端布から作り出す楽しさ!布リメイク・アイデアコンテスト

#051テーマ
「端布から作り出す楽しさ!布リメイク・アイデアコンテスト」


“アイデア・タイトル”
「帯や着物の古布を暮らしに――絹の彩りを味わう」
by ハザマ



“メッセージ”
写真は、古びて着られない状態だった着物と帯でリメイクしたものです。帯の一部、刺繍の部分を取って作ったテーブルランナーと古袱紗、そして夏の絽の着物からは、扇子入れとティッシュケースをお揃いに。いずれもいただいたものから、シミやスレが多かったのを、状態のよいところを取って作りました。
扇子入れ&ティッシュケースは小さいのでいくつも同じように作って、友達へのプレゼントにも出来ましたし、テーブルランナー&古袱紗は、この日曜日にひらいた〈寒の水〉お茶の会でも彩りになったんですよw


昔の着物は、織りや染めの意匠が素晴らしいだけでなく、おもに正絹というとても贅沢な素材で出来ています。今でも、あらためてシルクとなると高価ですよね。お手入れも簡単ではないので、生活の中からほとんど姿を消してしまっているように思います。
そんななか、古い着物類は美しい絹の宝庫! 着用には難あり、しかし捨てるには惜しいという着物がイエの箪笥やアンティー着物屋さんの端布・材料コーナーにいっぱいです。本当に貴重な素材は、ハギレでも値段が付くほどですが、多くは二束三文ですから破棄される運命にあって…それでは宝の山が台無しです。そこで、古布を使った小物作りなど、手作り好きの腕の見せどころになっているんですね!


布モノのリメイクで着物や帯のいいところは、解けばまっすぐ、まっ平らなところ。実に無駄のない造りになっているわけで、比較的大きなモノも作れるんですね。たとえば長いテーブルランナーや暖簾のようなもの、あるいは和のファブリックパネルとか。小物だけでなく、ぜひインテリアにも活かしていきたいものです。大胆に着物や帯を飾る、ジャパニーズ・シルクのインテリアへの活かし方は、むしろ欧米の人たちの方が新鮮なまなざしで上手かも知れません。私も着物を着て愛でることはもちろん、古い絹の着物の美しさをいかにお部屋や暮らしのなかで素敵に活かす手作りが出来るか、これからもっと腕を磨いていきたいと思っています♪


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※今回の「いわし」ご投稿は2月1日(月)正午で終了とさせて頂きます。
※今回のミシュラン評価(ピックアップ賞)は2月1日(月)に「イエはてな」にて発表いたします。
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