「筋肉運動でフェイスケア・顔体操」by id:C2H5OH


顔も体の一部ですから、ボディケアに運動が欠かせないように、顔にも運動が欠かせません。筋肉をほぐし、血行やリンパの流れを良くして新陳代謝を促していく顔の体操は、シワやたるみやむくみを防ぎ、良い顔色を保っていく効果があります。女性はもちろん、日頃お洒落には縁遠い男にもお勧めしたいと思います。私もフェイスケアと聞いて「平介や?誰だそれは」と言った過去を持つ無粋な男ですが、顔体操だけは日頃から習慣にしています。


方法は簡単です。たとえば、
1.顔の中心に全ての筋肉を寄せるつもりで目をギュッと閉じ、口をタコ入道のように尖らせる。
2.顔の外側に全ての筋肉を広げるつもりで目を思い切り見開き、口を大きく開ける。
これをリズミカルに繰り返していきます。速度はゆっくりでいいですよ。手の平をぎゅっと握ってグー、パッと開いてパー、グー・パー・グー・パー、などという体操がありますが、ちょうど顔でそれをやるイメージです。筋肉をしっかり動かしながらやってみてください。
職場などで眠気が差してきた時に、ちょっとトイレの鏡でも見ながらこれをすると、表情が爽やかになるだけでなく、脳味噌もリフレッシュします。もちろん筋肉がほぐれているバスタイムに行うと最も効果的ですね。


声を出しても差し支えない場所なら、演劇でよくやる発声練習も効果的です。足を肩幅に開き、姿勢を良くして、まず満面の笑みを作ります。続いてそのにこやかな顔で、大きく口を動かしながら「あえいうえおあお」。
「あ」ならしっかり口を開いて「あー」。
「う」なら口を思い切りタコ入道にして「うー」。
「お」なら口の中にたっぷりとした空間を作って「おー」。
とにかくオーバーなくらいその発声に適した顔をすることが大切です。
普通の発声練習と違う所は、「あ」なら「あ」の顔を作ったまま、5秒から10秒くらいそれを保つことです。大声を出さなければいけないということはありませんから、鼻歌が歌えるバスルームなら、これもバスタイムにやってもいいですね。


ついでに舌体操もやってみましょう。まず上を向いて舌を真上に突き出し、舌を1秒間隔で右へ、左へ。メトロノームのようにカッチ・カッチ。これを10セットくらい。
次に前を向いて肩の力を抜き、舌を細く尖らせながら真っ直ぐ口の外へ突き出して3秒。そしてそのままの舌の形で口の中に引っ込めて3秒。これも出して入れてを10セットくらい。
次は舌を丸めるようにして真っ直ぐ前に出して3秒。そのままの形で口の中に引っ込めて3秒。これも出して入れてを10セットくらい。
これは顔の筋肉と言うより首筋のいい体操になります。


他にも色々な顔体操があると思いますが、どのような体操をやるにしても、最後は整理体操として、満面の笑みを作ってそのまま10秒。はい力を抜いて、もう一度笑顔10秒、はい力を抜いて、と数セット行って〆ます。


こうして顔の筋肉を積極的に動かしていくと、フェイスケアになるだけでなく、表情が豊かになる、気持ちも軽くなる、滑舌も良くなるといいことずくめです。


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