「冬の暮らしの色」「冬の旬を味わう」「年末・お正月行事」

#060テーマ
冬の暮らしの色」「冬の旬を味わう」「年末・お正月行事


さて、今日は“リブ・ラブ・サプリ〜SEASON”#060のスタートです。今回のシーズン・サプリ、ひとつめのテーマは「冬の暮らしの色」。イエの中の色、お庭やイエを彩る植物の色、野菜やお料理の色彩……どんなものでも冬らしい色やあたたかく感じられる色をめぐって、楽しいサプリを教えてください。そして、いよいよ本格的に寒いシーズン到来ということで「冬の旬を味わう」。こちらも野菜から果実、魚介類など、冬ならではの旬の美味しい味わい方を。また少し早めではありますが、「年末・お正月行事」テーマでは、大掃除や大晦日、忘年会や新年会といった集い、年迎えの支度やお正月の過ごし方まで、年末・お正月のイエ行事をいっそう楽しくするプランを自由に考えてみてくださいね。今回もみなさまの素敵なまなざしが生きる季節のサプリを楽しみにお待ちしています!


“リブ・ラブ・サプリ〜SEASON”フレーズ
「広島の冬の特産物、広島菜と牡蠣の郷土レシピ」by hazama


“メッセージ”
広島の冬の郷土野菜で、意外に知られていない「広島菜」。広島出身の私は、この郷土の味をぜひお伝えしたいと思います。広島菜は、九州の「高菜」、信州の「野沢菜」とともに「日本の三大漬け菜」のひとつ。ですから広島土産として年中出回っているものに「広島菜漬」があり、これは召し上がったことのある方も多いかも知れませんね。かつては、生の広島菜も家庭料理の食材として、おひたしや炒め煮や白和えと親しまれていたようですが、収穫・出荷期が年末の1ヶ月程度と短いため市場に出にくいこともあって、生野菜として調理されることもほとんどなくなってしまいました。


今よく食されている広島菜漬は、幅広に切ってご飯に巻いたり、お茶漬けにしたり、少しの苦みとしっかりとした歯ごたえを楽しんでいただきます。今回は、全国的にも手に入りやすい広島菜漬と、これに相性がよいといわれている広島名産の「牡蠣」を使った料理を考えてみました。もっと郷土の味覚を大切に味わいたいねと、料理人の弟に相談しながら考案したレシピ2種です。


【牡蠣めしの広島菜漬和え】
「牡蠣めし」はそのものが広島の代表的な郷土料理。材料は、まるごとの牡蠣と米、お好みで冬の根菜やきのこ。それらを和風出汁、しょうゆ、みりん、酒で炊き込みご飯にします。しょうゆは、最近広島の名産品になりつつある「牡蠣しょうゆ」(オイスターソースとは違います)を使うと、より風味よく仕上がりそう。炊き上がった牡蠣めしに、広島菜漬を刻んで、混ぜ合わせて出来上がり。牡蠣の旨味に漬け菜のパリパリとした爽やかな食感がプラスされ、菜の鮮やかな緑色も食欲をそそるご馳走ご飯になると思います。


【牡蠣と広島菜漬のお雑煮】
広島のお雑煮のベースは醤油のおすまし。大根、金時ニンジン、ゴボウ、など冬の根菜を小さめに切ってたっぷり煮ます。そこにメインの牡蠣をプラス。焼いたお餅を入れてお椀に盛り、さらに食べやすい大きさに切った広島菜漬を上からトッピングして出来上がり。牡蠣の濃厚なお出汁がきいたアツアツのお雑煮に、冷たい青菜漬をのせて、新鮮な味わいを楽しめるのではないでしょうか。


私も、冬の地元特産である牡蠣と広島菜を組み合わせ、旬の根菜もたっぷり食すことができるこれらの料理を今冬の楽しみにしたいと思っています。みなさまにも、特に広島菜漬をぜひ一度味わっていただきたいです!


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※今回の「いわし」ご投稿は12月6日(月)正午で終了とさせて頂きます。
※今回のピックアップ賞は12月7日(火)に「イエはてな」にて発表いたします。
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