げていくことにします。これが意外にウマイのですよ。


人参とゴボウはフライドポテトと同じようなサイズに切ります。レンコンは3mm厚くらいの輪切り。あとは高野豆腐の処理と同じく、片栗粉を満遍なくまぶして 180℃くらいの油で揚げていきます。粉を付ける所からは高野豆腐を揚げるのと全く同じですから、一緒に作業してしまえて楽ですね。


揚がったらよく油を切り、紙袋の中に入れて塩を入れ、袋の口を閉じてカシャカシャ振れば満遍なく塩味が行き渡ります。これでフライドベジタブルのサイドメニューが完成です。


ご一緒にお飲み物はいかがですか〜。やはりここはシェイクですね。今回はここにも緑黄色野菜を持ってきましょう。カボチャです。皮を取り除いた物を一人前 50gくらい。加熱は電子レンジでOKです。ほっこりと蒸したような状態まで加熱したら粗熱を取り、ミキサーに入れます。豆乳150mlを注いで攪拌。カボチャの甘さによっては、好みで砂糖やハチミツなどの甘味を追加します。ふんわりとよく泡を含んだ状態になったらコップに注いで、太いシェイク用のストローを添えましょう。カボチャと豆乳の組み合わせはちょっと冒険でしたが、やってみたらどちらも畑の物だけになかなか良くマッチします。


これらをトレーの上にまとめてスマイルを添えれば、ベジタブル三昧ハンバーガーランチの完成です。全て手づかみでいけますが、手はよく洗ってから食べてくださいね。


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ミシュランコメント

「高野豆腐竜田揚げ」にはじまり、このプレートのすべてがオドロキです!! まさか高野豆腐が……と思いましたが、この下味つけならさぞや絶品。そこに、ニンジンをはじめとする、ヘルシーで食物繊維たっぷりの「フライド・ベジタブル」のいろいろ。きわめつけに、「カボチャと豆乳のシェイク」とは、できすぎの和製ベジタブル・バーガー・ランチではありませんか!? 新鮮な感覚で興味津々、ぜひうちでも作ってみます! 野菜類だけで満足感たっぷりだし、もちろん栄養バランスもよく考えられていて、素晴らしい着眼と完成度。このびっくりレシピに惜しみない拍手と、特大のを贈呈します!