イエコト・ミシュラン

ミシュラン
「抱き枕で涼む」by id:sumike


蒸し暑い夜、風が弱くて窓を開けても部屋の中まで入ってこない、
そんな時に、まず部屋の窓とドアを開けて風の通り道を作ります。
そして扇風機を自分に向けてではなく、部屋の外!に向けてまわします。
そうすると部屋にこもった暑い空気が出て、代わりに窓から外の涼しい風が入ってきます。
扇風機の風を直接浴びるより、ずっと爽やかな自然の風を感じられます。


また、夏の寝苦しさの最大の原因は、じっとりと出る汗。
これを解決するには「抱き枕」がいいんです。


夏用の抱き枕で竹夫人(ちくふじん)というものがあります。
これは竹で編んだ一メートル〜一メートル半ほどの長さで直径二十センチほどの筒状の籠です。
中が空洞になっていて風通しがいい上、竹の皮のひんやりとした触感もあいまって
寝苦しい暑い夏に抱きしめて寝ると気持ちよさそうです。
想像するだけで、ひんやりした青竹の感触が伝わってきます。
竹はひんやり感が長続きするのと、温くなってちょっと向きをかえると
その間に温まった部分はすぐに元の温度に戻ります。
しかし竹が体に接する部分は冷たすぎず、体の熱が奪われ過ぎることはありません。


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