「風呂敷に教えられた和のすばらしさ、そして風呂敷活用からはじまるエコライフ♪」by id:MINT


最初に風呂敷の話題がでたのは、「和を楽しむ」がテーマだった時の、この投稿だと思います。

id:vivisanさん「和布で包む!」
http://q.hatena.ne.jp/1178686750/91877/

風呂敷ににた布は世界各国でもありますが、てぬぐいもいろんなことに使えます。
どちらも折りたためばコンパクトになるというのがいいです。
MOTTAINAIキャンペーンが始まってから、私はどこにでかけるときも風呂敷を1枚しのばせておきます。
ホント重宝します。着物のバッグは小さいですので、お買い物をしてしまうとはいりきらないのですが、風呂敷の包み方をいろいろ勉強して、ショルダー風にしたりとか手提げ風にしたり、いろいろ試してみてます。ホント便利!


この風呂敷のツリーは、折りたためばコンパクトというところが注目されて、普段マイバッグを持ち歩かない男性陣も絶賛でした。ここから色んないわしで、風呂敷の活用が盛り上がりました。


イエコトミシュラン#002「イエにあると便利な折りたたみ式のモノ」
id:Oreganoさん「風呂敷です!!」
http://q.hatena.ne.jp/1195447672/126905/
コンパクトに畳めて泥棒さんにも最適(笑)。


◆“リブ・ラブ・サプリ〜FORTUNE”#036「包む・結ぶ」
id:iijimanさん「旅行荷物、服を風呂敷に包んで圧縮」
http://q.hatena.ne.jp/1247633703/225145/
かさばる衣服などを風呂敷に包んで圧縮。鞄の中で衣類が散らばるのも防げて靴下の一方が行方不明なんていうことも防げる旅慣れた人の技。


id:iijimanさん「風呂敷に包んでお中元を届ける・・・やってみたい」
http://q.hatena.ne.jp/1247633703/225034/
こっちでは弁護士さんがかさばる裁判資料を風呂敷に包んで便利に使っている話題から(id:kumonoyouniさん)、一家に一風呂敷一生運動(id:fwapさん)のよびかけまで、風呂敷談義で大盛り上がり。


そして極めつけはこれですよね。
◆夏休みスペシャル“エコ・ルポ”「あなたが計画・実践・体験したエコ・アクション」
id:TomCatさん「仲間内で風呂敷普及キャンペーン実施・ポイントは風呂敷のサイズにあり」
http://q.hatena.ne.jp/1219380594/181096/

1 人が使用するレジ袋は、なんと年間約230枚にも及ぶそうです。そりゃそうですね。スーパーで、コンビニで、ほぼ毎日、レジ袋を手にしない日はありません。しかしレジ袋の原料は石油資源です。1枚のレジ袋に消費される石油資源は、原料と製造に要するエネルギーを合わせておよそ18.3ml。これだけのガソリンがあれば、燃費のいい車なら500mは走るでしょう。つまり、省エネだ、温暖化防止だと徒歩や自転車で買い物に行っても、レジ袋を数枚もらえば、もう車で買い物に行ってレジ袋は要りませんと言って帰ってくるのと同じことになってしまうわけです。

ほぇぇぇ。レジ袋1枚に使われる石油で、燃費のいい車なら500mは走る!原付なら何キロ走れるでしょう。

そこで風呂敷をエコバッグとして使おう仲間内キャンペーンです。風呂敷なら畳んで持ち運べますから、仕事帰りに買い物をしたい勤め人にもピッタリです。


キャンペーンに先立ち、エコバッグとして使う風呂敷の最適なサイズを考えてみました。スーパーのカゴの中に風呂敷を広げ、そこに買った物を入れ、結んでカゴから出して持ち帰る。この動作を何度か実際に買い物をして試してみた結果、最適な大きさは二四巾(約90cm角)という結論に達しました。

これで私も目が覚めました。実はこの投稿がある前から風呂敷を使い始めていたんですが、家事としての買い物はかさばる物が多いですから、ちょっと風呂敷じゃ小さいなぁと思っていたんです。包むには十分なんですが、レジ袋の便利さであるたっぷりした持ち手が確保しにくいのが、風呂敷の欠点だなぁと思っていました。でも風呂敷にも色んなサイズがあるんだと知って、これは目からうろこ。
おかーさーん、おっきい風呂敷ないの?と聞いたら、あるんじゃないかなと探してくれたのが、紅白のおめでたい風呂敷でした。ほんの20年前は引出物っていったらこういう風呂敷に包むのが普通で、どこの家の引き出しにも5〜6枚はストックがあったものよとのこと。その中にありました、約90cm角。


畳んでみました。畳んでしまえば、サイズの小さな風呂敷とほとんど変わりません。大きさは、フワッとしている状態で札入れの財布程度。これならポケットに入れても楽々です。



これで私のお買い物ライフがとても便利になりました。包み方もとても簡単なんですよ。ネットを調べると色々な包み方の例が見つかりますが、一番簡単なのは、隣り合わせの角同士を結んでしまうこと。



お分かりでしょうか。普通の風呂敷包みは対角線上の角同士を結び合わせますが、マイバッグにする時には、隣り合った角同士を結び合わせて袋状にするんです。



あとは、結び目同士を合わせて持つだけ。手の出演は弟です(笑)。
レジ袋に比べて持つ所がふんわりソフトなので、重い物でも楽々。レジ袋の持ち手にハンカチを巻いて持っている人がいますが、風呂敷ならそんなことしなくても手が痛くなりません。
また、レジ袋は箱の角などで破れやすいですが、風呂敷ならそんなことありませんから、この耐久性もうれしいですね。



片方の結んだ輪の中にもう一方をくぐらせると、こんな感じ。腕に下げて使いたい時にこうします。


風呂敷の便利さがわかったので、私も風呂敷普及キャンペーンをすることにしました。千代紙みたいなかわいい猫模様の布があったので、それを使って手製の風呂敷を作って友だちにプレゼント。大きな布はきれいに畳むのが大変なので、ざっくり畳んでつっこめば見栄えよくまとまる専用袋も作って添えてみました。
風呂敷、もっと流行らないかなぁ。一度使ってみると、マイバッグより便利な点がたくさん見つかります。見かけが古くさい、かっこよくないと思う人もいるかもしれませんが、逆にそれを個性として生かしていったらすてきだと思うんです。むしろこれからの若い女子は、奥様スタイルとして定着しはじめたマイバッグより、個性的な風呂敷じゃないかなぁと思います。


風呂敷は、部屋をすてきに変身させるインテリアとしても使い道が広いですし、コレクションしたくなるようなすてきな物がたくさんあります。忘れかけていた、というより、そういうものに接することなく育ってきた私に和の美と知恵と文化を教えてくれた風呂敷に、いえ、そのことを教えてくれたイエはてなファミリーの皆さんに、本当に感謝しています。


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