「リビングお料理クラブ」by id:CandyPot


昔から子供向け料理番組ってありましたよね。調べてみたら90年代の初期から始まっていたようです。もう 20年の歴史がありますから、きっと皆さん記憶があると思います。そんな番組をまねて、歌って踊っちゃうお料理クラブはどうでしょう。場所は、普通のキッチンでは狭いですから、リビングを使いましょう。


私も仲良しのみんなで、そんなことをして楽しんでいました。リビングでは料理の全てをやることはできませんが、うまくテーマを考えれば、けっこう色んなことができちゃいます。たとえばウインナソーセージを使った飾り切り。友だちのお母さんがこれの達人だったので、みんなでお小遣いを出し合ってソーセージを買ってその子のイエに集まりました。先生はそのイエのお母さんです。ライオンやヘビ、カバやペンギンさん。みんなでわいわいやりながら作りました。ウインナの飾り切りには、ただ切ったりつないだりすればできるものと、切った部分を炒めて反り返らせて形にするものがありますが、この時やったのは炒める必要のないシリーズ。それでもたくさんの形を作ることができました。


私のイエでやったのは、金魚の形をした餃子作りでした。中に入れる具はあらかじめ母が作っておいてくれました。それをリビングに持ってきてもらって、みんなで包み方を教えてもらいながら包みました。この時はうちの母が先生でしたが、母も金魚の形の包み方は覚えたてで、ここをこうして、あれ?ちがった、こうだった、なんてちょっと悪戦苦闘。笑い声の絶えないお料理クラブになりました。包み終わった餃子は、母が子供の味覚に合わせた洋風仕立てのスープで水餃子にしてくれました。それをみんなでいただいて餃子パーティー。楽しかったです。


女の子の一大イベント、バレンタインの前にもみんなでわが家に集まって、チョコクッキー作りをやりました。生地作りからリビングのテーブルでやったので、粉が飛んだりしてけっこうあたりが汚れてしまいましたが、生地を伸ばしてハートの型に抜いて、うちの母に焼いてもらっている間にみんなでお掃除。そういうのもまた楽しい時間でした。バレンタインと言っても子供はお父さんくらいしかあげる人がいないので、ラッピングする分だけ残して、あとは試食会という名のお茶会です。これも楽しいイベントでした。


別の友だちのイエでは、ホットケーキ作りをやりました。ホットケーキミックスを使わずに作る本格派。やはりリビングのテーブルが会場で、この時の先生役はそのイエのお姉さんでした。このお姉さんもテレビの子供向けお料理番組を見て育った世代ですから、作りながら歌って踊ります。私たちも一緒に当時はやっていた歌を歌いながら作って、楽しいお料理クラブになりました。この時は焼くのもホットプレートを使ってリビングでやらせてもらいました。焼きながら食べて、お好み焼きみたい。楽しかったですよー。


こんなふうに、大人や年上の人が協力してくれるなら、リビングがすてきなお料理クラブの部室に早変わりです。家族だけでやってもいいですし、仲良しのイエ同士持ち回りで開くと、さらに楽しくなりますね。材料費や終わった後の片づけなどいくつか課題はありますが、きっと楽しいイエ・イベントになると思います。


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