「朝食に、子供の考えたオリジナルメニューを」by id:tough


最近、こんなニュースを目にしました。

小学生を対象とした「こうべ朝食メニューコンテスト」が27日、神戸市中央区の神戸女子短大ポートアイランドキャンパスで開かれ、書類審査を通過した小学1〜6年の13組25人が「家族に作ってあげたい朝食」をテーマに腕を振るった。

http://www.yomiuri.co.jp/gourmet/news/business/20110828-OYT8T00209.htm


というものです。


最優秀賞になったというメニューの中のメインは「マヨ豆腐丼」とか。三食の中でもとりわけ一日の土台となる朝食には、炭水化物・タンパク質・脂質のバランスが欠かせません。「マヨ豆腐丼」なる料理のレシピの詳細は分かりませんが、ご飯、豆腐、マヨネーズの三品の取り合わせが実現する栄養バランスの良さは、名前だけからも想像が付きますね。


素晴らしい!私はちょっと感動してしまいました。メニューのアイデアの素晴らしさだけでなく、もし自分の考案したメニューが朝食に取り入れられたら子供はどんなにそれを楽しみにして早起きするだろうかと。そんな素晴らしい朝を可能にするこのコンテストの企画意図にもです。


これを皆さんのイエでもぜひやってみませんか。子供が提案するのは、メニューの骨子だけでいいと思います。審査員役の大人はそのアイデアの中からくみ取れる良い所を探して、おおいにそれをほめてください。たとえば前述の「マヨ豆腐丼」なら、その名前から読み取れる三大栄養素のバランスの良さなどです。褒めながら実際の料理のレシピを組み立てて、実現可能かどうか検討してください。可能なら、そのアイデアは「入賞」です。


審査員役の大人には、提案に隠された、子供自身も気が付かなかったような利点を発掘する栄養学的知識と、大ざっぱなアイデアを実際の料理にしていける技術の両方が必要になりそうですが、もし可能なら、早起きと朝ご飯という健康の基本を子供自らが作り上げていく、素晴らしい朝時間が実現できると思うのです。


イエで開く「朝食メニューコンテスト」は、上手に推進していけば、子供の、いえ、家族皆の朝を変えてくれる、すばらしい力になってくれそうです。


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