「初夏の緑の和風スイーツ二題」by id:MINT


まず、ずんだ餅バニラアイス添え。材料は(2人分)、


白玉粉 100g
枝豆 100g(茹で上げて豆だけを取りだした物の重量。冷凍でも可)
砂糖 大さじ2
練乳 大さじ1
塩 少々
バニラアイス ディッシャー1すくい×2


ずんだ餅のお餅は半づきとすることも多いみたいですが、アイスと合わせますので、ここは白玉粉で作りましょう。白玉粉をボウルに入れて、水を少しずつ加えて耳たぶくらいの硬さに練ります。水はだいたい半カップ前後かな。量よりも固さで決めてください。しっとりまとまったら4等分。丸めて真ん中を指でくぼませてください。沸騰したお湯に入れて、浮いてきたら冷水にとって冷まし、引き上げて水気を切っておきます。
あんは、豆の薄皮を取り除き、フードプロセッサーに入れて、砂糖、塩、練乳を加えてガーッとやれば、あっという間に出来上がりです。練乳を加えているところがポイントですね。これはアイスとの味のつながりをよくするためです。
白玉のお餅を器に2つ。お隣にバニラアイスを盛り付け、お餅の上にずんだ餡をかけて出来上がりです。


次は、抹茶餡の水まんじゅう。つるんとした涼しげな食感と新茶の香りが楽しめます。材料は(10個分)、


水まんじゅうの素 50g(商品名『露草』。葛や寒天が配合された水まんじゅう用の粉です)
砂糖 150g
水 400ml
白こし餡 100g
抹茶 小さじ1
生クリーム 小さじ1.5


この水まんじゅうは、ゼリーのように型に入れて冷やし固めます。そのための適当な型を用意してください。探すと「水まんじゅう用カップ」なんていうのも見つかります。
抹茶餡は、白こし餡と少量の水(分量外)で溶いた抹茶、生クリームを合わせて作ります。なめらかになるまでよく練ってください。冷蔵庫で冷やして固くして、10等分に丸めておきます。
おまんじゅう生地の方は、まず乾いたボウルに水まんじゅうの素と砂糖を入れてよく混ぜ合わせておきます。
小鍋に分量の水を張り、その中に少しずつ粉を振り入れながら掻き混ぜます。粉に水を入れるのではなく、水に粉を入れる。これがこつです。
ダマにならないようによく掻き混ぜたら、木べらで掻き回しながら中火でゆっくり加熱。火が強いと沸騰前に鍋の縁にこびりつきます。沸騰してきたら弱火にしてさらに木べらで7〜8分、気長に練ってください。
出来た生地の1/4ほどを、スプーンなどですくって各カップに均等に入れ、餡を入れ、さらに残りの生地を均等に入れていきます。生地は熱いうちに注ぎきるのがこつ。粗熱が取れたら冷蔵庫で2時間ほど冷やせば出来上がりです。
こちらは10個分と多めの分量でご紹介しましたが、量が少ないと、生地を加熱しながら練る時に水分の蒸発が多くなりすぎて、うまくいかないんです。お友だちにもお裾分けするつもりでたくさん作ってくださいね。以上、涼しさが嬉しい初夏の、緑の和風スイーツ二題でした。


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