天然素材&天然木でお部屋の彩り方コンテスト

#068テーマ
「天然素材&天然木でお部屋の彩り方コンテスト」


さて、今日は“イエコトミシュラン”#068の語らいのスタートです。今回のお題は、「天然素材&天然木でお部屋の彩り方コンテスト」。インテリア関係で、こんなに絞り込んだテーマははじめてかも知れませんね。しかし、自然素材や木はきっと、〈イエはてな〉のみなさまのお得意分野! たとえば、コットン、麻、ウール、草木染めといった天然の心地よい味わいをもつファブリックをより魅力的にインテリアに活かすアイデア。天然木の木肌やナチュラルな質感、木や枝のカタチをそのままに楽しむインテリア。以前に別テーマで登場した、木の枝で作る洋服掛けのフックや、素敵なフォト・ツリーなども素敵でしたよね。今は天然木のよさが映える北欧スタイルのインテリアも注目されていますし、目にも手触りも気持ちよく楽しい天然素材のしつらいプランやコーディネートを考えてみませんか?また新たな着眼も生まれますように、みなさまからのメッセージを楽しみにお待ちしています!


“アイデア・タイトル”
「木とコットンファブリックで作る!ウィンドウ・スクリーン」by hazama


“メッセージ”

これ、今から作ってみようと思っていて、わが家の必要からプランしたものなんです。「ウィンドウ・スクリーン」というのは、ロール・スクリーンの応用形。私は部屋がシンプルに広く見えるフラット・カーテンが好きなのですが、もっとスッキリかつインテリア性をもたせたいと考えました。そこで、ロール・スクリーン状のフラット感、かつシーズンや気分でスクリーンを簡単に取り替えられるカタチのものを作りたいのです。素材はもちろん、木とナチュラル・ファブリック。

どんなカタチかというと、窓の大きさの布の上下に木のポールを通して、上ポールの左右を窓上に取り付けたフック(2段式の下の段)に掛けて下げる、という極めてシンプルな設計です。スクリーンを上げたい時は、下のポールを使って適当にくるくると折り上げるようにしてまとめ、ポールをフックの上の段に掛ける仕組み。スクリーンを半分上げる、上まで上げるなど、融通もききます。ロール・スクリーンのようにアタッチメントがないので微妙な操作は無理ですが(笑)。

材料はまず、DIYショップにある、直径2〜3センチ程度の円柱状の細い木の棒(もしくは角材の棒)。窓の幅に合わせてカットしたものを、スクリーン1枚あたり2本用意します。無垢の木肌のままでもいいですが、私は木肌を活かすタイプの天然塗料「オスモカラー」で茶系の色を塗ります。そしてスクリーンになるコットン素材の布。90〜110センチ幅程度の巻き布から選ぶ場合は、窓の幅に足りないのではぎ合わせる必要がありますが、マルチクロスなど幅の大きな布を使うとよりすっきり作れますね。窓幅サイズに布の左右をかがり、天地は窓サイズより大きめに切っておいて、上下それぞれにポールを通せるよう輪を作って縫って仕上げて出来上がり。すべて直線縫いで簡単にできます。

ポールを掛けるための2段フックも、適当な細い木の角材(ポールの端材でも)とクギで自作します。ポールを落ちないように掛ける鉤の字のカタチが2段あればいいので、こちらも直線の組み合わせだけで簡単に作れると思います。

この「ウィンドウ・スクリーン」は、もともとフラットなカーテンが目的ですが、インテリアとしての利点もあります。直線縫いのスクリーンが手軽に作れるので、シーズンや気分で簡単に掛け替えできること。春はコットン、夏は麻、冬はウールと、季節に合わせたナチュラル・ファブリックに。そして、カーテンのようにひだがなくフラットなので、大きくモダンな図柄もそのままファブリック・パネルの感覚で楽しめること。さらに、同じ布でソファクロスやクッションカバー、テーブルランナーなどを併せて作って、お部屋全体のコーディネートもできますよね。ファブリックの面積が広いですから、お部屋がガラリと変わるのも楽しい♪

見た目も手触りも心地いいお気に入りの自然素材のクロスや布を見つけて、ぜひみなさまもいかがですか? このスタイルで、窓のカーテンとしてだけでなく、少し小振りなサイズで壁掛けインテリアも簡単に作れますね。モダンだけど素朴な味わいのナチュラルファブリック・インテリアになりそうですw


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※今回の「いわし」ご投稿は2月28日(月)正午で終了とさせて頂きます。
※今回のミシュラン評価(ピックアップ賞)は3月1日(火)に「イエはてな」にて発表いたします。
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