「夏の健康&夏の味覚 ツルムラサキを活用しよう」by id:tough


ツルムラサキは東南アジアが原産ですが、中華でもよく使われています。日本では最近、園芸作物として人気がありますから、ベランダ菜園などで作っている人もいると思います。実は私も苗を買ってきて今年から育てているのですが、これが意外な健康野菜であることを知りました。
ツルムラサキの栄養ですが、ビタミンCやカロテン、鉄分やカルシウムなどが豊富で、これらはホウレン草のそれを上回るのだそうです。また夏バテや疲労回復に役立つビタミンB群にも恵まれています。さらにツルムラサキには独特の粘り気がありますが、この粘り成分は先のいわしで夏バテを防ぐと紹介されていた「ムチン」です。夏が旬のツルムラサキですが、これは夏の健康管理、夏の健康作りに最適な野菜だったんですね。
ではこの健康野菜ツルムラサキの活用法の一端をご紹介しましょう。仕事で中国山東省出身の方とお会いした時、私がツルムラサキを育てていますと言ったら、山東省では夏になるとニンニクと炒めて毎日のように食べるとのことで、作り方を教えてもらいました。さっそく作って食べてみましたが美味しいですよ。
1.まずフライパンに油を入れ強火で熱して、みじん切りしたニンニクを炒めます。
2.続いて適宜の量の豚バラ肉を入れてカリッとなるくらいまで炒めます。かなり油が出るので余分な油は切ります。
3.長さ4cmくらいに切ったツルムラサキを入れてサッと炒め、塩、酒、醤油、コショウなどで味を調えて完成。
炒めすぎないのがコツです。ツルムラサキと豚バラは2:1くらいの割合。豚バラ100gならツルムラサキ200gという感じです。夏バテ防止に最適なスタミナおかずとしてぜひどうぞ。美味しいですよ!!
もちろんさっと茹でてオカカをかけておひたしに、あるいはゴマ和えも栄養があっていいですね。ツルムラサキは6月〜9月初旬くらいにかけてが収穫期で、盛夏は旬真っ盛りです。季節の健康作りは旬の野菜から。夏が旬のツルムラサキを、皆さんの健康にぜひ役立ててください。


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