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去年は沢山いただいたリンゴを使って作った、フルーツチャツネ。
祖母が果物を沢山いただいた時に作っていたのを思い出し、母にレシピを教えてもらったのだ。
丁度、イチジクや熟した柿などもあったので、ナツメグ、ガラムマサラなどのスパイスと一緒に炒め、鍋で煮ること数時間。
出来上がってしばらくは酸味が強いが、寝かせると味がまろやかに。
【 材料 】
リンゴ 4個
イチジク 3個
柿 2個
(お好みの秋のフルーツを)
おろし玉ネギ 半分
おろし生姜 大さじ1
(野菜類もお好みで)
好みのスパイス少々
(ガラムマサラ、シナモン、ナツメグ)
酢 100cc
塩 小さじ1/2
黒砂糖 大さじ2
【 作り方 】
リンゴ(無農薬なら皮ごとで良い)、イチジク、柿の皮をむき、タネを取って適当な大きさにスライスする。
リンゴ1個と玉ネギと生姜はすり下ろしておく。
果物とスパイス、調味料全ての材料を鍋(出来れば琺瑯鍋)に入れ強火にかけ沸騰させ、灰汁を取る。
沸騰したら弱火にし、水分がなくなりジャム状になるまで、そのまま2時間程煮詰める。
火を止めたらしばらく置いて粗熱を取り、消毒した保存瓶※に詰めて出来上がり。
※保存瓶の殺菌方法
鍋に湯を沸かし沸騰した湯の中に瓶を入れそのまま10分程煮沸する。(火傷に注意)
なお、耐熱瓶でないと瓶が割れる可能性があるので要注意。
作りたては酸味が強く食感も固いが、酢とスパイスの効果で長期保存が出来る。
一週間ほど経ってから使うと酸味が和らいでよかった。
寝かせる程に味はまろやかになるようだ。
入れるフルーツの種類や野菜の種類、スパイスにより、イエの数だけオリジナルのチャツネは出来る。
我が家ではカレーの他にも、煮魚に炒飯、野菜炒め、トマトソースにも入れてパスタソースにする際の隠し味に使っている。
入れる量はわずかであっても、料理に加えると味に深みが出るように思う。
他にもフルーツチャツネはホットケーキのタネに混ぜたり、お好み焼きソースに加えたりと、様々な料理作りにも使える。
沢山果物が手に入った時には、フルーツチャツネ作りはお勧めである。