リブ・ラブ・サプリ〜SEASON

レンゲソウでお料理」by id:TinkerBell


イエはてなのダイアリーに、ハザマさんがスミレを使ったレシピを紹介されていますが、
レンゲソウもエディブルフラワー、つまり食べられる花の一種なんです。
まず、食べても安全なスミレソウを見つけましょう。
レンゲソウは田んぼの緑肥として使われるほか、牛さんの飼料にも使われます。
牛に食べさせるために作っているレンゲソウなら、きっと変な薬はかかっていないと思います。
食べても安心なレンゲソウが見つかったら、まずゼリーを作りましょう。
花だけをとって、よく洗ってサッと熱湯にくぐらせます。
よく水分を切って、レンゲの蜂蜜と赤ワインをほぼ同量混ぜた物に三日ほど漬けておきます。
これでゼリーを作ります。
たとえば4人分なら粉ゼラチン10gを大さじ4杯の水に振り入れ、10分ほどふやかしておきます(ゼラチンに水を加えるより水にゼラチンを振り入れる方がうまくいきます)。


レンゲソウを漬けておいた蜂蜜ワインを薄めて好みの甘さにしたものを500ml(ただしゼリーになると甘さが抑えられますから、作りたい甘さの二割増くらいの甘さにします)。
これを50〜70度くらいに温めて(アルコールが苦手な人は一煮立ちさせて飛ばしてから冷まします)ゼラチンと混ぜてゼリー液とし、
人数分のグラスを用意して7分目くらい流し入れます。
これを冷やし固めた物の上にレンゲソウの花を置き、さらにゼリー液を流し入れて固めればできあがり。
ワイン風味のお花のゼリーです。
ワインを白やロゼにして色を調節してもかわいいのが作れます。
レンゲソウはどっさり摘めると思いますので、色々試して好みのゼリーを作ってくださいね。


レンゲは葉を野草として使うこともできます。
食べ頃はつぼみがまだ小さいころ。このころなら細い茎も食べられます。
たっぷりの水に重曹ひとつまみを入れて茹でて冷水にとり、固く絞ります。
あとは胡麻和えにしたり味噌和えにしたり。
出し醤油などで和える時は、ただかけるだけでなく、ちょっと手で揉んでください。
これも野草です。お野菜と違う強さを持っていますから、このくらいやって味を馴染ませた方がいい感じになると思います。
お味噌汁の実にしてもいいですよ。
茹でて絞った葉の上に味噌汁を注ぐだけです。煮る必要はありません。春の香りの味噌汁です。


あとはてんぷらもいいですね。
花と葉っぱにそのまま衣を付けて揚げてしまいます。
からっとかわいいお花のてんぷら。
春は他にも食べられる野草がいっぱいですから、色んな材料を揚げて楽しんでみてください。