「宇宙を吹く風、太陽風by id:C2H5OH


その昔、宇宙空間は何もない真空の世界だと思われていました。しかし1951年、ドイツの科学者ビヤマンという人が彗星を調査し、尾が太陽と反対の方向へと伸びていくことから、太陽が発しているのは光だけではない、彗星の尾を吹き流す「何か」も噴き出している、といったことを発表しました。
その説をアメリカのユージン・ニューマン・パーカーという科学者が、その「何か」とは電気を帯びたガスなのだという前提のもとに理論を構築。これが1958年のことです。
(パーカーの太陽風理論→
http://th.nao.ac.jp/~saigo/Lectures/meiji2009/Meiji2009/node33.h...)・・・続きを読む