「簡易大量ミニかまくら作り & 一度はやってみたいキャンドルロード」
by id:Fuel


「キャンドルロード」で検索するとたくさんの記事が見つかりますが、中でもこのページの写真を見て、なつかしさが込み上げてきました。
http://green-life.cocolog-nifty.com/kids/2007/03/post_9673.html
http://green-life.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/p104041...

子どもたちが作ったバケツでつくったキャンドルのスノータワーも大好評で、たくさんの方がその前で写真を取っていました。


これと全く同じ物を、私も小学生時代に作ったことがあるんです。作り方はとても簡単です。バケツにきれいな雪を詰め、押し固めて取り出し、中をほじってできあがり。
もっとも子供だけで火を使うと叱られますから、私たちが作ったのはキャンドルカバーとしてではなく、小さな「かまくら」を大量に作るアイデアとしてでした。こうしてバケツを使って大量のかまくらを作り、中に小さな雪だるまを入れて、やはりこの写真のようにそれを何段にも積み重ねました。通りすがりのおばあさんがそれを見て、
「まぁかわいい、お地蔵様みたい」


雪国のお地蔵様は野ざらしだと雪に埋まってしまうから、こんなふうに小さなほこらを作ってその中に納めてあることが多いのよ、それでもほこらごと雪に埋まってしまうけど、春になるとちょうどこんな姿で現れてきて、私たちはそれで春を感じたものなのよと話を聞かせてくれました。


最近の東京はほとんど雪が降らなくなり、降っても積もることは稀になってしまいましたが、今度雪が降ったら、ぜひもう一度この「大量ミニかまくら作り」をやってみたいと思います。
そして今はもう大人で自宅の庭なら火を使っても叱られませんから、それをキャンドルカバーにして、庭にキャンドルロードを作ってみたいと思います。
キャンドルカバーとして使う場合は、狭い庭で積み上げるといくら雪の中でも崩れた時が危険ですから、地面に一列に並べることにしましょう。ですからキャンドルを入れる分は、穴は横から掘るのではなく、上(バケツの底面だった側)から掘っていくと良さそうですね。


もちろん使うローソクカーボンニュートラルな(燃焼させても環境中で炭素が循環するだけでCO2排出量はプラスマイナスゼロと見なせること)植物性のロウでできた和蝋燭。お仏壇やさんでミニサイズの和蝋燭を見つけてまとめ買いしてきていますので、それを使います。
皆さんもイエ・キャンドルロードを企画されるようでしたら、ぜひ植物性のロウを使った和蝋燭か、植物由来の成分をハチがロウに転換した蜜蝋製のロウソクを使ってください。燃やすとCO2排出量を増やしてしまう石油を原料としたロウソク(一般のロウソクのほとんどはこれ)では、せっかくの自然の恵みの雪を愛でる意義が薄れてしまいます。


大雪で大変な地域の皆様方には心からのお見舞いを申し上げます。東京で雪が降らなくなったのも、今年の日本海側の豪雪も、同じ地球温暖化による気候変動が関わっていると思います。積極的なCO2削減で気候変動を少しでも食い止めていけることを願いつつ…。


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