アジアンな素材が活きるインテリア作りコンテスト
「アジアンな素材が活きるインテリア作りコンテスト」
さてさて、「人力検索」質問ページでのはじめの語らいは、今日からスタートの“イエコト・ミシュラン”#071です。今回のお題は、「アジアンな素材が活きるインテリア作りコンテスト」。たとえば、ヨシからできたスダレ、い草の敷物をはじめ、日本の夏を涼しく過ごさせてくれるインテリア素材ってありますよね。ほかにも、竹や葦、薄い和紙に天然ニスを塗った水うちわなども思い出します。それを日本だけでなくアジアンまで広くとらえて、アタや籐、ヘンプ(麻)やヤシといった天然繊維などの素材で、湿気が多く暑い夏に快適な知恵が活きるインテリアを教えてくださいませんか? もちろん、手作りのプランでもOK! アジアンな素材の視覚プラス機能的な涼しさが得られるアイデアだとうんと素敵ですよね。今回も自由に発想をふくらませてみてください。みなさまからのメッセージを楽しみにお待ちしています!
“アイデア・タイトル”
「竹のカゴを吊り下げ花器にして涼感を」by hazama
“メッセージ”
先のゴールデンウィークにわが家でひらいた「初夏のお食事&交流会」。先日も、フラワーアレンジメントを仕事にしている友達が緑の活け込みをしてくれたお話を書かせていただいたのですが、そこで思いがけないしつらいが生まれたのです。それが上の写真。これは、窓辺に吊り下げた緑と花の風景です。私からのあらかじめ、「窓辺には吊り下げて飾って欲しい」とリクエストしていたのですが、当日彼が現れて「あ、吊り下げの花器を忘れてきた!」。「えー!?」と不服そうな顔をすると、「何か下げられるものないかな〜?」と部屋を物色しはじめました。そして「コレいいんじゃないの?」と見つけてきたのが、私が夏の着物でお出掛けの時によく使う竹のカゴ。大きめで、手提げもついていて、なるほどいいかも。
そこで、ちょうどいい大きさのプラスチックのフードストッカーに水を入れて、持ち手にワイヤーを通して梁に吊り下げました。ミツバツツジ、コデマリ、シャクヤクをワサワサと活けてくれて、こんな感じに。予定よりずいぶん大きな活け込みになりましたが、とてもお気に入り。
この竹のカゴがこんな花器になるなんて……ケガの巧妙ですw 持ち手で簡単に吊り下げられるというのも肝でした。もちろん、サイドテーブルなどに置くかたちで活けるのもいいですよね。ほかにも、普段はワインボトル入れにしているアタの万能カゴや、小振りの竹カゴで、夏のお部屋にみずみずしい緑とともに涼感を演出するしつらいを考えてみよう。あ、先だって気に入って入手した、竹を編んだ小振りのバスケットも、ひらいて置いて何かチャーミングな夏のインテリアに活用できるかも!
夏の編みカゴって、持ってお出掛けとともに、とても手軽にインテリアに活用できるアイテムなんですね。この夏、いろいろ挑戦してみたいと思います♪
※今回の「人力検索」ご投稿は6月6日(月)正午で終了とさせて頂きます。
※今回のピックアップ賞は6月7日(火)に「イエはてな」にて発表いたします。
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