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「十五夜と十三夜:芋名月と栗名月」by id:Lady_Cinnamon
昨年のいわしでid:watenaさんから、十五夜(中秋の名月)の後に十三夜(後の月)があることを教わりました。十五夜に続き、十三夜を愛する人と共に過ごすという慣わしです。
“リブ・ラブ・サプリ〜SEASON” #018
>http://q.hatena.ne.jp/1220416952/183182/#i183182
今年の旧暦の9月13日はハロウィンの前日の10月30日なんです。西洋カボチャのお祭りの前日に、しとやかな日本の十三夜を迎えるというのも、今年は2度美味しい年回りなのかもしれません。
さて、十五夜は芋名月、十三夜は豆名月や栗名月と呼ばれていることもありましたね。折角ですので、今回のテーマでもお芋だけでなく、お豆や栗も話題にしてもらおうと思いました。
我が家の今年の十五夜は、お芋を蒸して茶金にしたお団子。十三夜は庭の「栗太郎」から僅かばかりにとれる栗の実を、初物として頂こうというプランをたて、イエの中でもお月見気分を味わえる工夫を考えました。
そこで、気は早いのですが、今年は玄関の秋用風景を、十三夜に見立てることに決まり、早速飾ってみました。
ススキはまだ伸びきっていないので、五穀豊穣を願って身近なイネ科の草、猫じゃらし(エノコログサ)を徳利に挿し、団子の代わりに我が家の「栗太郎」の栗イガを盛ってみました。思いつきで並べたイエ・モノたち。豊作祈願だけでなく、玄関に秋の情景がめいっぱい漂います。