「クリスマスキャロル」by id:offkey


今年は映画化されてるようですが、冬、クリスマスにしみじみ読むといいなあと思うのはチャールズ・ディケンズの「クリスマスキャロル」です。強欲ななおじいさんのスクルージがクリスマスの前にみる光景を読んでいると、自分のことばかり考えていてまわりのことを慮らないのは結果として自分自身を孤独へと閉じ込めてしまうこと、幽霊がそうして教えてくれたことでスクルージは今までとちがうクリスマスを迎えることができるのです。
ディケンズのほのぼのとしたユーモアある文章で、深刻にならず、生きていくことに大切なことをさらりと示してくれるのもこの寒い時期にほっと暖かくなるようです。・・・続きを読む